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2005年05月31日
スマイルクリエイトゾーン
昨日私がいかに切れようが切れまいが
当院の増築工事もほぼ終了を迎えて
昨日と今日は歯科治療いすの取り付けとなった。
今回、当院が新しく選んだ歯科治療いすは
「プロフィラックス」と呼ばれるタカラベルモントの予防ケア
専門の歯科ユニット、数年前の大阪のデンタルショーで
このプロフィラックスに一目ぼれした私だが
実際に当院にお目見えするまでは数年間の月日が必要だった。
この「プロフィラックス」を導入している歯科医院を中心に
先週の土曜日は見学に出かけていた。
「プロフィラックス」の大きな特徴はいくつかある。
まずは歯を削るドリルが付いていないこと、
白く大きな洗面台が透明ガラスの上にあって
患者様はいすから立ち上がってうがいをしないといけないこと、
汚れて掃除が大変なことはわかっていても
いすや設備が白を基調に作られていること。
今回このスマイルクリエイトゾーンは当院では
飛行機の座席で例えると「ファーストクラス」と位置づけている。
普通の治療ゾーンがエコノミークラスなら
ホワイトニング審美歯科のスペース「ホワイトニングルーム」は
ビジネスクラス、
そしてこの「スマイルクリエイトゾーン」は最上のファーストクラス!
スペースにファーストクラスにふさわしく個室の広さにはこだわった。
おそらくこれほど広い個室の予防スペースを有するところは
日本広しといえども、そうはないはずだ。
「歯科医院で出会う最上の空間」それがこのゾーンのコンセプトだ。
このゾーンは凄く高いのか?いやそうではない。
ファーストクラスとは一番高い料金だからでは決してない。
一番あなたの歯のために素晴らしい空間だから
ファーストクラスなのだ。
基本的に保険の範囲でこの広くて綺麗な清潔な空間で
あなたの歯のクリーニングをゆったりと受けて頂くのだ!
考えただけでワクワクしてくる。
スマイルクリエイトゾーンを眺めながら感慨に耽っていると
ガラス面の大きなシールが目に入った。
「スマイルクリエイティブゾーン」と英語で書かれている。
ちょっと待って!スマイルクリエイティブ?クリエイト?
文字が間違っている。
前途多難な滑り出しを見せそうなスマイルクリエイトゾーンの
オープンは6月4日、カウントダウンは始まった。
投稿者 nakano : 22:15 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月30日
切れる!!
今回のスマイルクリエイトゾーンの工事の関係で
3日間診療を休んでくださいと言われていた。
3日間では日曜を入れても、金曜も土曜も休むために
何とか勘弁して2日間にしてくださいとお願いしていた。
そしてその1日目の先週の土曜日は休診として私もスタッフも
全員他の歯科医院の見学に行ってきた。
他の歯科医院の見学は私にとっても、スタッフにとっても
とてもいい勉強にはなったのだが
土曜日を休診することは当院にとってはかなりの痛みを伴った。
今、土曜日の予約が込み合っていて普通でも2週間に1度しか
予約が入らない。その土曜日を休診にすると
土曜日の予約が最高で3週間もあいてしまう方がいらっしゃる。
しかし当院が次にステージに進むために必ず必要な痛みと
あきらめていた。
昨日の日曜は朝からまた大規模な工事が始まるはずだと
家族一同で自宅で待機をしていた。
お昼まで待っても誰もやって来ないので
これでは買い物にも行けないと、責任者の設計の方に電話すると
「予想以上に昨日工事が進んだので今日は工事はありません」
と言われる。
「明日は小さな補修はありますがその程度です」とも言われた。
それならそうと早く言ってもらえれば予定を入れたのに!
今日友人で大阪で開業しているヨリタ先生のセミナーも岡山で
開催されているし、高松ではコーチングの大きな大会も行われている。
どちらにも参加したかった私はそれを聞いて地団太を踏んだ。
しかしそこまでは私は我慢ができた。
今日ほとんど工事は終わっていて小さな補修のみしますと
言われていたのだが、朝から多くの工事車両と人が押し寄せてきて、
大きな騒音と喧騒に当院は包まれた。
しかし診療室と待合室にシンナーの匂いが充満した時に
遂に私は切れた!!
朝から小さなお子様も、妊娠中の方も、高齢者の方も
当院には来院されていた。
その待合室と診療室にシンナーの匂いが立ち込めるとは?
健康を与える歯科医院で私は患者様に不健康を与えてしまうのか?
