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2005年03月29日
個人面談
今朝の朝刊に同門の後輩の水口先生が大きく取り上げられていた。
「水口先生は普通に寝ている状態で歯ぎしりの回数を計測する装置を
米国の大学などと開発した。
イスラエルの医療機器メーカーが既に欧米で販売し、日本でも近く販売を始める。
水口助手らは、この装置で治療の有効性を調べる臨床研究を計画している。」
素晴らしい発明だ!歯軋りは私たち歯科医師の共通の悩みのたね!
今までは患者様の家族などからの聞き取りに頼る事が多かったが
この装置が日本でも発売されれば今までより正確に歯軋りを計測することができる。
でもそれより開発した水口先生には幾らの貰えるのか?
他人の財布が気になる私であった。
昨日から私は当院のスタッフ一人一人と個人面談を始めた。
今まではボーナス時に常勤のスタッフとしか1対1で話をしていなかった私だったが
チームリーダーとしてチームメンバーに指導しないといけない立場だということに
今更ながら気が付いて今時分の個人面談となった。
まずは「スタッフからの要望、希望、悩み、問題点」などを聞き出して
誉める点は誉める、ねぎらう点はねぎらう!
そして指導する点は指導する!最後にこちらからの要望を言う!!
その時に目標設定用紙も読書感想文の感想も頭に入れた上に
前回の個人面談の話を踏まえてバランスよく話をすすめる。
そういった手順で手際よくスタッフ面談を進めようと考えてはいるのだが、
なかなか理想通りには進まない。
コーチング、コーチングと言っても私はコーチングの本をほとんど読んだことも
セミナーに参加したことも無かったのだと今更ながら気が付いた。
しかしこの「個人面談」はやってよかった、本当に素晴らしい!
最近毎週行なっている「ミーティング」も毎日の「終わりの会」も
素晴らしい結果を出してくれているのだが、この「個人面談」も本当に素晴らしい。
何が素晴らしいかというとスタッフから改善点や問題点などの意見が次から次に出るのだ。
人間はお金だけが目的で働いているのでは決してない!
仕事にやりがいを持って患者様に喜んでもらうことを自分の生きがいにしている
スタッフが当院には本当に多いことに私自身大変喜びを感じる。
院長がスタッフの意見に耳を傾ける!スタッフに大きな仕事を任せてみる。
院長がトップダウンで指示を出すだけでなくてスタッフが自ら考えて行動する。
当院は間違いなく変化を始めている!
私自身も間違いなく加速をつけながら変化を始めている!!
投稿者 nakano : 22:23 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月28日
抜歯は敗北か?
私たち歯科医師は、患者様の健康な歯を1本でも多く、1日でも長く
健康な状態で機能させることを一つの目標にして日々頑張っているつもりだ。
しかし今日来られた2人の患者様には考えさせられた。
お一人目は歯周病の状態が凄く進行していて今日一日で4本の歯の抜歯となった方。
歯を抜く「抜歯」は私たち歯科医師にとっては敗北であると常々思っていた。
しかし今日の患者様は「今まで歯がグラグラしていていつ抜けるか心配だった!」
「前歯の形もこの仮の入れ歯の方が前よりきれいでうれしい!!」と言ってくれた。
抜歯をした後の嫌な感情がふっと軽くなった。
私たち歯科医師は少しでも患者様の歯の健康を維持するのは当たり前ではあるが
単に持たない歯をいたずらに長引かせるだけが患者様の喜びでは決して無い。
必要な抜歯は決して敗北ではないのだ。
お二人目は他院で3本の抜歯を宣告されて入れ歯になると診断されたのだが
お友達の助言で他の歯医者でもう一度相談をと当院に来院された。
診断した結果、歯周病が進んでいる上に、歯の根っこの先に大きな膿が
貯まっている。通常であれば抜歯の診断は誤っていないと思った。
しかしその3本の歯を抜歯するとかみ合わせが崩壊してしまうので
私としては3本全て根の治療のやり直しと歯周病の治療を行なって
全て残す方針を説明した。
歯を1本も抜かないで治療しますと私が言ったとき本当にうれしそうな表情をされた。
しかし私の感情は複雑だった。
後から歯を入れる困難さに歯を残す決定はしたが本当に治療はうまくゆくのか?
その患者様がこれから時間もお金も当院に投資して得る結果が
「やっぱりダメでした!」じゃ患者様は納得されない。
私たち歯科医師はいつも揺れ動く感情を持ちながら診断と治療を繰り返している。
絶対はありえない!私たちもいつも診断を悩んでいるのだ。
投稿者 nakano : 22:19 | コメント (2) | トラックバック
2005年03月27日
大阪セミナー
朝起きて驚いた!
日が燦燦とさしている!
「遅刻だ!!」
「どうして起こしてくれなかった!」と朝起こすのを頼んでもいない妻に悪態をつく!
言ったそばから後悔した!
最悪!人間としても夫としても最低!!
今日は大阪で実習主体のセミナーに申し込んでいた。
9時半開始のセミナーだが起きたのは8時半!どう計算しても間に合わない。
それにひどい二日酔いで朝から顔が真っ赤の上にパンパンに腫れている。
とにかく顔を洗い着替えてタクシーを飛ばして岡山駅に急ぐ。
妻が荷物に入れてくれた朝食のドーナツなど気持ちが悪くて口にできない。
キオスクでエビアンを3本買って取りあえず胃の中に残ったアルコールを
薄めて体に水分のみ補給!
げー!新幹線の自由席無茶混み!吐きそうな気持ちを抑えながら
何とか新大阪まで到着した。
今日は新大阪のY先生の診療室で咬合治療で有名なA先生とU先生を
講師としてお招きしてスプリント中心の実習セミナーだった。
セミナーの内容はとてもわかりやすくこれなら明日からの診療に
即応用できると遅刻したことも忘れて喜んだ。
Y先生の診療室もさすがにDr.ビーチの流れを組んだ診療室。
和のテイストに溢れた個室形態はもちろんのこと、カウンセリングルーム
が4部屋には驚いた。11年前に開業したとは聞いたが今でも最先端をゆく。
残念だったのは折角のお昼のお弁当、漬物しか手を付けることができなかった!
勿体ないが仕方が無い!懇親会ではウーロン茶で乾杯した!!
O先生ごめんなさい!遅刻すること妻に電話するように頼んだのですが
留守番電話に繋がって連絡取れなかったみたい!
