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2006年08月31日
歯医者のホワイトニング
８月最後の木曜は夕方から
少し冷たい雨！
友人達と共にある映画を見ようと行っていたのに
夕方から急遽体調が悪くなり、一人で家路に急ぐ！
この雨が秋の訪れを告げているのか？
それとも夏休みの終わりを告げているのか？
どちらにしても明日から新学期！当院も新たな
スタートを切る！！頑張らねば！！！
明日の金曜日とあさっての土曜日に
当院は遠方からお客様を迎える。
北海道の歯科医師の先生と東北の歯科医師の
先生が大勢当院に見学に来院されるのだ。
ある先生は当院のホワイトニングの実際を見学したいと言われる。
先日当院でホワイトニングを受けられていたある患者様より
「やっぱり先生の歯は白いですね！」と言われた。
どうやらホワイトニングを多く施術している歯科医院の院長は
自らあらゆるホワイトニングを試していると思われているらしい。
実際、私はあらゆるホワイトニング剤を自分で実際に試してみたい！
しかしそれが出来ないのだ。
私は子供の頃から虫歯が多く、今でも笑顔が引きつるほどの
歯医者嫌いであることは、この世界では有名である。
その私はあらゆるホワイトニング剤が歯に染みて染みて
なかなかホワイトニングを持続できないのだ。
ホームホワイトニングなら３日以上は続けられない！
アメリカで発売された知覚過敏の成分が入っている新製品は
全て試してみたが、どうやら虫歯体質の私の歯はエナメル質が
薄いのか？染みて染みてたまらない。
しかし明日もあさっても同業者の歯科医師の先生が多く当院に
来院される。
ここは気を直して新製品のディスカスデンタルのホワイトニング剤を試そうと
今日の午後、夏休みの最後の日に新しく届いたパッケージを開けた。
新製品のホームホワイトニングの装着時間はわずか１時間！
仕事をしながらの１時間はあっという間！
１時間にトレーを外した私は何となく自分の歯が白くなったような気がする。
（何て単純な歯医者だろう！）
今日１日では心配していた知覚過敏は大丈夫！
このまま私は何日ホームホワイトニングを続けることができるのだろうか？
体調が悪いのに何で今ホワイトニング？
それはホワイトニングを行う一番適している時期は
自分で自分の歯の色が気になった時が一番だから！！
明日から９月１日！
９月１０月は学会シーズン！！これもまた忙しい！！！
2006年08月30日
当院の朝礼
ここ数ヶ月縺れに縺れていた糸が
何とか８月でほつれ始めた。
文字通り問題解決の糸口が見つかったようで
うれしく思いながら、完全に解決するまで
気を抜かないで頑張ろうと自らを戒める！
明日で８月も夏休みも終わる！！
当院の朝の朝礼は少し変わっている。
見学に来られた先生は一様に驚かれる。
朝礼の最初にいきなり「瞑想」から始まるからだ。
この瞑想は、両手を丹田（たんでん）というお臍の１０ｃｍほど下の
部分に軽く合わせて、宇宙をイメージしながら大きく深く深呼吸しながら
始まる。
瞑想では、頭の中のスクリーンに、その日一日当院に来院される患者様が
笑顔でスタッフと話をして、そしてスタッフも笑顔で生き生きと楽しく仕事を
する姿をありありと想像する。
そう！この瞑想と呼吸法で、私はスタッフ全ての潜在意識の開発を
行い、医院にフィードバックさせたいのだ。
潜在意識と聞くと何か怪しいイメージをもたれる方が多いかもしれない。
大企業で潜在意識の利用と言えばあのソニーと京セラであろう。
本によると昭和５３年の京セラの経営スローガンは
「潜在意識にまで透徹するほどの強い持続した願望熱意によって
自分の立てた目標を達成しよう！」であった。
稲盛一夫さんが若者もの向けに書いた本のタイトルは
「君の思いは必ず実現する！」
あの１兆円企業の京セラが社員の潜在意識を経営に活用したことは
誰もが認めるところ。
これを歯科医院経営に使わない手は無い！！
しかし朝から瞑想なんて日本６７００件の歯医者はあっても
