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2007年12月25日
歯医者のクリスマス
クリスマスイブのシェフはこの私!
家族のために渾身の力を込めて料理を作る。
火加減と塩加減は、本当に慎重に慎重に進める。
結果として家族の反応は上々!!
パスタ3品も全て完璧と思える仕上がり!
セコンドの牛肉の火の通し加減も完璧。
いやクリスマスイブにこれほど高い完成度の
料理ができるとはイエスキリストに感謝。
今日は連休明けで朝から最後まで急患のオンパレード!
その年末の忙しい中、私はロータリークラブの
クリスマス会に出席のために5時前に仕事を上がる。
当院の患者様にもスタッフにも迷惑を掛けるのだが
ロータリーに参加すると決めた以上は、私の役割は
きちんと果たさないといけない。
その思いだけで会場の岡山全日空ホテルへ向かった。
ロータリークラブは一部の経営者の集まりで、歯医者の私には
全く関係ないと思っていた。
そんな私が、岡山西ロータリークラブの最低年齢の会員として
活動するとは昨年の私には思いもよらなかった。
波に乗るように私の今がある。
その岡山西ロータリークラブの今日はクリスマス会があった。
私は家族親睦委員として会員の方のお世話をしないといけなかった。
しかし私が今日感じたことは、仕事が出来る人間は
本当に家族を大切にしている。
逆に言うと素晴らしい仕事をするためには絶対に
家族のバックアップが必須条件なのだ。
私が人間性を高めて、これから岡山でより一層活躍するためには
ロータリーの先輩の方々から今までより多く学ばないといけない。
私が自らを高めて次のステージへと進むために
私は今日ある決断をした。
私は来年の2月に仕事を5日間休んでカンボジアを再訪する。
ワタミの渡邉美樹社長と共にカンボジアを視察する。
渡邉美樹社長が理事長を務めるスクールエイドジャパンが
カンボジアで孤児院を建設中で、その開園式に私も出席したいと
心から強く思った。
自分の中で何かを進化させながら
自分が地球で何か役立つ存在になりたい!!
2007年12月23日
Mの歯医者
今週のテレビ放送の反響が凄い!
飲みに行った居酒屋の店長さんにも
「テレビ見たよ!」と言われる。
今回の番組のテーマは「アンチエイジング」
殻を破って出し切ったのが良かったのか?
恥を省みず「ウイスキー」と叫んだのが良かったのか?
スタッフからも非常に好反応!!
「院長!来月は何を話すんですか?」と聞かれる。
「うん、来月は歯周病について話そうと思っている。」
「院長!頑張ってください!」と反応があると思っていると
「うーん!歯周病じゃー普通すぎてインパクトに欠ける!!」
何て評論をしてくれる。
ありがたい評論だが、私は一般の歯科医師であり
お笑い芸人では決して無い!!
でもそう言われて、必死でネタを探している自分が情けない!!
スタッフA:「院長は確かMでしたよね!」
院長:「そう私はM。」
スタッフB:「でも院長はSでもMでも、両方大丈夫じゃないんですか?」
院長:「いやー、そう見えるかもしれないけど私は完全なM!!(キッパリ)」
スタッフC:「じゃー手を見せてください!Sの手じゃないんですか?」
院長:「いや、私は誰が何と言おうと絶対のドM(ドエム)」
しばらくの沈黙
。。。。
スタッフA:「院長、すみません!Mのグローブ切らしているんで
しばらくSのグローブで我慢してください!!」
歯医者の手袋(グローブ)の話でした!!
チャンチャン!!!
2007年12月21日
院長!テレビアゲイン!!
木曜日の日程は分刻み!
ポカをしてはいけないと
その日のスケジュールを手帳で
確認してA4の白紙に書き込んで確認する。
その紙に書き出された今日の予定は8項目!
朝から目の前が暗くなる。
今日の8つの仕事のうちに最も大切な仕事は
やはりテレビの生放送だろう!
今日のRSKテレビ「イブニングDonDon」の歯の健康コーナーでは
12月にふさわしい視聴者に喜んでもらえる話をしようと
私の得意分野「アンチエイジングと歯科治療」の話をしましょうと
Kディレクタ−と打ち合わせをしていた。
RSKテレビのスタジオに到着すると先客がいた。
見慣れた顔ではない!