投稿者 nakano : 23:36 | コメント (4) | トラックバック
2005年03月25日
ホワイトコート
少し前にクラレという歯科材料のメーカーから
ホワイトコートという歯のマニキュアが発売された。
このマニキュアは歯科医院専用で歯科医師がマニキュアを
塗るのだが発売数ヶ月前より私はこのホワイトコートの発売を
首を長くして待っていた。
当院でホワイトニング治療を受けて歯が今より白くなっても
理想の白さは手に入れることができなかった。
ラミネートベニアは興味はあるけれど金額面で折り合いがつかない。
そういって悩まれる方は沢山いらっしゃる。
その方が手軽に歯のマニキュアによって白い歯を手に入れることが
できたなら多くの歯の色で悩まれる方が救われる。
私はずっとそう思ってホワイトコートの発売を楽しみにしていた。
しかし新発売のホワイトコートのパンフレットには
「このマニキュアはあくまで応急的な短時間の仮の処置!
歯の白さを患者さんに知ってもらいホワイトニングやセラミック治療に
つなげましょう」と言う言葉が書かれていた。
応急的な仮の処置が数万円なら当院の患者様にお薦めするわけには
いかない!と強く心に思っていた。
今日いつもお世話になっている歯科材料店の営業マンの方が
自分の歯の前歯4本をホワイトニングコートの治療をしていて
「先生、見てください!」と言われて驚いた。
自分の体を張ってまで当院に情報をもたらしてくれる姿勢には
感動したが
「あなたの歯の白さ、ムラができていて自然な白さではありません!残念!!」
診療後、岡山大学歯学部の第20期生の卒業謝恩会に出席!
岡山大学歯学部同窓会会長という立場での出席のため
一番前の席で祝辞も岡山県歯科医師会会長のK先生の後という重責。
何を祝辞で話そうかとこの1ヶ月間考えていたのだが
私たちの大切な後輩となる60名の卒業生を前に
私は今までで一番の失敗した体験を話すことにした。
「失敗は決して敗北ではありません!決してあきらめないで下さい。
あなたが克服できない失敗は決してありません!!」
「失敗を恐れる余りにチャレンジをしないという選択はやめましょう。
あなたの人生をより輝かせるためにチャレンジしましょう!!」
と本当に心を込めて話しをした。
果たして私の話は卒業生の心に響いたのだろうか?
投稿者 nakano : 23:10 | コメント (4) | トラックバック
2005年03月24日
笑顔に自信が持てない理由
「笑顔に自信が持てない!」とカミングアウトした私は
「どうして私は自分の笑顔に自信が持てないのか?」を知る旅に出た。
旅と言っても自分の過去にさかのぼる旅!私の過去を振り返って
現在の自分を見つめなおそうと言う旅だ。
この旅はお金も時間もかからないのでお薦めなのだが
方法は簡単!自分の生まれてから今までのアルバムを引っ張り出してきて
過去の写真を順番に見るだけのことだ。
行き詰ったときは自分の過去を振り返ればいい。
過去の積み重ねで今があるからだ。
「私はいつから笑顔がなくなったのだろう?」
昭和38年に岡山市で誕生した私は、今の歯医者の前の実家で
ニワトリに囲まれて幼少時代を過ごした。
その当時の写真は私はどの写真でも満面の笑みを浮かべている。
虫歯で悩んでいた小学校の途中から私の写真から笑顔が消え始めていった。
中学時代の写真では笑顔半分、むすっとした表情半分!
驚いたことに高校時代の写真では私の歯を出した笑顔の写真は一枚も無かった。
当時ガタガタの歯並びと極度の虫歯に自分の口元に大変コンプレックスを
持っていた私の顔から笑顔は全く消えていた。
大学に入り矯正を始めてからは私の笑顔は他人の笑いを取るような笑顔に
変わっていった。
卒業アルバムの私の笑顔はまるで今流行のお笑い芸人のよう!
心から笑っていないピエロのような笑顔!
そして今、42歳の私の笑顔。。。。。
こうなれば「今まで誰も知らなかった中野浩輔の過去と現在」を完全公開しよう!
思い切って私の最も恥ずかしい写真「成人式でのパンチパーマ」も公開します。
私の歯科医院のサイトで私の過去と現在とカミングアウトします。
やはり自己開示は信頼を勝ち取るためにも大切です。
投稿者 nakano : 21:18 | コメント (2) | トラックバック
2005年03月23日
父性の指導、母性の指導Part2
私は父性の指導(父親のように厳しく厳格に管理して指導すること)が苦手で
母性の指導(母親のように包み込むような暖かく見守る指導)
しかできないと自分で思っていたのだが、
それは大きな間違いだった。
私は父性の指導も母性の指導も全くできていなかった!
院長の私はスタッフに対して余りにも任せっきり!放ったら貸し状態になっていたのだ。
これは私が同窓会や歯科医師会の役職についてからだからかなりの長期間になる!
私はチームメンバ-である大切な当院のスタッフに対して
ほとんど何も指導らしき指導を行なっていなかったことが明るみにでてしまった。
任せたら!任せっきり!後から確認もチェックも行なっていなかった。
PDCAサイクルで言う、PLAN ー計画を立てて、DOー実行するーまでは良かった。
後のCHECKー確認、とACTIONー改善を行なっていなかったために
このサイクルは全く回っていなかったのだ。
私は永遠に回り続けているように錯覚していただけだった。
院長の私が誉めたり叱ったりの反応も
スタッフに対する確認も連絡ないと、人間は普通悪い方に考える。
「例えば自分は信頼されていないのだろうか?」
「当院にとって私は必要な人材ではないのだろうか?」
「院長は私のことを嫌っている!」
しかし私は父性もだめ、母性もだめとなると
中間のニュ-ハーフで責めるしかないか?
何てバカな独り言を指導ができない歯医者は呟く!
「でもあんた自分の医院のスタッフに対してろくな指導さえできませんからーー!
残念!!」
「昔タイのニューハーフに入れ込んでいた田舎の歯医者!斬り!!」
今日のスタッフミーティングは「なかの歯科サ-ビマニュアル」について!