当院以外で朝礼に瞑想を入れているところはさすがに皆無だろう。
友人が先日ソニーであのアイボを開発した「てんげしろう」さんの
断食と瞑想のセミナーに参加した。
次回参加するのはこの私！瞑想と断食をマスターすると
次のステップは瞑想の本場、インドに乗り込むこと！！
「私の思いは必ず実現する！！」
2006年08月29日
学術連絡会合同講演会
８月最後の日曜日に大阪に朝から出かける。
夏休みの日曜はこれで終わり！
今年の夏も海にもプールにも
家族とは行けずじまい！
セミリタイアでもしようか！とふと思う！！
日曜日に大阪大学で全国の歯科大学、歯学部の学術連絡会の
合同講演会が開催された。
この学術連絡会は１０年前に発会していたが
今回が１０年目ではじめての合同での講演会となった。
１０年前私が岡山大学歯学部の学術担当副会長をしていた頃
私はこの会議で他大学の先輩の先生方から学術講演会に関する
色々なアドバイスを得たものだ。
岡山大学歯学部同窓会は全国の歯科大学、歯学部の中で一番歴史が
浅く同窓生の数も少ない。
その担当をしていた私に先輩の先生方は優しく声を掛けて仲間に入れてくれた。
その学術連絡会議の合同講演会が開催されるなら私が必ず参加しないと
いけない。
会場の大阪大学中ノ島センターについた私は全国の学術担当の先生方の
顔ぶれが１０年前と変わっていないことにうれしく、そして懐かしく思った。
しかしこの学術連絡会に委員として参加されている先生がたは
本当に今日本の歯科界をリードしている先生ばかりだ。
今回の講演会のタイトルは「あなたはその歯を残せますか？」
医科歯科のＯ先生と大歯のＳ先生が講師をされる。
受付に向かった私は名簿に自分の名前が無いことに気がついて
少しあせった。
講演会の費用は事前に当院の事務長が銀行に振り込んでいるはず！！
でも私の名前はない！！
あきらめて何とか当日会場で会費を支払い、何とか会場に入れる権利を貰う。
しかし１５０００円の会費を払うと私の財布には１０００円札が２枚しか残っていない！
ゲッ！岡山まで無事帰ることは果たして？？
2006年08月26日
最近のインプラント治療
土曜の診療が終わり
お盆休みにお墓参りに行っていないので
夕方なぜかお墓参りに行く。
夕方のお墓は蚊が無茶苦茶いて
半そでで出かけた自分の浅はかさを恨む！！
今日のインプラント治療も無事終了した。
最近の当院のインプラント治療は、１本や２本の
少数のインプラントを植え込む処置がほとんどとなっている。
今までは両端の歯を削ってブリッジを入れていた方が
「歯は削れば削るほど悪くなるから削りたくない！」
と言って、１本や２本のみのインプラントを希望される。
かなりの本数のインプラントを植える方は少なくなっている。
本数が少ない方が歯科医師はストレスが少ないかと言えば
実はどうでもない。
当院でも以前は骨のある場所に骨のサイズを測り
それに応じたインプラントを植え込んでいた。
しかしそれでは上に入れる歯が位置が悪くなったり
見た目が悪くなる欠点があった。
最近では補綴（ホテツ）主導型と言って、上に入れる歯のことを
最大限に考慮して、骨がそこになければそこに骨を作って
一番理想的な位置にインプラントを植え込むようになっている。
そのために当院のここ数ヶ月のインプラント治療は
人口骨を応用して、またＧＢＲと言うゴアテックスの膜を併用した
インプラントの植え込みがほとんどだった。
今日の方は右下２本の奥歯の欠損の場所に２本のインプラント処置を
希望されていた。
最近では珍しくレントゲンで骨は幅も高さも十分確認できた。
上下歯の位置関係もたいへん良好である。
しかしそんな時にこそ落とし穴が潜んでいることがある。
顎の骨の硬さや密度は４段階に分類されている。
下顎ならかなり骨が硬い方が多く、インプラント治療には適した
骨をされている方が多いだが、今日の方の下顎の骨は以外に
柔らかくて、骨の密度を増して緊密に植え込むのに少し時間を要した。