ブチッ!と頭の中で何かが切れた。
シンナーの匂いで朦朧としていたのかも知れない。
「電話貸して!」と受付のスタッフか電話を借りた私は
昨日電話した設計の方に大きな声で
本当に声を震わせながら「クレーム」を付けたのだった。
しかしクレームを大きな声で言いながら
なぜか私の心は段々と深い悲しみで包まれていった。
感情的に話してしまった。
もっと冷静に話すべきだった。
感情的に勢いで電話したことは反省しなければいけない。
電話の後から数名の方が急いで当院にお詫びに来院された。
歯科医院がひとりでは成り立たないよう、工事も多くの方が
関わって進めてもらっている。
クレームをつけるにも他に方法があったのではないかと
後味の悪さをかみ締める私であった。
投稿者 nakano : 23:44 | コメント (2) | トラックバック
2005年05月29日
スタッフ全員歯科医院見学の日
昨日の土曜日は診療は休診にして
スタッフ全員歯科医院見学の日となった。
私を含め3名の歯科医師と主任クラス、チーフクラスの4名の
歯科衛生士は、大阪まで歯科医院を見学に出かけた。
他のスタッフは4班に分かれて、岡山、倉敷の
4箇所の歯科医院の見学に出かけた。
金曜日の夜に私は初めて他の歯科医院に見学に行くために
とても緊張しているスタッフに伝えた。
「これは遠足です!大人の遠足と思ってください。
楽しみましょう!他の歯科医院を見学できる機会は
めったにありません。
しっかりした目的を持って何かを掴んで帰ってください。
それでは明日の遠足のお菓子を配ります!」
と言って見学させていただく歯科医院への手土産のお菓子を
おのおののスタッフに手渡した。
私自身歯科医師となって19年目に入るが
特に開業してからは他の歯科医院に見学に行く機会は
めったにない。
土曜日の朝の岡山駅での集合時間は6時55分!
私が遅刻するわけにはいかないので
絶対朝は遅れないで、なおかつ爽やかに起きるぞ!と誓う。
朝、自然と目が覚めてみると、既に辺りはかなり明るい。
「よし!今日はとても気持ちがいい朝だ!!」と大声を上げて
布団を蹴りだして目覚める。
「いい加減にして!何時だと思っているの?まだ朝の4時半よ!」
と横の妻が怒って言うくらい私の体内時計は狂っていた。
時間通りに岡山駅に集合!
今日は大阪チームは2班に分かれて
午前中と午後と別の歯科医院を見学した。
二つの歯科医院とも私の友人や先輩の歯科医院ではあるが
当院が今後1年後に実現させたい予防中心、カウンセリングに
力を入れている歯科医院だ。
土曜日の忙しい時間に無理に見学を引き受けて頂いた事に
感謝しないといけない。
2つの歯科医院とも予約もカルテもレントゲンも口腔内写真も
全てデジタル化されていた。
またカウンセリングルームにおけるコンサルテーションも
充実していて、そこで働くスタッフのレベルの高さに驚いた。
二つの歯科医院は大阪とはいえかなり離れていて
特に私のチームは診療時間の関係で
お昼の休憩も移動時間に取られてしまい、
お昼はコンビニのサンドイッチを駅のホームの
椅子に座って電車が来る7分間で食べた。
午前中と午後に分かれて見学した7名は
慣れない見学で神経を使い、また女性スタッフは
ハイヒールで駅の階段を何回も上り下りして
午後の5時前には疲労困憊の状態となっていた。
しかし鬼軍曹のような非情な私はもう1件の見学を
その場で付け加えて、携帯ですぐに連絡を取った。
大阪駅前に先日ハービスがオープンした。
ルイヴィトンやグッチや劇団四季が入っているこの超高級
な場所にオープンした審美歯科専門のあるクリニックを
見学するためだ。
この審美専門のクリニックでは歯のホワイトニング
審美歯科、インプラントの処置も行われているのだが
スタッフの関心を一番ひいたのが料金の高さであった。
インプラントが1本35万円、ホワイトニングは1回が10万円ほど!
当たり前だ!この場所の地価と当院の地価の違いを
比べると、間違いなく500倍以上の違いがある。
その高い地価に似合うテナント料と高いスタッフの給料を
支払うと、この金額でも経営はきっと大変なんだろうなと
気遣う私であった。
投稿者 nakano : 14:41 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月26日
夢で逢いましょう
今日は待ちに待ったTBSドラマ「夢で逢いましょう」の
オンエアーの日だ。
ディレクターの方に聞いてから私は今日の日を指折り待った。
もちろん、おしゃべりな私はただ黙って待つことはできなかった。
歯科医院のスタッフは何度も伝えたし、歯科衛生士学校でも
嫌われることを覚悟の上に2回も告知した。
私の歯科医師仲間にももちろん伝えた。
恐れていたことはそのシーンをカットされることであった。
当初はディレクターの方から最初のオープニングに
当院と私の名前が美術協力でクレジットで流れることになっていた。
それが最終的に当院のホワイトニングのパンフレットが完全に
そのまま使われるのではなくて
イラストとキャッチコピーなどが使われて、かなり
オリジナルと異なるポスターとパンフレットになったので
残念ですがクレジットは流れませんと連絡を受けていた。
それでも私は今日の日を本当に楽しみにしていた。
さあ、ぼちぼち始まるか?とテレビを付けようと時計を見てみると
「9時03分」と表示されていた。
「いけない!いけない!9時前からテレビの前に座るつもりが
遅くなってしまった!!」とビデオのスイッチを入れた。
さあ、以前教えてもらったシナリオからするとホワイトニングの
ポンフレットとポスターの登場は9時半ごろか?