当院の人間性も技術も笑顔もバツグンの衛生士MとSの発表。
「記憶に残るなかの歯科のサービスを提供しよう」何て
うれしい事を言ってくれる。
まだ間に合う!当院の素晴らしいスタッフの力を合わせれば
当院が、いや院長の私自身が生まれ変わるのは時間の問題だ。
「拙者!この年になってまだ自分の笑顔に自信がありません、切腹!!」
投稿者 nakano : 22:00 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月21日
歯科医院地域一番実践経営塾
今年も遂に始まった歯科医院地域一番実践経営塾に参加するために
昨日は私を含めて当院からは計4名で大阪に向かった。
ここで言う歯科医院の地域一番とは患者様にとって地域で一番素晴らしい
歯科医療サービスを提供する歯科医院であり、
歯科医院で働くスタッフにとっては地域で一番仕事のやりがいのある歯科医院を指す。
昨年末で船井総研を退職して独立した岩渕先生のセミナーは実践的でとても
役に立つのはもちろんだが、全国の前向きな歯科医院の院長先生やスタッフと
知り合いになりお互いに競う事は医院の成長を加速させる。
今回のゲスト講師には東大阪の領木誠一先生。
3ヶ月に一度行われるこの経営塾は1年コース!
最後の第4回目のゲスト講師を何とこの私が引き受けている。
今年の実践塾のゲスト講師は大阪から2名、そして岡山から2名選ばれた。
他の先生から話を聞いて初めて気が付いたのだが
4名のゲスト講師はもしかしたら同じ学年かもしれない。
図ったな!岩渕先生!
こりゃー大阪VS岡山の仁義無き戦いになるな!!
でも大阪のお二人の先生は既に全国的な知名度で全国で活躍されている。
与えられたチャンスを生かして私なりに精一杯頑張りたい。
2時間と言う限られた時間の中で領木先生が何をどの位の
分量で話をされるのか?大変興味があった。
結果凄い先生だった!歯科医師と言うよりは経営者。
歯科医院のネットワークの構築もISO9001の所得も
当院のこれからの大きな課題でもあり、こうして領木先生と
知り合いになれた事は私にとっても当院のスタッフにとっても
ラッキーだったと素直に喜ぶ。
しかし領木先生の話「東大阪からロケットを打ち上げるぞ!」と言うくらいに迫力があった。
帰りの新幹線では岡山陣営のO先生といっしょに今後の戦略を練るのであった。
しかし私が先日申し込んだセミナー講師をするためのセミナーにO先生も
申し込んでいるとは?
二人が力をあわせれば決して負けることは無い!!
しかし大阪勢に勝つためには「笑い」をとるか「感動」を選ぶか?
悩みに悩む夜であった。
投稿者 nakano : 14:22 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月18日
今朝の日経流通新聞の
今朝の日経流通新聞の記事の中で
大きく「開業医のマーケティング」が特集されていた。
開業医達がマーケティングに目覚め始めた。
医療費改革が進む反面、勤務医の開業が増えて競争が
激化しているからだ!と記事は始まる。
歯科医院のフランチャイズも大きく取り上げられていた。
横浜市に本拠地を置く「OOMORI」は歯科のフランチャイズを進めている。
とうとう歯科医院でも始まったフランチャイズ!
この歯科のフランチャイズでは接客の基本を「OOMORI10か条」として
スタッフに徹底的にマニュアルで教え込むらしい。
「ホテルやレストランと同等の水準を確保するための
接客マニュアルを作った」とジェネラルマネージャーは豪語する。
現在提携医院は都内で6箇所、年内にはさらに20箇所が増える予定だそうだ。
フランチャイズと聞くとコンビニを連想するが、本部は必ず儲かっても
フランチャイズ店は残酷物語では、どうしようもない。
歯科医院でもとうとうマニュアルを使わないとホテルやレストランと
同じレベルのサービスが提供できないのかと?寂しく思うも
サービスのみでなく儲けの出し方もきちんと教えて貰えるのだろうか?
この「OOMORI10か条」どこからか手に入らないものだろうか?
Yahoo!オークションで検索してみよう!!
私は日経流通は購読していないのだが、複数の私の友人から
FAXやメールでこの記事の存在を教えてもらった。
持つべきものは友!友の有り難味が身に染み入る。
今日から当院では診療終了の最後に「終わりの会」を始めた。
副院長のO先生の提案だ。
終わりの会では一日の反省と共にうれしかった事をスタッフ皆が共有した。
持つべきものは優秀なスタッフ!有り難味が本当に身に染み入った。
投稿者 nakano : 23:44 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月17日
母性の指導と父性の指導
当院の患者さんからメールでクレームを受けることも珍しくはない。
苦情はチャンスの時!と当院のクレドには書いてはいるが
記名のメールならまだしも無記名のメールで、きつい苦情を言われると
打たれ弱い私は結構へこむ!
とりあえず改善しないといけない点は直ぐにでも改善しようと
「受付回りに集まって私語をしないこと」
「昼のブリーフィングが始まる2時20分にはテレビを消して
気持ちを切り替えて診療に望むこと」
「患者様がまだ診療室にいらっしゃるのに気を抜かないこと」
などの注意を朝のブリーフィングで話し出した。
冷静に慎重に話そうと思っていたのに話しているうちに
どこからか押さえる事ができない怒りがこみ上げてきて
途中から感情的な話し方になって後からとても後悔した。
しまいには思ってもいないのに
「当院の医院理念に合わない者は辞めてもらってもいい!」
何てニュアンスの言い方すらしてしまった。
『スタッフ一人一人はとても大切な一員で皆の力を合わせてチームで
頑張ってほしい』と言うつもりが、どこでどう間違ったのか?
怒りをスタッフにぶつけても決してスタッフの心には響かない。
本当は誉めて、教えて、それから叱っても、決して怒ってはいけないことは
充分承知しているつもりだが、まだまだ私は人間ができていないようだ。
スタッフの指導には母性的に見守って育てるタイプの指導と
叱って怒って厳しく指導する父性的な指導がある。
真のチームリーダーはこの母性と父性と両方をうまく使い分けなければならない。
私は実は余りスタッフを叱ることができない。
その場で、特に患者さんの前では決してスタッフには注意はしないで
後から呼んで注意をするようにしてきたつもりだ。
しかし母性の指導だけではスタッフが充分育たないように最近悩んでいる。
私が理想としている歯科サービスが提供できる歯科クリニックを構築するためには
私自身が父性的な指導方法を習得するべきなのであろう。
しかしその前にスタッフ一人一人と向き合って話をする時間をとるべきなのだろう。
チームリーダーがいてチームメンバーがいる。
チームリーダーの一番大切な条件は誠実なこと。
スタッフから愛される人間性豊かなリーダーに私がならない事には当院の明日はない。
投稿者 nakano : 21:30 | コメント (1) | トラックバック
2005年03月16日
衛生士学校実習連絡会
今日は本当にバタバタした一日だった。
昼のスタッフミーティングを途中で抜け出しデザイン事務所との打ち合わせ、
その後歯科医師会館で6年に1度の保険医の講習会!