インプラント治療は一般の患者様にはとてもハードルが高い！
金額のこと！外科手術のこと！他モロモロ
心配されることが目白押しなのだ。
その高いハードルを飛び越えようと決心された患者様には
少しでもストレスが少なく、術後の予後良いオペを常に心掛けている私だが、
「やはりインプラントは奥が深い！」
とつくづく考えてしまった。
当院でインプラント治療を受けられる方に幸あれ！！
2006年08月25日
ブライダルには白い歯で！
昨日ＤＥＯＤＥＯで買ったブラウンの
シェーバーが初お目見え！
素晴らしい剃り心地に夢模様！！
ブラウンは確実に進化している。
私は進化しているのか？
朝から自問自答して今日の日は始まった。
歯のホワイトニングを希望される患者様が増える時期がある。
その時期とは新学期、新生活を迎える３月や４月と
夏真っ盛り白い歯がきらりと映える７月と８月である。
今日も朝から続けてホワイトニングを希望される方が
初診で当院に来院された。
当院のホワイトニングのクライアントはほぼ９０％が女性の方。
今日のクライアントの方で、２名の方は結婚を控えて歯を白くしたいと来院された。
「ブライダルには白い歯で！」
私は以前からこの合言葉を全国の歯科医院で唱えることが出来ないかと
暗中模索している。
イメージはダイアモンドのデビアスが行った広告手法！
「婚約指輪は給料の３か月分！」と今でも言われているのだろうか？
私は１８年前若かりし頃、今の妻と婚約した時には
この合言葉をしっかりと守り、給料の３か月分を叩いて
婚約指輪を購入したものだ。
当時私は大学の研究生であったために私の月給はとても安かった。
従って私が買った婚約指輪もたいへん安く、妻には悪かったのだが
あの指輪が私が産まれて始めて買ったダイアモンドの指輪であった。
「婚約指輪は給料の３か月分！」とは実は全世界のダイモモンドの流通の
かなりの割合を手がける、あのデビアスが、かなりの金額を投入して広告を打ち
私達の常識にしたことは、私が指輪を購入した数年後に始めて知ることになった。
業界で頑張ってイメージやブームを作ることは、よくやられている手法である。
バレンタインデー！しかり、○○の日しかり！！
私は全国の６８０００軒の開業歯科医師が手に手を取り合って
「ブライダルには白い歯で！」と言う新しいムーブメントが興せないかと
本気で考えている。
日本人は黄色人種であるために歯が黄色い方が多い。
これはこれで自然なことであるが
日ハムのシンジョーのような白い歯に憧れる方が本当に毎年増えてきている。
「ブライダルには白い歯で！」
ウエディングドレスにはやはり白い歯で微笑んで欲しい！！
ブライダルを控えるあなた！歯のホワイトニングはお任せ下さい！！
2006年08月24日
何かが違う！
昨日は私としては珍しく、本を読みながら眠ってしまい
ユニフォームのまま、朝を迎えた。
疲れが溜まっているのかと、自分で自分をかばいながら
折角の水曜の夜に仕事が進まなかったことを後悔する。
夏もあとわずか！！
私はある面、新し物好きな面が強いも、逆に
変化を嫌うＡ型気質が強く現れることが多い。
過去数年間使用してきたブラウンの髭剃りが先日
なぜかダウンしてしまった。
充電してもウンともスンとも言わない！
いつもならＤＥＯＤＥＯの５年間保証に入っているので
すぐにでも近くのＤＥＯＤＥＯに持参するのだが
このシェーバーはヤフーオークションで格安で手に入れたシェーバーなので
保証は１年間だけ！とっくに切れている。
私にとって朝の髭剃りの時間は「気づきの時間」と呼ばれ
今まで不思議なことに「おおきなひらめき」が得られる時間であった。
その閃きの時間に肝心要の髭剃りがダウンしては
私にとって、そして当院にとって大きな損失だろうと
今日の夕方、ＤＥＯＤＥＯに髭剃りを買いに出かけた。
変化を求めない私は今の車に１２年間乗り続けている。
「まだあの車に乗っているんですか！」と後輩にからかわれる。
その車はドアの開け閉めで、凄い異音を発揮するだけでなく