とワクワクしながらテレビを見ていた。
すると妻の携帯にメールが来た。
当院のスタッフからだった。
「凄いですね!オープニングからドー−ンと出ましたね!
院長は大喜びですか?」
待てよ!もう出てしまったの?
うそーーーっ!!
その後再び出るか出るかと待っていた私は
だんだんと悲しい気持ちになってきた。
なぜこんなに辛い気持ちで私は番組を見ているのか?
ドジョウはどうでもいいのよ!ホワイトニングを出してよ!
と言う私の願いはもはや天には届きはしなかった。
「スタッフに連絡してビデオを取った人がいるかどうか聞いて?」
と妻に頼む私!
順番にメールを妻はスタッフに送ってくれるが、なかなかビデオを
取ったスタッフはいない。
しかし妻の努力の甲斐もあって、遂に見つかった!
あるスタッフがこの番組をビデオに撮っていたのだ。
「今から借りに行くから、そう電話して!お願い!!」
言いにくいことは妻に頼むのは昔からの私の癖だ。
夜も10時を過ぎてスタッフの迷惑も省みず
私は妻といっしょにスタッフの家に車を走らせるのであった。
「院長はいつも最後の詰めが甘いですね!!」
スタッフは口には出さなかったが、顔にはありありとそう書かれていた。
投稿者 nakano : 23:34 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月24日
成功の3条件
当院のクレドにも書かれている成功の3条件とは?
「素直」「プラス発想」「勉強好き」の3点だ。
「素直」は人の意見に反発をしないで素直に聞いて
自分の糧にする。
「プラス発想」は、お気軽に何でも考えるのではなくて
マイナスの状況に例えおかれても
必ずその状況から何か気づきや学びを得ること。
「勉強好き」は3つのステップがある。
1、メモを取ること、 人間は忘れる動物である。
いいアイデアを思いついてもメモを取らないとすぐに忘れてしまう。
2、本を読むこと、 人が学ぶためには本から知識を得ることが
一番安くて手っ取り早い。
3、実行すること、 学んだことは必ず実行する。実行しないと
何も変わらない。
今日のミーティングで私が学んだこと!
それを忘れないうちに文字で残しておく。
このブログを見た方に少しだけシェアしたい。
もちろん私もそして当院も成功したい。
当院のスタッフの読書感想文は今月末がまた締め切りである。
明日からは当院で「成功勉強会」が始まる。
この「成功勉強会」は岡山で活躍している他業種の仲間が
当院に集まって毎月勉強会を開催する。
このメンバーがまた凄い!濃い!
濃すぎるのだ!!
ある人に言わせると原液の様なメンバー達!
明日当院のスタッフのあきれる顔が今から目に浮かぶ!!
投稿者 nakano : 20:25 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月23日
今週は?
土曜日に久しぶりに岡山大学歯学部サッカー部の
新歓コンパに参加した私は珍しく帰るタイミングを失って
3次会まで流れ込んだ。
なぜかバスケ部も合流したその飲み会は永遠に続きそうで
何とかかんとか会場を後にした。
家に帰ると2時を回っている。
学生とは最後までは絶対飲めない!
しかし今年入学した1年生と私の長男とは3歳しか年が
違わない。
サッカー部の後輩から見て私は先輩というより
お父さんになりそうで、これからが怖い!!
昨日の日曜は昼間も4時間は二日酔いで死んだように眠っていた。
午前0時から活動開始!
私は42歳になって何て無茶な生活をしているのか?
やはり私の生活 から、いつかはアルコールを完全に抹消するべきか?
人と人とのコミュニケーションを考えると悩むことだが
やはり私の体にアルコールは合っていない。
完全復活した月曜日!今週は大変忙しい。
昼も夜も大忙し!休む暇などありはしない。
学校検診が終わったこの時期は、当院は午後の4時から
6時までは完全な小児歯科の様相を呈する。
ホワイトニングルームにまで響く小さなお子様の大泣き声。
歯科医院で「癒し」や「ヒーリング」と旗を振っても
横で大きな泣き声が響けば、ヒーリングどころではない。
今日は子供の泣き声と工事の大騒音が相まって
すばらしいハーモニーをかもし出していていた。
今日も多くの方が初診で来院されたが
何てうるさい歯科医院と思われたことだろう。
やはり早めのスマイルクリエイトゾーンの完成が望まれる。
スマイルクリエイトゾーンは完全個室!