急いで帰って診療に合流!最後まで診れないで衛生士学校の
実習連絡会に出席。
午後の診療はほとんで出ることが出来なくて、留守を任せているスタッフの
頑張りが会議中もとても気になった!!
(ちゃんと当院の医院理念に沿った診療が果たしてできたのか?
多くの患者様に喜んで頂けるプロとしての対応ができていたのか??)
スタッフを信頼していないわけではないが、院長の私がいないときこそ
当院の底力、スタッフの実力が発揮されると思っている。
果たして結果は??
某衛生士学校の実習連絡会はさすがに岡山を代表する歯科医院の
院長先生の凄い面子が集まっていた。
新規の実習先もさすがあそこを選んだか?と唸る選択で
この衛生士学校はこれから爆発的に飛躍すると感じた。
パワフルな先生が関与している衛生士学校は必ずパワフルになる。
その臨床実習のマニュアルがとてもよく出来ていて感心した。
例えば
「イメージトレーニングは充分できていますか?
あなたの言動が先生やスタッフの皆さん、そして何より患者さんの心に響いていますか?
失敗はあなたにチャンスを与えてくれるのです、くよくよしてはいけません。
何がいけなかったか真摯に受け止めましょう。
そして必ず問題の解決策をあなた自身で考えましょう。
自然に出来るところまで頑張りましょう。
さあ、ほんの少しの勇気を持って最初の一歩を踏み出しましょう!」
とマニュアルには書かれている。
素晴らしい!当院の歯科助手の養成にそのまま使用したい。
新しい選任の先生に私がよく知っているK先生が選ばれていた。
素晴らしい人はやはりどこからも声が掛かるようだ。
今年の授業の打ち合わせがしたかったのだが
その後で合流する予定の同窓会の理事会が控えていたので
早々に衛生士学校を後にした。
今日一日で私は一体何時間の診療をして何時間の会議に出席したのか?
ご飯くらいはちゃんと人間らしく食べたい!!
投稿者 nakano : 23:57 | コメント (2) | トラックバック
2005年03月15日
インプラントイマジネーション
先日の日本審美歯科協会の話の続き!
日本を代表するインプラントの権威の先生の特別講演を聴いた。
見せて頂いた症例は全てが12年とか15年とか長期の症例ばかりだ。
成功例ばかりではなくて、ありがたい事に失敗例も見せて頂けた。
その先生が「インプラントは難しい!歯科医師としての総合力が問われる!!」
と言われたセリフが心に残った。
そうだ、インプラントには口腔外科の知識だけではなく、歯周治療の知識
咬合の知識、全ての歯科の知識が必要になるのだ。
その歯科のインプラント治療にも歴史がある。
ブレードタイプといって板状のチタン製のインプラントは今でもたまに見かける。
サブペリといったタイプは最近10年間はお目にかかった事は無い。
セラミックのインプラントはたまーに目にする。
それは自ずから過去のインプラントの多くが失敗して除去された事を意味する。
しかしブローネマルクがオステオインテグレーションといって
骨とチタン製インプラントの結合を見つけてからインプラント治療の成功率は
格段に上がった。
私がインプラントを始めたのは京セラが日本でPOIというオステオインテグレーションの
インプラントを発売した年だった。
13年間で300本程度の症例数は、4000本、5000本の先生から見れば
まだまだひよっ子だと思われる。
今日下顎に3本のインプラントの植立をした方は6ヶ月前に当院で
骨を増やす手術を行った(垂直的に頬舌的に歯槽提増大術を行ったのだ)
GBRという膜を外すときれいな新しい骨が出来ていて感激した。
PRPと言う多血小板血漿を作るのもスタッフは手馴れたもので
当院のインプラント治療もやっと次のステージに上がったとうれしく思った。
愚かな者は自分の経験からしか考えられない!賢い者は過去の歴史から考察する!
私が学ばないといけない歴史とは一体何なのだろう?
投稿者 nakano : 20:34 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月14日
キャスタブルセラミックス
昨日、日本審美歯科協会の記念学会の帰りに新幹線のなかで
抄録集を読んでいると「キャスタブルセラミックス」の演題が目に入った。
今時キャスタブルセラミックスなんて時代遅れだよな!
原宿デンタルの山崎先生も言っていたように
「多くのの審美歯科の材料がこれまで登場して、そして多くの材料が消えていった!」
キャスタブルセラミックスは所詮過去の材料だよと私は心のなかで呟いた。
キャスタブルセラミックスはセラミックスを高温に熱して鋳造といって
型に流し込んで作るテクニックだ。
8年ほど前は多くのメーカ−から色々な製品が発売されていた。
しかし最近ではコンピューターを使ったCADCAMといった新製品等に
押されっぱなしで、ほとんど市場でのニーズは失われていた。
しかし今日数年ぶりに当院に来院されたA さんのお口の中には
その私自身が時代遅れと笑ったキャスタブルセラミックスが多く入っていた。
そのキャスタブルセラミックスはまぎれも無くこの私が8年前に入れたものであった。
その内の1本が外れてバラバラに壊れ、新しくセラミックスを入れなおす治療のために
Aさんは当院に来院された。
私は橋を叩いて渡るほどの慎重さと、新しいものにすぐ飛びつくいい加減さを
併せ持っている。
今はオールセラミックスのプロセラが強度や信頼度で一番と
多くの患者様に薦めている私も、8年前はキャスタブルセラミックスが
素晴らしいと多くの当院の患者様に薦めていた。
今や世界のオールセラミックスの流れはジルコニアがキーワード!
日本の審美歯科は許認可の関係で世界と比較して遅れていると
あの山崎先生も嘆かれていた。
自分行った治療はいかに時代が移り変わろうと
自分が最後まで責任を取るのは当たり前だ。
8年間来院されなかったAさんが今日8年ぶりに当院に来院されたのも
「お前いい気になるなよ!」と神様が私を戒めてくれたのだと本気で感じた!!
投稿者 nakano : 21:40 | コメント (3) | トラックバック
2005年03月13日
日本審美歯科協会
昨夜は本を読んでいて夜中の1時半までは覚えているが
いつのまに眠ってしまったのだろう?