後ろから見ると追突されてゆがんでいる。
サイドのドアモールは取れていて大雨が降ると
内部にまで浸水する。
ブラウンの髭剃りも数年間無事にお役目を務めてもらい
今では効率が低下して私の顎によく切り傷を作ったものだ。
それでも私は旧式であろうがブラウンのシューバーに固執した。
畳と○○は新しいものがいいと叫ばれる中！私は自分自身
旧式の人間あるために旧式のものが性に合う。
そんな私が最新式の３６０度回転するブラウンのシェーバーを購入した。
明日からの気づきが大きな変化をみて私の人生が良い面でかわるなら
シェーバーへの２万円弱の投資は安いものとなる。
結果は明日の朝
今夜は私の潜在意識に訴えて眠りにつこう！
明日からの朝の気づきに万歳！！
これで私の人生も３６０度の面から加速する！！！
2006年08月21日
オーストラリア歯科事情
土曜日曜は同門会のインプラントセミナー！
今日は昼も夜も人と会って打ち合わせ！
今年の夏も駆け足で過ぎて行く！
今年の夏も家族と海には行けそうに無い。
父親らしいこと！夏休みらしいことって、一体何？？
シドニーで数日間過ごした私は向こうで数名の日本人の方と
お会いして食事をしたり話をしたりビジネスの打ち合わせをした。
ほとんどの方が在オーストラリア１０年以上、Ｔさんは２１年
Ｎさんは１５年などオーストラリアのベテランだ。
その方々が私を歯医者と知って話をされたのが
オーストラリアの歯科事情である。
皆さんが同じことを言われたのだが、それは
「オーストラリアの歯科はとても高い！！」と言うこと。
オーストラリアの歯科は基本的に健康保険が効かない。
全額実費か、特別な民間保険への加入が必要である。
と言うことは患者サイドが負担する治療費が高いことになる。
ある日本人でシドニーで働いている女性は
親知らずが痛み出して、歯科を受診した。
オーストラリアの歯科医院では痛いからといって、いきなり麻酔をしたり
治療を始めることは絶対無いと言われる。
最初は診断と見積もりだけ！！
その金額にＯＫを出すと、２回目より始めて治療が始められる。
親知らずの抜歯１本に出された見積もりは日本円で１３万円だった。
その女性は航空券を買って日本に帰国して日本の歯科で親知らずを抜いた。
国際線のチケットを買っても、それでも数万円安くなったと喜んでいたらしい。
しかし日本の歯科もこれから永遠に健康保険の恩恵を受け続けられるのだろうか？
歯科は基本的に命に別状は少ない。
医療費が高騰している今日本の歯科が健康保険から切り離されるのは
時間の問題ではないだろうか？
その時が急に来て慌てないように、私達歯科医師側も患者さん側も
きちんと今から予防して自分の歯の健康を守るべきではないだろうか？
しかし外国から日本を見ると、ここ数年感じ続けているのが
日本の国の価値の下落である。円の価値の下落かもしれない。
１オーストラリア＄は８０円の感覚があった私は
滞在中に１オーストラリア＄９０円の声を聞き、実際シドニー空港で
両替をすると１万円出して１００オーストラリア＄すら貰えなかった。
１オーストラリア＄は１００円で計算したほうが実勢に近い感覚だ。
韓国のウォンも円と比較してどんどん上がるし、ヨーロッパのユーロも
どんどん値上がりしている。
今日本の景気が回復したと言われてはるが、海外から日本の記事やニュースを見て
決して日本の景気がいいなんてとても感じられない。
これから日本と言う国は、果たしてどこに向かって行っているのだろうか？
果たして日本の将来は？？
2006年08月19日
歯医者シドニーへ行く！その２
関西空港のロビーで私は
途方にくれていた。
「これじゃーシドニーが夢幻に終わってしまう」
ＪＡＬのカウンターの地上係員の方は
「今回だけ特別ですよ！」と私に目配せして
カウンター横のパソコンで私が先ほど失敗した
ビザの申請を自ら始めてくれた。
「ビバ！ＪＡＬ！！」
「ビバ！！ビザ！！！」
たまにはＡＮＡからＪＡＬへの浮気もいいもんだ！
何て訳の分からない日本語を心の中でつぶやきながら、