怪訝な顔をした私に、その見知らぬ人は初対面で
「始めまして!」と満面の笑みで、両手で握手を求めてきた。
話を伺うとミラノ在住のテノール歌手の○○さんだった。
さすがにミラノに10年以上住んでいると、もはや行動は日本人ではない。
ラテン系そのままだ。
あのパパロッティを彷彿させるとイタリアで評判の新進気鋭のテノール歌手の
凄さはその歌声だけではなかった。
イタリア版オヤジギャグの連発!
いや黙っていれば男前のテノール歌手の○○さんは
リハーサルこそおとなしかったものの本番になると豹変した。
プロはある意味で凄いと心から唸った。
今回は12月でクリスマス前だったので私は
思いっきりおしゃれしてスタジオに向かった。
いつものレギュラーのみよしのの○○社長は全身エルメスなので
私は密かにあのスタイルを抜いてやると狙っていた。
そして私はフェラガモのアウトレットで誰も決して買わないだろう
黄色、いや金色に近いある意味で派手派手なネクタイを締めてスタジオに向かった。
しかし○○社長のネクタイは、グリ−ンではあったが、ポケットチーフに
ネクタイのグリーンとゴールドのチーフを重ねられていて
その場であっけなく勝負は付いてしまった。
今度は真っ赤に赤く燃え滾るネクタイを締めてリベンジを図りたい。
イタリアのオヤジギャグ連発のイケメンテノール歌手と、岡山のおやじギャグ連発の
エルメス社長に挟まれた私は存在感をどんどん失っていった。
でも餅は餅屋!
歯の健康のコ−ナーになれば絶対私が一番光るとココロに信じていた。
今回の話で私は「歯とアンチエイジング」がいかに密接に関係しているかに
ついて詳細に説明した。
無茶苦茶恥ずかしかったが当院で毎日欠かさず行っている
笑顔のトレーニング「ウイスキー」は当院の朝礼の風景まで録画して頂いて
わざわざ流してもらった。
全ては私がお願いした。
6分を少しオ−バーして、少しだけ笑いを入れた私の話は終わった。
自分の与えられた役割は、今回は100%フルに果たしたように思って
疲れを感じながらうれしく思っていた。
しかし悲劇はここから起こった。
番組のエンディングで私が今回用意した笑顔のトレーニング方の
「ウイスキー」の発声練習以外のもう1つを皆でやろうと言う話になった。
そのもう1つのトレーニングとは?
それは「割り箸ストレッチ」
笑顔の本には必ず書かれている有名な割り箸を使った笑顔のトレーニング!
もちろん歯医者ならその言葉は誰でも知っている。
しかし知っていると出来るは違っていた。
私は毎日「ウイスキー」は自分で実際練習しているの凄い自信が
あったのだが「割り箸ストレッチ」はほとんど実践したことが無かった。
だから自信がなかった。
「中野先生のお手本で、割り箸ストレッチをしましょう!」
と言われた私は、乗りのいいイケメンテノール歌手と
これまた乗りのいい○○社長の間に挟まれて仕方なく割り箸をくわえた。
これは割り箸より自分の唇の端の口角を上に挙げなければいけない。
しかし前のモニターに映る私の口角は引きつって割り箸より下がっていた。
それに気が付いた私は頑張って口角を挙げようとすればするほど
眉間に皺がよって見にくい顔になっていった。
テノール歌手と○○社長がスペシャルな笑顔を本番で見せる中
素人の私だけが引きつった笑顔でエンディングを迎えるのであった。
その夜の忘年会で私は荒れた!!
2007年12月18日
早朝から深夜まで!
今日はいつも朝礼でお世話になっている
「職場の教養」の岡山倫理法人会の
モーニングセミナーで会員発表をする日!
集合時間は朝の5時50分!
ダッシュで準備して、会場の岡山シティホテルまでの
移動時間を入れても朝の5時10分に起きないと間に合わない。
小心者の私は目覚ましが鳴る前の朝4時15分に目が覚める。
まだ1時間あると安心して再び眠りに着いたら
今度目が覚めて時計を見ると、何と6時15分と表示されている。
まずい!寝過ごした!!