今朝は福岡の学会に参加するために6時半に起こしてもらう。
昨日と今日、福岡の国際会議場で日本審美歯科学会の創立20周年記念学会が
開催された。本当は土曜日から参加したかったのだが
衛生士学校の謝恩会があったために、日曜のみの日帰り出席となった。
朝一の新幹線で福岡入り!今日の福岡も朝からとても寒い。
しかし福岡国際会議場は暑く燃えていた。
今の歯科界の審美歯科の高まりを感じるように会場は座るところが無いくらいの
満席御礼!3000名の参加者は凄いとしか言いようが無い。
韓国や台湾からの参加者も多く、さすがに福岡はアジアの玄関と感心した。
今日の日曜の目玉は日本を代表する6名の先生の記念講演。
インプラントの河津先生、包括歯科治療の筒井先生、歯周補綴の下川先生、
JIADSの小野先生、インプラントの榎本先生、
そしてあの原宿デンタルの山崎先生!
今の日本の審美歯科、インプラント治療の先端を行く先生方の講演は
本当に素晴らしく早朝から早起きして参加した甲斐があったとうれしく思った。
しかしいつも思うことながら九州出身の先生方は暑い!
風光明媚な岡山の歯科界とは温度差を本当に感じてしまう。
下川先生も小野先生も岡山に同窓会の講演会で岡山へお呼びしたことがあるのだが
素晴らしいテンションで一気に聴衆をひきつける魅力を益々感じてしまった。
圧巻は、やはり山崎長郎先生!
すぐ目の前で山崎先生が話をされて(2列目のど真ん中で聞いた!)
先生の息遣いまで感じるところで同じ時間と同じ空間を共有した私は
正直しびれてしまった。
本物は凄い!本物はやはり凄い!!私も本物になりたい!!!
興奮しながら会場を後にするとタクシーの長蛇の列から私の名前を呼ぶ声を聞いた。
勉強家のO先生はやはり福岡まで参加していた。
O先生との不思議な「ご縁」を感じながら、いつかこの場所で発表してやると
タクシーで会場を後にしながら心に誓うのであった!!
投稿者 nakano : 22:03 | コメント (0) | トラックバック
ヒロシです!!
ヒロシです!
今年のバレンタインデーは4個のチョコを貰いました。
当院のスタッフと、妻と、娘と、義理の母親からでした。
スタッフのチョコを独り占めして食べていた私の銀歯がボロッと取れました。
まだそのままです!!
ヒロシです!
お正月に上海に歯科医院の見学に行きました。
上海はさすがに物価が安く、日本で買えば3万円はする
GUCCI(グッチ)のシャツを約3000円で見つけました。
お得なお買い物をしたと喜んでいたのですが、日本に帰ってからよく見ると
GUCCI(グッチ)ではなくてCUCCI(クッチ)と書かれていました。
ヒロシです。
昨日私は42回目の誕生日を迎えました。
一部スタッフには33回目の誕生日と、嘘をつきました。。。。
ヒロシです。。。
ヒロシです。。。
投稿者 nakano : 01:26 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月12日
ホワイトニング土曜日!
ブログを始めてから当院にホワイトニングを希望して来院される方が本当に増えた。
今日、初診でホワイトニングを希望して来られた方だけでも3名がいらした。
1人はお隣の県からわざわざ来院されたドクター○○先生!大丈夫です。私頑張ります!安心して下さい!!
3月中にあなたの笑顔を数倍ステキに変えて見せます。
お二人目は某大手車のディーラーにお勤めの方!某私が尊敬する歯科医院の院長先生からのご紹介!
先生の医院でもホワイトニングしているでしょ!!
私の所が早いからとわざわざ患者さんのことを親身に思い、当院に紹介して頂くふところの深さに感激!!
3人目は他の友達より歯が黄色いと悩むあなた! ごめんね!本格的なホワイトニングは15歳を過ぎてから頑張ろうね!
あなたが15歳になる頃にはもっと効果的で結果が素晴らしいホワイトニングの
テクニックができているからね。もうちょっと待って!!
でも今の小学生ってインターネットで情報を集めるのね?
私が小学生のときは蝉取りやメダカ取り、ザリガニ取りに興じていたのは
いつのことやら!時代はどんどん変わるのね?
ホワイトニング悲喜こもごも!!
診療後、某歯科衛生士学校の謝恩会に出席!!
私が授業を受け持った1年半前と見違えるように誰もが輝いていてビックリ!!
この37期生は私が授業を始めて受け持った思い入れ深い学年。
その学生さんが今日無事卒業して社会に、私達の歯科界に旅立つことを
私は本当にうれしく思う。
いつもお説教じみた話しかしていなかった私は
37期生の全ての学生に贈りたい言葉がある。
「夢と目標を持って頑張れ!!」
君達には素晴らしい未来が待っている!歯科界を素晴らしく変えるためには
あなた達歯科衛生士の力が必要なのだ!
昨日「3年B組金八先生」を涙ながらに見た私は自分が金八先生に
なったつもりで今日卒業した全ての学生に呟くのであった。
「夢と目標を持って頑張れ!!」
投稿者 nakano : 23:24 | コメント (0) | トラックバック
歯医者の誕生日
3月11日は岡山の歯医者 私の42回目の誕生日だった。
朝からスタッフに「今日院長のお誕生日ですよね!」と言われて
覚えていてくれたと、一人うれしさに笑顔が止まらない。
他のスタッフからも「聞きましたよ!院長今日お誕生日ですって!」
と言われて、「そうよ!とうとう40代の仲間入りをしてしまった!!」
と既に2年前から40代の仲間入りをしていて
今年、後厄の私は高らかに嘘をつく。
中1の娘がお小遣いから私の誕生日のプレゼントを買ってくれたことも
本当にうれしかったし、久しぶりに妻と二人だけで誕生日のディナーを
食べにいったことも良い記念になった。
いいじゃない!誕生日って!!思ったより。
しかし何だかんだ言っても、年は誤魔化せないもので私も既に42歳。
男性の平均年齢を考えると、マラソンで言えば既に折り返し地点はとうに過ぎている。
後の人生を輝かせるかどうかは今までの私の人生を基にしながら、これからの私の
努力にかかっている。
42年間、私は多くのかたの支えで今日がある。
人は決して一人では生きてゆけない。今まで出会った全ての人に感謝しながら
今年は今からどんな素晴らしい出会いがあるか想像するだけでワクワクしてくる。
両親にも、家族にも、当院のスタッフにも、当院の患者様にも
私の友人にも、当院をバックアップしてくれる歯科材料店や
歯科機材メーカーの方にも、ご近所の方にも
本当に感謝しながら、誕生日を迎えたことをうれしく思う。
男の仕事の一番脂肪が乗り切っているのは40代であろう。
42歳と言う年齢をハンディと思わず
「あんたはどうしてそんなに元気なの?」とあきれられるように
自分の中のリミッターを外して常識破りに頑張っていきたい。
投稿者 nakano : 01:10 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月10日
歯医者の早起き
先日の「がんばれ社長」の武沢先生のセミナーで強調されていたことは
「朝の3時間は大変貴重!朝の時間を制するものが成功する。」
「最後に笑うためには、いかにモチベーションをマネージメントするべきか!」
人は皆平等!あのホリエモンでもこの私でも一日は同じ24時間しかない。
その24時間を生かすも殺すも自分次第。
半年前は本の執筆のために5時や6時に起きていた私も気温が下がるにつれ
就寝時間は遅くなり起床時間もそれに伴って遅くなっていた。
そもそも夜型人間の私は早寝早起きは、ちと難しいし、ちと辛い!