最終のチェクインにギリギリ間に合って、
私はシドニー行きのチケットを手にすることができた。
「しかしオーストラリア行きにビザがいるなんて？
知らなかった。」
「旅行代理店の方は何も言われませんでしたか？」
と聞かれるも、旅行代理店の人は言う訳が無い！
なぜなら向こうは台湾人なので日本人とは条件が違う！
外国に出かけることを甘く考えすぎていた自分の甘さがうらめしかったが
機内食に特別にオーダーしていたベジタリアンメニューを食べるころには
既に先ほどまでの大失態をすっかりと忘れている歯医者であった。
ＪＡＬ７７７便は関西空港を夜の１０時前に出発してブリスベーン経由で
シドニーには翌日の１０時過ぎに到着した。
ビザが不備で空港から強制送還されないよな！と言う私の不安は不安のままで終わり
無事オーストラリアの地を踏むことができた。
シドニーの空港は市街地から近いのでタクシーを利用してホテルまで向かった。
ホテルはダーリングハーバーに面するワンダーリングハーバー！
アパートメントタイプのホテルでさっそく近くのコンビニで朝食の食材を
買い込む。
今から始まるシドニーでのオージーライフ！！
とりあえずシドニーと言えばオペラハウス！
ヨットの帆をデザインして１４年間の歳月を投資して作られたあの建物！
オペラハウスの鑑賞後はサーキュラーキーから船に乗って
動物園へと向かう私だった。
コアラとカンガルーを動物園で見ながら、シドニーへ来た目的を
すっかり忘れてはしゃぐ私だった。
オーストラリアは移民の国！毎年数万人の移民を受け入れる。
特にシドニーはアジアの人がとても多く、日本人の観光客でも
滞在中、嫌な思いをすることは全く無く
それより各国の美味いものにありつけて、とてもうれしい日々を
送る事ができたのだが、果たして私の今回の旅の目的は？
昼間っから、オイスターバーで牡蠣と白ワインを飲みながら
体と心はすっかりとバケーションモード！
さて明日はどこに出かけて何を食べようかしら？？
2006年08月18日
歯医者シドニ−へ向かう！
お盆明けの診療も無事終了！
パソコンを５日ぶりに開けると未読のメールが８０００通！
ほとんどが掲示板への英語の書き込み！
遂にはメールサーバーがパンクして
友人からメールが送れないとクレームの電話！！
暑い岡山で私の頭もかなりヒートアップ！！
お盆休みの数日間の休暇を利用して
私はオーストラリアのシドニーへと向かった。
南半球にあるシドニーで、改めて外国から今の日本を感じたかったことと
オーストラリアの歯科医療に触れて、これから厳しさを増す
日本の歯科医療への何かヒントがないかどうかを探す旅でもあった。
チケットは台北で発券したチケット！台北への往復つきで４区間１０万円を切る値段で
季節の変動が比較的少ないオーストライア線が買えるとは本当にありがたい。
いつもは出発の１時間前にバタバタとカウンターに飛び込むように
チェックインをする私も、今回のロンドンでのテロ未遂事件を考えて
２時間半前に関空に着いた。
ＪＡＬのカウンターはお盆のピークで、ツアーでの観光客が多く
ビジネス客が少ないためか？一般のカウンターは閑散としていて
拍子抜けとなった。
カウンタ−でＥチケットのコピーとパスポートを出して
「シドニーまで７７７便のチェックインをお願いします！」と旅慣れた旅行者を装った。
ＪＡＬの地上係員の方のパソコンを打つ手がすぐに止まった。
マイレージカードを出していなかったか？旅慣れた私としたことが！！
「すみません！これがマイレージカードです！」
「いえ！違うんです！！」
「えっ？」
「中野様、ビザの登録申請はお済みでしょうか？」
「エッ！ビザ？オーストラリアってビザがいるの？？」
「はい！これではチェックインができませんね！」
「いや！ちょっと待ってください。飛行機に乗れないってことですか？」
「はい、そうです！」
「いや！はいじゃなくて私はシドニーで既にアポも数件取っているので
今更飛行機に乗れないじゃー困るんです！！」