お子様は入れない大人だけの癒しのスペースだ。
まてよ!確かホワイトニングルームの入り口にも
「小学生以下のお子様はは立ち入り禁止!」
と表示しているはずだ。
「誰だ?子供の治療にホワイトニングルームを使っているのは??」
と言う私の大声に
「院長!だってユニットが開いていません!!」
とスタッフは答えるのであった。
投稿者 nakano : 22:24 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月20日
朝日新聞
昨日の朝日新聞に歯科のメンテナンス関する大きな
記事が掲載されていた。
「歯のメンテナンス 1回40分1880円!」
「厚生労働省によると、歯のメンテの内容や費用に統一性はなく
保険が利くのかどうかは各歯科医院の方針に委ねられている。」
「自由診療では1回1万円が相場!!」
この記事を読んだ当院のスタッフの感想。
「保険の点数は細かな制約があって全ての方に適応できる
内容ではなく、この記事は誤解を生む」
「1回40分1880円と言った先生が、自己負担は3000円以内で
収めていますと言っているのは矛盾である。」
「なるべく費用を抑えているみたいな書き方も誤解を生む。」
スタッフの意見は最もだ。
朝日新聞は発行部数800万部以上のマンモス新聞。
もちろんスポーツ新聞やわけのわからない中小新聞と違って
信頼性も影響力もばつぐん!
その朝日新聞の記事なので、普通の読者はさぞや
細かな取材と裏づけを取った後に、時間を掛けて
きちんと記事にまとめていると思う筈だ。
天下の朝日新聞やNHKのニュースには間違いはないと!!
しかし、それは大きな誤解なのである。
新聞社の記者の方も、テレビ局の記者の方も
毎日のニュースの締め切りに追われている。
そのために全ての記事に十分な裏づけをとる時間など
ある筈がない。
マスコミも厳しい競争に晒されているのだ。
面白い記事や面白いニュースがないと、飽きやすい読者は
他の新聞やテレビに浮気をする。
記事の内容はおかしい!間違ってるとクレームをつけるのは簡単だ。
しかし私が今一番大切に思うことは
歯科医師が自らマスコミに歯科のニュースを売り込むことだ。
人の批判は簡単だが
人より先に行動することは大変な勇気がいる。
この記事に登場した勇気のある数名の先生にエールを送りたい。
私たちがマスコミに間違った情報を流すと
2度とマスコミの方から信頼を得られない。
マスコミへの情報の提供は両刃の刃となるのだ!!
投稿者 nakano : 21:33 | コメント (0) | トラックバック
学校検診
今日は岡山市のほとんどの幼稚園、小学校、中学校での
歯の学校検診の日だった。
9時開始に遅れないように早めに医院を後にする。
私がここ数年学校歯科医をしているのは
私の出身幼稚園の岡山市立○○幼稚園。
今年も年少さん、年長さんの計4クラス、75名の
歯の検診に出かけた。
幼稚園の検診はとても楽しいひと時で
「おはようございます」と私が声を掛けると
75名が一斉に「おはようございます!よろしくお願いします!!」
と大きな声で返ってくる。
その大きな声が朝からとても気持ちがいい。
昔、行った中学校の検診では会場の体育館では私の目の前で
喧嘩が始まった。あの時は身の危険さえ感じた。
そのときと比べると今の幼稚園は天国みたいなものだ。
数年前から私はこの幼稚園にお昼の時の歯磨き用に
フッ素入りの歯磨き粉を1年分寄贈している。
その結果が今年こそ出て、幼稚園の虫歯予防で
表彰されることを願っていた。
虫歯が激減したのは、指導した校医の中野先生のおかげと
喜びの言葉を言われることを密かに願っていた。
75名の4歳や5歳のお子様を検診して驚いた。
「オー!マイ!ガッー!!」
毎年順調に減少していた○○幼稚園の幼児の虫歯は
今年は間違いなく増加していた。
昨年も一昨年も園児にも園児の保護者にも最新の虫歯予防の
方法をこんこんと説明したはずだ。
しかし一昨年指導した園児は全て、昨年指導した年長さんも全て
園を既に卒園してしまっていた。
うーーん!継続は力であろうか?
隣の小学校の虫歯検診の結果はどうであろうか?
隣の芝の色が非常に気になる私であった。
診療が終わり、往診に出かけて、衛生士学校の授業に出かけ
その後、英会話の教室に出かけた私は
最後に、やっと重いパソコンを車に積んで
パソコンショップ「アプ○イド」へと向かった。
昨日私が「へーっ!」と電話で答えた人が
私の応対をしないことだけを願ったが
今日私のパソコンの修理の対応をしてくれた方は
大変感じのよい男性スタッフで私は心底ほっとした。
しかし修理の話が始まるまでの待ち時間が大変長かったためか
私はなぜか新しいマウスや、パソコンケースを
買い物かごに入れているのであった。
ここ数週間私のメインパソコンの具合がよくなかった。
私のメインパソコンは7年前にパソコンショップ「アプ○イド」
で購入したショップオリジナル箱型パソコン。
馬鹿でかい本体と馬鹿でかいモニターは
日本の住宅事情!特にウサギ小屋と呼ばれるマンションより
かなり狭い我が家の寝室の大きなスペースを7年間
占領し続けていた。
しかしこの馬鹿デカパソコンには、7年間の多くの患者様と
私とのメールのやり取りが全て、仕事に関する資料も全て、
また同窓会の仕事の内容も、100名以上のメールアドレス
私の財産というべきデータが全て詰まっていた。
古いパソコンなのでバックアップ取るように進められていたが
忙しさにかまけてバックアップなど取ってはいなかった。
昨日新しいキーボードを取り付けていた途中に
ブチッ!と画面が切れた。
背中に冷たい汗が流れる
あれやこれや触るも復旧せず!