急いで起き上がって、なぜかタクシーで会場に向かうところで目が覚めた。
夢だったのだ!!
そんな夢を見るくらいプレッシャーを感じるのかと
改めて自分の器の小ささに恐れ入る。
結局、妻にジャストの時間、朝5時10分に起こしてもらって
遅刻することなく会場へと到着!
自分の中で、約束は必ず守らないといけないと言う真面目なココロと
人間でっかく生きるためには少々の事には目をつぶって
寝過ごすくらいの男になれ!との不真面目なココロの2つが存在して
朝から葛藤に揺れる。
モーニングセミナーは20分から25分話してくださいと
言われたので時間一杯25分話し続けた。
話ながらいつものように面白みのない真面目だけがとりえの
私の話し方に、やはりナンバグランド花月でお笑いを学ぶべきか?
それとも落語のCDを買って上方落語を学ぶべきか?
真剣に迷う。
話はやはり最初の掴み(つかみ)が肝心と思って
今朝寝坊した夢を見た話をした。
そして、しっかりと滑った!!
今日は当院の人事コンサルタント近藤京子先生のコンサルの日で
昼休みもワークが続いて、昼寝をする時間は取れなかった。
仕事が終わって、急いでスタディグループクラブSの例会会場に
当院の歯科医師4名は移動した。
今月の例会は担当はこの私!
1時間の時間をもらって私が今取り組んでいる事例を会員の先生方に発表!
1時間話をしながら自分の話の弱点を実感した。
まずは間が悪い!
ベテランの落語家は間の取り方が秀逸だ。
恐ろしいほど間合いを取るのだが、この間合いが笑いを誘う。
話のスピードが早い!
基本的に早口でせっかちな私はブリが付けば話す速度は加速する。
加速しすぎて聞くほうは理解不能に陥る。
やはり話し方教室に通おうと真剣に思う。
私は人前で話すことは全く苦ではない。
それより快感に思うほうだ。
しかしそれより自分のイメージ通り、うまく話せない自分がもどかしい。
木曜日はまたテレビの生放送の日だ!
忘年会続きで体重オーバーな私は自分の自信を失っている。
しかし今度こそ生放送で笑いが取れるように、爆笑レッドカーペットで学ぶ!!
でも笑いを学ぶ教材が爆笑レッドカーペットでは。。。
また絶対すべる!!!
2007年12月17日
捨てること
待ちに待った渡邉美樹さんの
「夢に日付を!DateYourDream」が届いた。
しかし待ちきれなかった私は既に
原田隆史さんの夢を絶対に実現する手帳を
買ってしまっていた。
渡邉さんの手帳か?原田さんの手帳か?
どうする?お前!!どっちにする??
昨日の日曜日に私は岡山で開催されたあるセミナーに参加していた。
知っている人は知っている「カカトコリ」師匠のセミナーだ。
私の人生は4年前に閑谷学校で開催された武沢先生の非凡会合宿に参加して
本当に変わったように思う。
何が変わったのか?多くの素晴らしい人との出会いがその場であったのだ。
多くの前向きで尚且つ潜在能力が高い人たちと友人になって
文字通り私の人生は変わった。
私はそのきっかけはあの閑谷学校合宿とずっと思いこんでいたのだが
先日ある友人が、いやその半年前に開催された栢野さんのセミナーが
皆が出合った最初のきっかけではないかとの新説を出してきた。
そのセミナーの主催者が「カカトコリ」師匠だった。
自己啓発、成功法則を熟知している師匠のセミナーだが
今回は時間管理とお金の管理に絞った話となった。
時間管理で大切なことは用件を4つの分野に分解して
重要でも緊急でもない用件は思い切って捨て去ることが大切と聞いた。
誰でも平等に1日24時間しかない。
その同じ24時間で結果を出す人もいれば、何時まで経っても結果が出せない人もいる。
私が持つ時間も、もちろん1日24時間しかない。
その中で歯医者の仕事をこなして、同窓会の仕事を進めて、
その上で自分の今後の糧となる本を読んだり、
セミナーに参加する時間を捻出するためには?
捨てさるしかない!