ビザの申請でオーストラリア大使館がどうのこうのと言われる。
気が既に動転している小心者の私はこの話がなかなか耳に入らない！！
今日は大使館なんて休みだろう！それに今何時と思ってんの？？
ＪＡＬの地上係員の方は親切にも私を「こちらです！」と案内した。
「えっ！関空の中にオーストラリア大使館ってあるの？？」
不安がる私をＪＡＬの方は１台のパソコンの前へと向かわせた。
ここでインターネットでオーストラリア大使館にアクセスして
ネットで取れるビザを申請してください。
へっ−！今はネットでリアルタイムでビザの申請ができるんだ！
パソコンなら任せて下さい！すぐに申請してカウンターへ戻ります。
早めに空港に来て本当に良かった！
一歩間違ったら最終のハルカで帰らないといけない所だった。
パスポート番号や発券日などを慎重に慎重に打ち込んで
ビザの申請を終わらせた。
カウンターに戻った私にＪＡＬの地上係員の方にビザの申請が済んだと
報告した。
１０分カウンターの横で待たされた私は
向こうからやってきた係員の方にビザの申請が失敗したらしいと
報告を受けた。
「ガ−ン！出発まで後１時間を切った！」
シドニーへ私は果たしてゆけるのであろうか？？
2006年08月11日
歯医者の節約
熱い夏！
私の潜在意識は夏でお休みの模様！
問題解決はほど遠い。
夕刻西の空が真っ黒に曇り、久しぶりの夕立！！
夕立の路面から沸き立つ匂いに、日本の夏を体で感じる。
子供の頃、夕立の中を学校から傘もささずに帰ったのは
何十年前の記憶になるのだろう？
昨日の木曜は当院のロングミーティングの日だ。
木曜だから休んでいたり遊んでいるわけではない。
当院がもっと素晴らしい歯科医院になるようにスタッフ皆が
朝から集まり、ロングミーティングで改善点を話し合っているのだ。
昨日のスタッフのミーティングの一つの話題「節約」について！
参加したスタッフがブレインストーミングのごとく、思いついたアイデア
を出し合って節約につちて改善出来る事を話し合った。
「買ったのに使っていない無駄にしている歯科材料がある！」
⇒私は新し物好き！普段は材料管理担当のスタッフが材料は在庫と価格を考えて
注文するのだが、時々新製品のデモを受けて私が直接注文する。しかし
その新しい材料が使われないで棚の上に大切に仕舞われているなんて！
「高い歯科の機械を購入したのに使っていない機会がある！」
⇒この高い機械を買うことを決定したのは、この私！しかし歯科の技術も
日進月歩！ホワイトニングの機械もアメリカと時差のないレベルを追求すると
どんどん機械と材料だけが不良在庫とかす！ヤフーオークションを利用しよう。
「なかの歯科は、セメントや型を採る材料の使用する量を厳しく言わない！」
⇒私が以前アルバイトで行っていた歯科医院は、セメントも無駄に余らせると
よく叱られていた。当院は、いや院長の私は甘すぎるのか？
何だ！全て私に原因があるのか？
歯医者の節約を進めるのは院長の意識改革が一番なのだ。
診療後、いつもお世話になっている歯科材料店のＦさんが当院に来院されて
私に聞いた。
Ｆさん：「院長先生、先日の自動練和機はどうしましょうか？」
院長：「買います！直ぐに持ってきて下さい！」
やはり歯医者の節約を進めるのは院長の意識改革が一番！！
2006年08月08日
歯科衛生士学校
暑い夏！昨日は一日大忙し！！
お昼はもちろん抜き、夕食にありつけたのは
午後１０時３０分を回る。
夏バテなんてしている場合じゃない。
４０代の歯医者は人生で一番働かないと！
先日、私が受け持っている歯科衛生士学校の前期の
最後の授業が終わり、前期試験を行い試験の採点をした。
今回の試験問題は国家試験問題、筆記試験問題を
バランスよく配置したつもりだが、最後に私らしい学生さんに
自由に思いを書かせる問題を出した。
その答案を見ながら、私は本当にうれしくなった。
私は毎年、自分の持てる力を振り絞って歯科衛生士学校の授業を行っている。
毎年同じ内容ではない！その年の学生さんや雰囲気によって毎年毎回変える。