詳しい人に今日わざわざ来てもらって診て貰うも
データがまったく飛んでしまっているらしい。
目の前が真っ暗になる。
とりあえずショップのアプ○イドに持ち込んで
駄目ならハードディスクのデータを取り込む業者に
お願いすることになった。
ここ2週間以内に私にメールを送ってもらったのに
返信が未だにないとお嘆きのあなた!
すみません、もう一度メールを私に再送してください。
投稿者 nakano : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月14日
TBSドラマ「夢で逢いましょう」
今日の昼休みに大阪の開業されている先生がわざわざ当院の
ホワイトニングルームの見学に来院されていた。
その先生を案内している最中に私に1本の電話が入った。
「連絡が遅くなりましたが、先生にご協力いただいたパンフレットの
イラストを一部使用させて頂きました。またポスターも参考にさせてもらい
美術で制作しました。」
実は先日一枚のFAXが当院に届いた。
そのFAXはTBSドラマ「夢で逢いましょう」のディレクターの方からだった。
TBS木曜21時ドラマ「夢で逢いましょう」は、歯科医院がひとつの舞台ではあるが
娘と父親の葛藤を通して番組は進んでいる。
基本的にテレビは見ない主義の私もこの番組だけはビデオ録画して
チェックしている。
矢田亜希子さん演じる歯科衛生士のハツミは毎週頑張っている!
当院もあれだけ可愛い衛生士さんが欲しいと思いながら
いやいや可愛い衛生士さんは既に当院には沢山いると無理に思い直す。
5月26日の第7話では「歯のホワイトニング」が登場すると聞いた。
なかなか患者さんが増えない野間歯科クリニックがついにホワイトニングを始めるのだ。
そのために衛生士のハツミがパソコンでホワイトニングのパンフレットや
ポスターを作って結婚式場などに売り込みをかけるストーリーとなっている。
この度、縁があってこの私が美術協力を少しだけさせて頂く事になった。
FAXは美術協力依頼の文章であった。
番組内で使われるハツミが作るホワイトニングのパンフレットに
当院で作製したパンフレットのイラストを一部使用する事が決まった。
またポスターも当院のポスターを参考に作られたと報告を受けた。
5月26日の番組内でどれだけ放送されるかはわからないが
岡山の田舎の歯医者があの東京のTBSの木曜21時ドラマの
美術協力をするなんて!
これを快挙と言わなければ何が快挙であろうか?
いやいや!遂にやってきたビッグチャンス!!
この放送を大きなチャンスとしてこれからもホワイトニングをより一層
推し進めて行きたい。
私が書いた「より白く美しく!」は矢田亜希子さんと押尾学さんと貴島プロデューサー
が読んでくれたらしい。
あの矢田亜希子さんがこの私の本を読んでくれた!
感激である。
調子に乗った私の「診療を休みますから番組の収録に家族で立ち合せてください!」
と言う訴えは「無理です!!」と軽く却下されてしまった。
投稿者 nakano : 19:16 | コメント (1) | トラックバック
2005年05月13日
アンチエイジング
これからの歯科のキーワードは
「ヘルス&ビューティ」と「アンチエイジング」だと私は考えている。
男性更年期障害の症状で悩むこの私も、アンチエイジングには大変興味がある。
医学からアプローチしたアンチエイジングがここ数年注目を集めている。
心も体も若々しく過ごすために今何をすればいいのか?
それを解明したのが「アンチエイジングメディスン」若返りの医学だ。
「老化の正体は活性酸素による体の錆びつきだ!」
アンチエイジングドクターはそう答える。
この活性酸素は、がん、心臓病、脳血管障害の日本人の三大死亡原因にも
大きく関わっている。
この活性酸素から身を守るためには効果的な方法がある。
それは「1日最低1リットルの高品質の水を飲む事!」
あの成功の9ステップのジェームススキナーさんも今の人間は
慢性的な脱水症状に陥っていると警告する。
私はセミナーに参加したときはペットボトルの水を1リットルは飲み干す。
するとなぜか体に力がみなぎり、疲れを感じないでセミナーに集中できる。
ただしこの方法には大きな欠点が一つだけある。
その欠点とはセミナー中トイレが近くなることだ。
一番前の席によく座る私がセミナー中何度も席を立つと
講師の先生に大変迷惑を与える事になる。
水は飲みたし!トイレは嫌だし!!悩むところである。
アンチエイジングドクターによると、男性更年期障害の簡単な判断方法が
あると言う。
それは大きな声ではいえないが性機能障害を調べること!
「1週間に何回、朝だちをするか?で判断できるらしい!!」
40代の男性は1週間に2,3回、朝だちがあれば問題ないらしい。
それが1週間に1回しか朝だちがないと泌尿器科で詳細な検診を受けるべきだと言う。
私の一番最近の朝だちは果たしていつだったか?
この私、記憶にございません!!