しかしせっかくの武沢先生のセミナーから一つでも二つでも吸収しようと
今週の目標の一つに「早起き」を上げた。
月曜、火曜、水曜と惨敗した私は昨夜も読みたい本があって
就寝時間は夜中の2時を回っていた。
それが今朝は何と5時に目が覚めた。
3時間の睡眠時間とはナポレオンだ!と喜ぶ場合ではなかった。
○○が痛くて痛くて、自然と目が覚めてしまった。
○○が痛いとは。。。早朝から超ブルー
しかし仕事は順調!さすがに早起きは三文の徳かと感じていた。
こうなれば健康も大切だとしばらく足が遠のいていたスポーツクラブに
往診が終わってから行こうと荷物をまとめていた。
「今日は久しぶりに体重計に必ず乗る!現実から目をそらさない!」
「パーソナルリーダーシップのテープをバイクに乗りながら聴き始める!!」
「思い切って苦手なプールにも挑戦するためにゴーグルを荷物に入れる!!!」
スポーツクラブに行くことを決めたなら不思議な事に
やりたいことがどんどんと出てきた。
ウォークマンも体操着?もゴーグルも水着も完璧に準備した私は
スポーツクラブの玄関に着いて唖然とした。
「本日はメインテナンスのため休業します!」
そこには大きな張り紙が張り出されていた。
夜になっても超ぶるー!!
投稿者 nakano : 22:10 | コメント (2) | トラックバック
2005年03月09日
NTTタウンページ
今日のお昼に院内ミーティングを行っていると
NTTタウンページの担当の方が「今年のタウンページはどうしますか?」
と当院に来院された。
タウンページの広告料はとても高い!
今出しているD4という規格の4分の1ページでフルカラー物が
毎月44800円、年間で537600円!!
タウンページに広告を出すと50万円が飛んでゆくのだ!
当院では新患の患者様がどうして数ある歯科医院のなかから
わざわざ当院に決めて来院されたのか?アンケートを取っている。
その結果、タウンページを見て来院される方は毎月2人もいない。
費用対効果をマーケティングの視点から考えると大変悪く
いますぐにでも廃止すべき広告なのだ。
しかし当院の最大の弱点!は立地がわかりにくいことなので
(辺鄙なところにある歯医者と何度も同業者に言われた!)
タウンページには大きく地図を掲載している。
デジタル時代、光ファイバーがどうのこうのと言っても
岡山では未だにホ−ムページから来院される患者さんは
都市部に比べて比率が低いのが現状だ。
ここはまず敵を知ろう?とタウンページの担当者が置いていった
他府県の歯科医院のタウンページ広告に目を通す。
しかし驚いた!他府県は法律ギリギリ、いや法律を大きく違反している広告が溢れていた。
似顔絵あり!インプラントやホワイトニング審美歯科の文字は出しまくり!
資料請求はこちら!○○学会会員も書いた者勝ちになっている。
話を聞くと歯科医師会会員ではない先生は、歯科医師会からのお咎めが無いので
何でもやってくれ状態になっているらしい。
こうなってくると高い歯科医師会の会費を払い
タウンページもおとなしい文章を書いた反応が取れない正直者がバカを見る!
医療法の医療機関の広告規制は現状に応じて緩和するべきでは
ないのだろうか?
投稿者 nakano : 21:21 | コメント (4) | トラックバック
2005年03月08日
歯のホワイトニング新パンフレット完成!
できた!やっと完成した!!
歯のホワイトニングの新パンフレットが今日当院に届いた。
思えば遠い道のりであった。
今までのパンフレットも悪くはなかったのだが歯のホワイトニングを
もっと日本で広めたいと考えている「ホワイトニング伝道師」の私は
今までに当院でホワイトニングを行った方からのメールや手紙の声を集めて
新しく『ホワイトニングストーリーパンフレット』を数ヶ月前から
デザイン事務所の方と共に作っていた。
そのパンフが今日やっと完成した!
今回の私の要求は厳しくて、3つのホワイトニングにまつわるストーリーを
修飾するような若い女性が好むイラストの多様!
パンフの形も今までに無い形ではあるが、誰でもが手にした事がある
CDケースと同じ大きさの正方形!
色、イメージに関しては何度も何度も打ち合わせと修正を繰り返した。
ホワイトニングそのものではなくて、ホワイトニングを行った後の素晴らしさ、
あなたが手に入れるだろう幸せを形に表したイラスト!
最低限知ってもらいたい内容は全て織り込んだつもりだ。
「あなたのきれいな歯をプロデュースする。
ステキな笑顔をバックアップすることが
私達の願いです。」
当院の審美歯科ホワイトニングのキャッチコピーも表紙に掲載した。
今まで私はこの様なホワイトニングに関する物語(ストーリー)を
中心としたパンフレット、それもイメージを膨らませるイラストを多用した
パンフレットを見たことが無い。
作製段階では20代、30代の女性から何度も感想を言ってもらって
修正、修正を繰り返した。
そのパンフレットがやっとできた。
明日から当院の受付でホワイトニングを希望される方に配布したい。
ホワイトニング販促グッズ第2弾、第3段として
当院オリジナルのホワイトニングポスターも制作している。
このポスターも「こだわり」を入れまくっている。
今までのように白人の女性が白い歯を出して微笑んでいるが
ホワイトニングって何をするのか全く見当も付かないイメージ重視の
ポスターでは決して無い。
ターゲットを絞って、そのターゲットにアピールできるようなホワイトニング
ポスターを作っている。
岡山からホワイトニングの波を全国に向けて発信したいのだが
一番心配なのは私のセンスが果たして本当にいいのか悪いのか?
壮大なプロジェクトは最後は私のセンスで受けるかこけるかが決まるのだ!!