私にとっては衛生士学校の授業とは、お笑い芸人さんの舞台の様に
一発勝負であって真剣勝負でもあった。
木曜が授業だが、毎回前の日曜に３時間以上かけて準備してきた。
新たな媒体を使ってタイムリーな情報を！
鉄は熱いうちに打て！熱く熱く語った。
歯科サービスを伝えるビデオを選ぶのに私は５本のビデオを購入した。
１本１０５００円の「ＤＯ ＩＴ！」と言うビデオだった。
仕事に対するやりがいを伝えるために私はＮＨＫのプロジェクトＸのＤＶＤを
１０本購入した。しかしこのＤＶＤは１分も学生さんに見せることすらしなかった。
１回しか使えない授業のパワーポイントを作るために私は３５０００円の費用をかけた。
私の講師料は１回○○円なので、完全に投資で赤字を出しまくった。
それでもいいと今年は思っていた。
なぜなら今年の学生さんは私の９０分間の講義、ほとんど誰も居眠りをしないで
一生懸命聞いてくれたからだ。
私が講義を受け持った最初の年は余りにも私語がうるさいので
「私語を話すなら寝てください！」と言ったら半分の学生さんが本当に机の上に
うつ伏せになって寝始めた。
そのことに私は大いにショックを受けた。
「私の授業はつまらないのか？」「私は受け入れられていない！！」
しかし今年は本当にキラキラした目で私の話を皆聞いてくれたのだ。
熱い思いは伝わる！いや毎年毎年繰り返してきて今年初めて十分伝わった手応えを
感じることができた。
最後の問題の最後に学生さんの私へのメッセージを読んで私は泣きそうになった。
「今まで何度も衛生士学校に進んだことを本当に良かったのかどうか？
自分に向いているのかどうか？悩んでいました。
しかし中野先生のプラス思考な授業を受けて、ここまで頑張れました。」
「中野先生に負けないように熱い衛生士になりたいです！先生もこれからも頑張って！！」
「先生の授業、本当に楽しかったよ！頑張って絶対ステキな衛生士になるからね！」
「最後の授業で一人一人にメッセージを貰って本当にありがとうございました。
うれしかったです。」
これからの日本の歯科界が繁栄するも衰退するも、歯科衛生士が大きな
キーを握っていると私はここ数年言い続けている。
この歯科衛生士学校の卒業生は必ず岡山の歯科界をリードする。
いや日本の歯科界をリードする衛生士がこの学校から必ず出てくる。
私は今ここに宣言する！！
2006年08月05日
脱さぶちゃん！
目が覚めると太陽の位置が高い！
「日曜日なので朝寝坊したかな？」
「お昼の約束まで数時間あるので
それまで、時間をどうやって有効に使おう？」
と思っていて気がついた。
まずい！今日は土曜日だ！！
曜日の感覚すら判らなくなるとは
本当に朝から情けない！！
先日、久しぶりに時間を作って散髪に向かった。
前回私が「歯医者のさぶちゃん！」になった旨をブログに書き込んだので
もしそのブログを読んだ方が、私が絶対の信頼を置いている
散髪屋のマスターの腕を悪く思ったら嫌だな！と考えていた。
「それならブログに書くな！」と言うお叱りの声が聞こえそうだが
例え批判の声を受けようが、ブログにもホームページにも必ず「笑い」を
盛り込みたい私なのでそこは仕方が無い。
散髪に向かった私は散髪屋さんの椅子に座り鏡に向かって
自分に問いかけた。
「どんな髪型をお前は求めるのか？」
私の心の声「谷原章介のような、あんなのがいい！！」
もう一人の声「顔が違う！！絶対似合わない」
私の心の声「何とか『もこみち』のようなあのヘアースタイルは？」
もう一人の声「顔の大きさに違いがありすぎる！却下！！」
散髪屋さんのマスターが私に聞いた。
「今日はどんな感じになさいますか？」
私は答えた。
「いつものようにして下さい！」
冒険ができない私！まあ前回は少しだけ冒険したために
さぶちゃんになったのだが！
髪を大きく切ると気分まで違ってくるから不思議なのものだ。
散髪屋さんのマスターが私の頭の両サイドを見てつぶやいた。
「中野さんには、いつもお世話になっていますから