うーーーん!残念!!
アンチエイジングの前に泌尿器科か?
42歳で泌尿器科はとても悲しくて寂しい!!
投稿者 nakano : 23:25 | コメント (0) | トラックバック
サプリメント
今朝、起きると今日が何曜日か?わからない。
「今日は土曜日か?」
男性更年期障害は確実に私に向かっているのだろうか?
強力に不安を抱いた私はサプリメントを朝から飲みだした。
先日の東京でのセミナーの懇親会で私は
広島のサプリメントの製造会社の社長さんと知り合いになった。
その会社では今は阪神に在籍する金本選手のサプリメントを
手がけていた。
優しいことにその社長さんは出会ったご縁ですからと
私に無料でサプリメントを送ってくれた。
「ヒアルロン酸」「フカヒレ」「イチョウ葉エキス」「プロポリス」
「コエンザイムQ10」「ビタミンA、C、E」
このサプリメントを1ヶ月飲んだあかつきには
更年期障害とも疲れとも顔の染みや目じりの小皺とも
おさらばできるはずだ。
サプリメントに初めて、食生活に気を配り、運動を再び始めて
ストレスをコントロールして、毎日をパワフルに過ごしたい!!
衛生士学校の講義は無事終了!
その後、英会話の教室も2週間ぶりに頑張った!!
久しぶりにスポーツクラブに行こうと思い
財布を確認して驚いた。
小銭しか入っていない。これではどこにも行けやしない。
とりあえずお家で日曜日に開催される岡山県歯科衛生士会のセミナーの
パワーポイントを作り始める。
私は複数のホームページを管理しているので
多くの方にパソコンやITに詳しいと誤解されている。
しかし本当は単にメールが打てる程度のレベルの低さ、お粗末さである。
果たしてこのペースで進めていっても
日曜のセミナーまでに間に合うのであろうか?
それだけが心配である。
投稿者 nakano : 00:24 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月11日
ミッションインポシブル
今日から当院では水曜のミーティングの時間を延長した。
毎週水曜は30分のスタッフミーティング、月に1度だけは
医院からお弁当を出してのスタッフ全員ランチミーティングの日。
それにプラスして月にもう1日各自のお弁当を食べながらの
お昼の1時間のランチミーティングの開催だ。
協議しないといけないことが山済みで月に一度では間に合わない。
しかし今日のミーティングは予算の関係でお弁当は各自が用意。
私のお弁当は妻が作った愛情弁当!
お弁当の容器には長男の名前が大きく貼られていた。
スタッフと一緒にお弁当を食べながら話をするのも悪くはない。
本当ならスタッフとおかずの交換などができれば最高であるが!
院長の私とおかずの交換を申し出る勇気があるスタッフは一人もいなかった。
今日のミーティングの議題は、先日から始まった当院のプロジェクトチームの話!
NHKの番組にも何やら同じような番組があるのだが
当院のプロジェクトチームは今回は4チーム!
各チームが4名から5名のメンバーでおのおの指令を受けたミッションについて
計画を立てて行動を起こす、そして結果を考察して、改善する。
そのサイクルを繰り返して当院を「愛と感動を起こす歯科医院」へと
変貌させる。
プロジェクトの内容はシークレットであるが
ヒントだけ言うと「患者様の満足を上げるには?」
「スタッフ全体のスキルを上げるには?」「あれも上げたいな??」
などの指令を私はチームリーダーに伝えた。
ミッションの開始は5月末から!
当院の「ミッションインポシブル」は今日から始まった!!
投稿者 nakano : 22:06 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月09日
あのテレビ局から!
「院長!○○テレビの方からお電話です!」
受付スタッフの一言からこの物語は始まる。
麻酔を済ませてさあ歯を削ろうと構えていた私に、スタッフは
電話の件を伝えた。
「○○テレビ!地方のローカル局でなくて、東京のあの○○テレビが?」
遂に全国ネットでの取材か?
とハヤル気持ちを抑えながら声も抑えて、私は電話に出た。
電話は某テレビ局のディレクターの方からで
「都内で24時間診療している、または深夜まで診療している
歯科医院を取材したいので紹介してください!」と言われる。
取材の対象は当院ではなかった!!
ト、ホ、ホ、ホ!!と思いながらも、転んでも必ず砂を掴んで
立ち上がる私は何かチャンスがあるかと話をよく聞く。
「深夜番組の中でキャバクラ嬢が通える歯科医院を取材したい」
と番組の趣旨を語っていただいた。
「それじゃーキャバクラ嬢とテレビカメラがその歯科医院に行くんですか?」と
よだれが出そうな口元を手で押さえながら私は聞いた。
しかしどうして私に電話があったのだろう?
東京の先生でなく、岡山の私に?
私は東京のキャバクラに言ったことは一度もない!!(キッパリ!)
岡山や大阪のキャバクラには???? ノーコメントである。
今日の診療後は、コーチングの2回目だった。
コーチと話をしていて指摘された事は
私は「○○すべきだ!」「○○しないといけない!」と言うフレーズが
大変多いということ!!