投稿者 nakano : 21:45 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月07日
歯医者の月曜日
昨日は睡眠時間ゼロでフラフラになりながら
車で備前から岡山駅まで移動!岡山駅の駐車場に車を止めて
新幹線でセミナー会場の寝屋川へと向かった。
日本歯科経営協会代表の坂井先生の経営改善セミナーに参加するためだ。
セミナー開始の40分前に開場に着いた私はいつもの様に一番前に席を取る。
昨夜は一睡もしていなうえに酒だけはガンガンに残っている。
このままでは一番前で大いびきをかいて眠ってしまうかも?と
いう私の心配は杞憂に終わった。
坂井先生のセミナーはとてもわかりやすくテンポもよく4時間のセミナーに
よくまああれだけの情報を詰め込んだものだと感心した。
素晴らしい!凄い内容のセミナーだった。
酒井先生は先日ジェームススキナーの9ステップのセミナーに参加されたらしいが
以前より一段とパワーアップされていた。
当院も毎朝ロックをかけて踊りながらスタッフ全員とハイタッチをしたい!
昨夜は何とか自宅で無事就寝!睡眠時間をきちんと取ったつもりが
朝起きると果たして今日は何曜日?とボケていた。
やはり中年の寝不足はよくない。体調管理には気をつけよう。
午前中に尊敬する「目からうろこの」Y先生から電話を貰った。
Y先生は既に歯科医師向けに本を3冊を出されていて
後2冊の本も年内に発行予定らしい。セミナー講師としても有名だ。
私達家族にとっては巨大タラバガニや巨大ボタンえびで
お世話になっている?先生だ。
私が同業者向けの本を出したことを大変喜んでくれたうえに、アドバイスとして
「先生が本を出したことで必ず足を引っ張る同業者の先生が出てくるが、
今から2,3年本気で頑張り続ければ先生の頑張りを認めてくれる先生も
多くなってくる。決して負けるな!!」
「先生はこれからはもっと本を書いたり、セミナーの講師をするべきだ!」
と暖かい言葉をかけてもらった。
坂井先生といいY先生といい関西圏には
他人思いの素晴らしい心をもたれた先生が大変多い。
お二人とも他人から奪うより他人に与えるステージに既に立たれている。
今年の私の目標として「回りの人に何かを与えることができる人間、歯科医師を目指したい!!」
投稿者 nakano : 21:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月06日
セミナーで合宿
土曜日の診療を私だけ早めに切り上げて
晴れの国非凡会の合宿のために国宝の閑谷学校に向かった。
この晴れの国非凡会は「がんばれ社長」のメルマガで有名な
武沢信行先生を囲む岡山の学びの会である。
第1回の非凡会に出席して武沢先生の暖かい人柄に触れた私は
土曜と日曜の合宿を大変楽しみにしていた。
遅れてはならないように早めに会場についた私は会場の閑谷研修センターで
あの人やこの人と『縁』を感じる出会いをするのであった。
シンクロニシティって本当にあるのだと感慨に耽る。
しかし出会いまでは良かったのだが、進行や段取りが大変悪く
開始時間が大幅に遅れたために、2時間の予定の武沢先生の講演も
時間が押して60分少々と物足りないものとなった。
限られた時間ではあったが、最後に笑う社長の条件として
「いかにうまくモチベ−ションをマネージメントするべきか?」
朝の3時間は重要、フランクリンコビーの手帳の使い方など
心に染み入る情報が満載で参加してよかったとその時は思った。
しかし一番に申し込んでいた武沢先生の個別相談は時間切れで
開催されなかった所から私の悲劇は始まった。
ここは研修施設であるためにお風呂にはタオルも石鹸もシャンプーもない。
入れたはずのタオルが私のバッグに入っていなかった。
しかたなく今まで着ていたTシャツで体を拭く、髪もTシャツで拭く。
汗臭いのは仕方がないとあきらめる。
髪を洗ったのはやはり失敗だったとすぐに後悔した。
夜遅くまで懇親会いや飲み会が続いたのだが、団体でのお泊りなので
部屋割りを「いびきをかく人」と「いびきをかかない人」で私達のグループは分けていた。
私は「いびきをかかない人」グループに入ったのだが慣れないアルコ−ルに
神経が尖ってしまったのか?いつまで経っても眠りにつけない。
そうしているうちにどこからか大いびきが始まった。
「おいおい!ここはいびきが無い部屋じゃなかったの?」と思うのも束の間、
一人のうちはまだ良かったいびきであるが、たぶん皆が大酒を飲んだせいか?
いびきは一人から二人、三人とこだまする様に伝染していった。
アルコールで目が冴えて、いびきでより一層眠りにつけない。
まんじりともせずに朝を迎えた私は、今日は午後から大阪のS先生のセミナーに
参加する予定を思い出して「絶対セミナー中に寝てしまう!!」
と朝から大変ブルーになるのであった。
投稿者 nakano : 21:31 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月04日
歯医者のメルマガ
今日は私が院長をしている歯科医院のメールマガジン「ビタミンデンタル」の発効日!
担当は当院のIT歯科医師Y先生(彼のコンピューターの知識はピカイチ!)
「ビタミンデンタル」は読者の方の心と体、そしてお口の中にまで
ビタミンのように働く歯医者のメールマガジンを目指している。
http://www.nakanodent.com/mm/00.html
ちなみに「ビタミンF」の作家 重松清は私と同じ昭和38年岡山県生まれ。
年収は桁違いに向こうの方が上だが、外見の若さではかなり私の方が上と
思っているのだが、果たしてお金と若さどちらが重要なのか?