この両サイドの髪を無料で結構ですから、少し染めさせて下さい！！」
「もちろんお願いします！！お金はきちんと取ってください！」と言いながら
私はカットの料金だけを支払い家路へと急ぐのであった。
私の髪の色はもともとは一体どんな色をしていたのか？
今の髪の色は本当はどんな色をしているのか？
それは誰にもわからない！
2006年08月04日
和み おかやま
木曜日は朝から雨漏りの修理で
一階も二階もテンヤワンヤ！
その中で医院の電話は鳴りまくり
急患のお子様は来院されるはで
私の頭も雨漏りしそう！！
先日「和み おかやま」をソウルノートから出版された
ＦＭ岡山のアナウンサー！「フレッシュモーニングの顔」
森田恵子さんと先日お食事を共にした。
森田さんとの食事の前に、予習をしようと
「和み おかやま」を読み返していた。
しかし、この本の完成度は凄い！！
前ページ、森田ワールド！！
森田さんが近年まれに見る「感性の人」だと言うことが
この本からヒシヒシと伝わる。
森田恵子さんはフリーアナウンサーではあるが
いつも着物を小粋に着こなされていて小物のセンスもさすがである。
その森田さんのお薦めの岡山の店がステキな写真と共に
紹介されている。
「岡山は田舎だから良い店が無い！」と言われる方は
勉強不足である。
この本を読むと岡山の粋な店が数多く紹介されている。
しかし岡山には本当にうまいフレンチやイタリアンの店は決して多くない。
雨後の竹の子のように現れる、ホットペッパーに割引クーポンと共に
掲載されている「訳のわからない多国籍料理」は私は嫌いである。
料理は文化と思っているので、料理にも伝統を重んじる古風な人間の私は
和食はあくまで奇をてらわないシンプルな和食！
イタリアンはあくまでイタリアの地域に根ざした伝統的な料理が大好きだ。
森田さん、次回の「和み おかやま２」はぜひイタリアンとフレンチの店を
紹介して下さい。
歯医者で和み！！と当院を紹介してもらえると大変うれしいです。
森田さん、達筆のサイン入りのご著書！ありがとうございました。
大切なので家宝にしたいのですが、患者様に見せびらかしたいと
待合室に飾っています。
2006年08月02日
最近のインプラント治療
患者様から最近贈り物をよく頂く！
なぜか私の趣味をよく皆さんご存知のようで
甘いもの、特にロールケーキの差し入れをよく頂く！
重なる時には重なるもので、数日は私の朝食は
ロールケーキに間違いない！
とても幸せを感じるが、体重だけが心配！！
数日、続けてインプラントのオペが入る。
最近の当院のインプラントの流れは少し変化している。
今までは、例えば１本の歯を失ったところに両端の歯を削って
ブリッジと言う処置を行いことが多かったのだが、
最近では「健康な歯を削りたくない！」
「削れば削るほど、どんどん悪くなる！！」
と言われて、１本の歯がないところにインプラントを希望される方が
増えてきている。
１本のみのインプラントであれば上の歯をハイブリッドセラミックを用いれば
３０万円の価格でインプラントが可能である。
その時は両端の健康な歯は全く触る必要な無い！
セラミックのブリッジでも最短の３本ブリッジで２６万円ほど必要なことを
考えれば、１本だけのインプラント治療がいかにメリットが大きいか
判ってもらえるだろうか？
『インプラントをするなら岡山では「なかの歯科」で！！』との評判を
どこからか聞かれて、某国立大学の先生方や、某国立病院の医療関係者の方や
某テレビ局の方が、続けて当院に来院される。
事前の評判が実際より高すぎるようで一抹の不安を感じながらも
遠方からわざわざ来院された方のために当院で最高の治療を与えたいと
心から思う。
明日からの８月のＲＳＫラジオ放送は
このインプラント治療への期待の高まりを受けて
ぜひ「インプラント治療のメリット、デメリット」について熱く語りたい！
明日のラジオ放送はＲＳＫ山陽放送での生放送！
絶対に失敗は許されないが、最近全く緊張すらしない私は
視聴者の方に喜んで頂ける情報を発信できるのだろうか？