指摘されるまで今まで私はそのことに気が付きもしなかった。
どうやら私は義務感に追いやられて「当院はこうあるべきだ!」
「私はコレをするべきだ!!」と言っているらしい。
「○○すべき!」と言う表現は、自分の意思に関係なく義務感、責任感で話す場合が多い。
「○○したい!」と話し方を変える方がいいらしい。
「○○したい!」は、自分から出た感情、自分の意思で話している事になる。
「○○したい!」は自分の言葉に違った意味で責任感を持つことになると言われた。
私の言葉は外に向かってと言うより、自己の内方に向かったパワーを感じると言う。
確かに私を揺り動かすものを一つが「自分はこうあるべきだ!」と言う
追い詰められた義務感、責任感!
または「誰にも負けたくない!」と言う負けず嫌いな思いや
「あの時のあれを見返してやる!」と言う、ある意味でのコンプレックスが
私のパワーの大きな源泉であることは間違いない。
そのために私の義務感、責任感や負のパワーを押し付けられたスタッフは
ワクワクやドキドキ感を感じにくく、マイナスのパワーを逆に持ってしまう事すらある。
今日のコーチングを受けて、これからは負のパワーと生のパワーを
バランス良く使い合わせて、今まで以上のパワーを出さないといけない!
いや!間違った、パワーを出したい!!と思う。
明日の朝一番から私は当院のスタッフ一人一人に満面の笑顔で
「おはよう!」と声を掛けたい!!
いやいやコーチングって凄い!!まだたった2回目だ。
投稿者 nakano : 22:19 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月08日
GWあけの診療
GWに1週間休んだためか、GW明けの金曜と土曜の診療は
予約なしの飛び込みの方は多く、無断キャンセルの方も多く波乱に富んだ診療となった。
3年前にGWに1週間休んだときは、数名の患者様から
「GW中に痛みが出て大変な思いをした!1週間も休むのはけしからん!!」
とかなりきつい口調でクレームを言われたのだが
今年はそうでもなかった。
留守番電話のメッセージを恐る恐る聞くも、否定的なメッセージはなくて安心する。
当院が進化するためには休みも必要なのだが、患者様にはどう捕らえられたか?
1週間の休み明けの診療は一部受付周りは改装が進んでいて
患者様も驚いたことだろう。
受付周りは一度に3名のスタッフが作業できるように広げて
受付での待ち時間解消を図る。
広くなった受付からは診療室もばっちり見渡せる。
今までの狭い受付から比べると
アラブの女性がいきなりトップレスになったみたい!
(こんな表現をするとまたクレームのメールを貰うか?)
それだけ開けっぴろげ!丸見えなのである。
これから当院の受付スタッフは患者様から見られていることを
今まで以上に意識しないといけない。
驚いたことに患者様用トイレの前の目隠しのガラスが取られていた。
これでは患者様がトイレに出入りするのが丸見えである。
この丸見えは絶対良くない!!大至急元に戻すようにお願いする。
今回の改装で1階、2階あわせると300u以上の面積となり
消防法の規制を受けることになった。
そのために消防法に適合するように煙探知機や火災探知機の設置が
新たに義務付けられた。この探知機は屋根裏や押入れまで義務付けられる。
新たなセコムのセキュリティを加えると100万円近い出費となる。
安全は今の日本では只ではないので、痛い出費でも仕方ないにしても
今日1階と2階の非常ベルの設置を見て驚いた。
小学校の廊下にあるような大きな非常ベルが受付の目立つ場所に付いている。
デザインから考えると非常にダサい!!
安心と安全とデザインはどうも同じ土俵には乗らないらしい。
投稿者 nakano : 21:32 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月07日
怪しい歯医者!
宮古島のプチホテル「あか浜やー」で宮古2日目に
私は目覚ましなしで普通に目を覚ました。
自分の体のリズムに合わせて目を覚ますのは本当に気持ちがいい。
朝6時30分の宮古はまだ日差しは強くなく風の音が朝から気持ちいい。
昨日のマウンテンバイク事件で懲りた私は
朝からレンタカー屋さんに電話をかけまくる。
GWのために車が出払っているところも多かったが
何とか一台の車をGET!
さて不思議の庭に出かけようと活気付く。
不思議の庭とはスピリチュアルな人には有名でもあり
宮古ではタクシーの運転手さんやホテルで働いている人は
誰もが知っていると言われる「新庄定吉さんの石庭」である。
船井総研の船井幸雄先生が紹介したために大変メジャーになった。
私はどうしてもその石庭が見たくなり宮古へと飛んだ。
この石庭では地磁気が大変高いと聞いている。
実は当院の敷地の地磁気も大変高い!
働いているスタッフや患者様に快適な空間を提供したいために
あえて地磁気を高く調整してもらっている。
地磁気の高い土地を専門用語では?「イヤシロチ」とも言う。
こんな工夫が私が「スピリチュアルデンティスト」と言われる所以である。
私は宮古の地図は持っていなかった。
レンタカー屋さんでもらった地図は大変大雑把!