とにかくメールマガジンは最近ではブログに押されているし
まぐまぐのメルマガも既に発行飽和状態となっていて
なかなか読者数が増やせなかったり休刊するメルマガも多い。
そして歯医者でメルマガを発行しているところはかなり少ない。
毎月の発行でも結構準備が大変なのだ。
しかしメルマガはまぐまぐなどの発行スタンドを利用すればほとんど
無料で情報を多くの方に届ける事が可能なのだ。
日本歯科医師会がああなって歯科医師の地位や名声が限り無く
地に落ちた今日本全国の歯科医師が立ち上がって
歯科からの情報発信に努めるべきだと私は考えている。
今日の「ビタミンデンタル」も副院長のO先生のコラムなど
とても気合が入っていて「すげーー!!」と感心してしまった。
私のコラムは昨日ちゃらちゃらと書き上げた短い文章のために
えらそうに歯科からの情報発信とは言えない代物だ。
やはりここはねんかんスケジュールを立てて
歯医者のウェーブサイトとメールマガジンとブログの
三位一体説を唱えながら決定的な結果を出してゆきたい。
http://www.nakanodent.com/mm/00.html
投稿者 nakano : 20:42 | コメント (0) | トラックバック
大学病院
診療後、往診から早く帰り大学病院に出かける。
今年度の非常勤歯科医師の派遣を関係医局の教授にお願いするためだ。
手ぶらでは何だからと、近くの白十字でシュークリームを一番大きな箱に
入れられるだけ入れてとお願いした。
大きなケーキ屋さんの紙袋を抱えたまま、大学病院のエレベーターに乗り込んだ。
2階から大学病院の歯科医師の先生らしき人が二人乗ってきた。
私にはもちろん挨拶もなしで目線もくれない。
二人とも昔のベッカムのような後ろに波立つヘアースタイルをしているが
患者さんの目には果たしてどう映るのか?白衣も不潔に見えるぞ。
某大学病院は医学部と統合して生き残りを賭けているはずだが
本当に大丈夫か?えらそうにしている場合ではないぞ!!と大変心配になる。
(中年のおじ様の大きなお世話ではあるが)
しかし医局を訪れると多くの医局員の先生は一生懸命仕事に取り組んでいて
少し安心する。
さっきエレベーターで会った人はきっと歯学部の学生さんなのだろう!
まさか歯科医師免許は持っていないよな?と都合のいいように解釈する。
教授との面談も無事終わり、大学病院の前の泰山堂書店に向かう。
この書店では私が出した「非常識な歯科医院経営」の本を置いてくれているのだ。
歯科の本の所には平積みで10冊ほどの私の本が置かれていた。
私はこの場所に私が書いた本を置くために今まで頑張ってきたのかもしれない!
私が学生時代そして卒業後、この泰山堂には何百回と通った事だろう。
素晴らしい歯科の良書との出会いがこの本屋のなかで何回となく行われた。
それだけ思い入れが深い書店なのである。
感慨にふけっている私の横に、いつの間にか美人の店長さんが来ていて
「先生の本、よく売れていますよ!」
と暖かい言葉をかけてくれた。
泣くほどうれしかった。。。
投稿者 nakano : 07:55 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月02日
ウエディングドレスは白い歯で!
スタッフ:「院長、寝不足ですか?」
私:「おや、よくわかるねー!」(私に関心を持ってくれて少しうれしい)
スタッフ:「顔、腫れてますよ!!」
私:ガーーーン!(顔これ以上大きくなったらどうすんの?)
そうよね!最近完全に夜型でそれも1時や2時までフラフラしていては
顔も腫れるよね!気をつけよう、もう決して若くはないのだから。
数ヶ月前より当院では毎週水曜日には普段より30分早めに診療を
切り上げてスタッフミーティングの時間に当てている。
このスタッフミーティングがやり始めるとどうして今までやらなかったのだろうと
悔やむほどスタッフから生きた意見が出されて
私の目からうろこが落ちる、落ちる。
本を読んだりセミナーに参加して勉強するのも、もちろん大切ではあるが
本当のお宝は足元に転がっているのね!
「事件は現場で起こっているんだ!!」と大声で叫びたくなった。
今日のミーティングで私が今構想中の内容をスタッフに聞いてみた。
その構想とは『結婚する前には歯のホワイトニングを受けよう!』を
日本全国のブームにしたいのだ。
『ウエディングドレスは白い歯で!!』
『特別な日に2人で幸せいっぱいで 輝く白い歯』
『幸せにつつまれて花嫁には ほころんだ笑顔と輝く歯がよく似合う』
『特別な日にこそふさわしい 輝く白い歯』
『幸福のオーラが輝かせる白い歯』
『ドレスが決まったら 歯のホワイトニングでキレイを完成させて!』
キャッチコピーは何にしよう?
ダイアモンドのデビアスが婚約指輪はダイアモンドとか指輪はお給料3か月分を
うまくマーケティングに乗せたみたいに
私は「結婚する前には当たり前のように歯のホワイトニングを受ける」ムーブメントを
引き起こしたいと考えている。
私はかなり本気である!
とりあえずウエディングを控えている方へホワイトニングをアピールする
ポスターを作ってリクルートの「ゼクシー」に売りこみを掛けようか?
私はかなり本気である。
投稿者 nakano : 22:24 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月01日
歯医者の予約
今時の歯医者はほとんどが完全予約制である。
当院もそうではあるが私の今までのいい加減さが祟っているのか?
予約なしの飛び込みの方も未だに多く、連絡の無い無断キャンセルも多い。
来る場合も来ない場合も必ず電話連絡をお願いしますと
ここ数年受付のいスタッフは頑張って言い続けてきた。
今朝10時ごろ電話が入り「歯が取れたから今から行く!」と言われた。
12時まで予約の枠が詰まっていてので、受付のスタッフが
「それでは12時にお越し願えますか?」と言うと
「そんなにも待てんわ!そんなんなら他の歯医者に行くわ!!」
と言ってガシャンと電話を切られた。
電話を一方的に切られた受付のスタッフの心には
言いようの無い嫌な気持ちが残ったに違いない。
そういった嫌な気持ちが溜め込まれると精神上大変不幸な事態を
招きかねない。
その電話で怒った方は12時に来院されたので私もほっとしたのだが
予約制を何とか改善しないことには
患者さんも私達もお互いに嫌な気持ちになってしまうと
私は以下のような文章を作った。
なかの歯科での予約制について
当院は完全予約制です。皆様の貴重な時間を無駄にしないで効率よく
治療が進み、歯の健康を長期間維持するためにも予約制にご理解と
ご協力をお願いします。
予約に関する4つのお願い
@ 診療時間は基本的に30分です。30分以上遅刻された方はお断りする場合があります。また遅刻されると診療時間が短くなり、予定通りには診療が進まないことがあります。
A 予約は1週間から2週間に1度取らせていただきます。ただし歯科医師より特別に指示があった場合はこの限りではありません。
B 都合が悪くなり予約をキャンセルされる時は前日までの連絡をお願いします。どうしても直前になった場合でも必ず電話連絡をお願いします。予約時間までに連絡の無いキャンセル(無断キャンセル)が3回以上続く場合は診療をお断りする事があります。
C 予約は余裕を持ってお取りください。当日の予約は応急処置のみに限らせて頂きます。
私達スタッフはあなたを待合室で長時間お待たせしたくないのです。
医療法人なかの歯科クリニック 院長 中野 浩輔