新庄さんの石庭など載っていない。
あか浜やーのご主人に大体の場所を聞いてレンタカーで出発した。
この「石庭」の場所は道沿いとはいえ分かりにくい場所にあった。
しかし不思議な事に何となく直感で道を選んで進んでいた私は
家からたまたま出てきた新庄さんに遭遇するのであった。
新庄さんに石庭を拝見したいと言うと注意点を2,3教えられた。
さっそく石庭に入る。
地磁気が高いこの場所で地面からパワーを貰おうと途中から裸足になる。
下半身になにか重い刺激を感じたのは私が勘が鋭いのか?
それとも暗示にかかりやすいのか?
石庭は素晴らしかった!芝生もきれいで百合がいたるところに
花を咲かせていた。
この大きな石を起こして一人でこの庭を作ったとは?驚きである。
なぜ新庄さんはこの石庭を造ったのか?
サークルストーンの真ん中で胡坐を組んで瞑想に入る。
私の瞑想は「なんちゃって瞑想!」
時々いびきをかいていると家族に陰口を叩かれるが
そんな事はお構いなしだ。
何かをこの場所から私は得たかったからだ。
ひとしきり庭を堪能してから新庄さんのお家に招かれる。
私は初対面の時に「岡山から来た中野と言います!」とだけ挨拶した。
その私に向かって新庄さんは
「気の勉強はあなたはしていますか?」と聞いた。
私が「まだしていませんが、大変興味はあります」と言うと
「ぜひ気の勉強をやりなさい!歯医者や医者はこれからは
西洋医学だけでは駄目です。東洋医学と西洋医学と両方を
きちんと学ぶ時が来ています!」と言われて
おいおい何で私が歯医者ってわかるんだよ?と本当に鳥肌が立った。
そういった理由で私は波動と気の勉強を始めたい。
あなたがもし当院に歯の治療で来た時に
私が急に手をかざして「今から気を送ります!」と言っても
あなたは決して驚いてはいけない!!
なぜなら私は怪しい歯医者なのだから!!
投稿者 nakano : 19:21 | コメント (0) | トラックバック
癒しの島、宮古
2日間の加速成功実践塾の後
すぐに岡山に帰ればいいものを、なぜか東京でもう1日宿泊した。
翌日は羽田から那覇に飛び、乗り継ぎで宮古島まで飛んだ。
宮古島まで一人で足を伸ばしたのは理由がある。
@ある人にあってその人の話を聞いてその人に不思議な庭が見たかった。
A癒しの島、宮古に触れたかった。
B加速成功のセミナーの潜在意識への思いを熟成させたかった。
Cある宿に泊まりたかった。
Cだけまともな理由!@からBまでは怪しい理由。
那覇では沖縄では初めてモノレールに乗り、パワースポット首里城に向かう!
首里城で琉球の歴史に触れた後に、新しくオープンしたデューティフリーショップに
向かった。
「飛行機の時間の2時間前までしか免税で買い物ができません!」
と聞いても、私にはどうせ買うものは何も無い。
とりあえず人が集まる場所はチェックしないと気が済まない性質なのだ。
那覇から乗り継ぎで宮古島まで飛ぶ。
宮古島は2回目となる、最初は日帰り旅行!今回は1泊2日!!
現地滞在時間はもちろん24時間を切る。
宮古にできた新しい宿「あか浜やー」でマウンテンバイクを借りた。
夕方に「みたき」と言う宮古島に点在する人々が祈りを捧げる場所に向かった。
この「みたき」は神社ではなく神様と交流する場所と説明を受けたが
宮古の人々にとっては特別な場所ではないと思う。
宿「あか浜やー」は市街地から離れた高台にある。
市街地の中の宮古で一番大きな「みたき」に自転車で向かった。
行きはよかった、しかし帰りは坂道の登りが続く。
情けない事に途中から自転車を降りて両手で自転車を押す。
夕方とはいえ、真夏の宮古の太陽は私の体力をいやおう無く奪っていく。
途中で自転車を捨ててタクシーを拾おうと何度も思ったが
タクシーなど走らないし、お金を持って来るのを忘れてしまった。
私の1時間のオプショナルツアーは無料ではあったが
汗だくとなり、今後自転車には決して乗らないとマイナスの誓いを
私は立てるのであった。
今夜のお宿「あか浜やー」は2部屋しかないプチホテルだ。
オーナー夫婦は東京出身だが、宮古に魅せられて
遂にはホテルをオープンしてしまった。
このホテルn窓からはサトウキビ畑の向こうに広がる海が望める。
部屋にいて聞こえる音はサトウキビ畑を流れる風の音だけだ。
料理も素晴らしかった!宮古の海の幸、山の幸をベースにした
オリジナル料理の数々。
「中野さん、宮古に住まれるお気持ちはありませんか?」
とオーナーに聞かれた私は、気持ちが見抜かれているとても驚いた。
私は将来、宮古に移住してもいいとココロのどこかで思っている。
宮古の夜は更けて行き、私の感情も思いも宮古の闇へとゆっくりと
溶けだしていくのであった。