私は自分の夢や目標を達成するために何を捨て去ることが出来ているのだろう?
「テレビを見る時間」
「ゴルフをする時間」
あれほど好きだった「スキーとスノボをする時間」も私は完全に捨て去ってしまった。
「平日飲みに出かける時間」
「キャバクラに行く時間」
「ダラダラと布団の中で過ごす時間」
上記6点は私はほぼ完璧に捨て去ることが出来ている。
しかしまだまだ無駄に時間を使っているものがあるのではないか?
セミナーやワークを通じて、お金も時間も管理が本当に大切なことを実感する。
「そんなに時間に追い立てられるような人生で本当に満足ですか?」
と聞かれたことがある。
私は「満足です!」と胸を張って答えた。
私なんか全然忙しくない!
私が大好きな渡邉美樹社長は、絶対私より2倍以上長時間働いている。
私も負けるわけにはいかない。
しかし「カカトコリ」の師匠はシルバーグレーのステキなヘアーなので
かなり先輩と思っていたのだが?
師匠は私よりわずかに1年だけ先輩だった!
2007年12月15日
歯医者の読書
「12月に入ると太りませんか?」
ある方にそう言われた。
12月に太る?それは当たり前だ。
連日連夜の忘年会にプラスしてお歳暮のお菓子攻撃!
これで太らない訳がない!!
健康に年が越せるのなら少々太ってもいいのよ!!
でも来年こそはスポーツを必ず始めよう!!
先週の土曜日に当院の忘年会が開催された。
その忘年会の中で、私は参加したスタッフに1冊の本をプレゼントした。
選びに選び抜いてスタッフが成長するために必要な本として
私は望月さんの「幸せの法則」を選んだ。
あれから1週間、いったいどの位のスタッフがあの本をちゃんと読んでくれたのだろう?
何かの変化にすぐ行動が起こせる人と、そうでない人がいる。
直ぐに行動を起こせる人のほうが成長するスピードが早い。
例えば先日当院のスタッフはカシータの高橋オーナーの話を聞きにいった。
その話を聞いて「あー!面白かった」と単に感想を言うだけでは何も変化しない。
行動を起こさないと人生何も変わらないのだ。
あるスタッフは、リッツカールトンホテルの素晴らしさを聞いて、
それならとリッツカールトンホテル大阪の宿泊を
自分の両親にプレゼントしたと聞いた。
自分がまだ行ったことすらないリッツカールトンホテルの高い宿泊料金を
自ら出して、両親に感謝の気持ちを込めてプレゼントする。
素晴らしい!
普通は出来ない!!
行動することの素晴らしさと、両親に感謝する気持ちの素晴らしさ!
私はうれしく思った。
スタッフに私が本をプレゼントしたら、直ぐにでもその本を読んでほしい。
それから必ず本の中で興味を持った内容を、実際に行動に移して欲しい。
あの本には40の「幸せになるため」のヒントと40もの行動を起こすための
ワークが書かれている。
例えば「6、本は幸せを運ぶ最高の自己投資」を読んだなら
そこに書かれている著者お薦めの15冊の本のうち1冊でもいい
書店で探したりアマゾンで注文してお金を出して購入し読んで欲しい。
私は情けないことに40歳前までほとんど読書をしない人間だった。
読むのはマンガ!マンガ大好き人間!!
電車の中で「少年○○」を恥ずかしげも無く読み耽るおっさんだった。
そのころの私は自分の人生に対して後ろ向きで、愚痴や他人の悪口ばかり
言っていたように思う。
「何て自分の人生はついていないんだろう!」って。
しかし5年前に本を読むことの素晴らしさを知った私は
文字通り人生が変わった。
前向きになり、愚痴や悪口が減り、感謝の気持ちや
謙虚な気持ちを自然と持つことが出来るようになった。
恐らくそう言った私の変化を一番感じているのが
当院の昔から頑張っている古株?のスタッフだろう!
「院長、本当に変わりましたね!」
そう言われることがとてもうれしい。
先週の忘年会で私はスタッフ全員に同じ本をプレゼントしたが
私も実はある外部スタッフから1冊の本をプレゼントされていた。
その本の名前は「影響力の武器」ロバートチャルディーニ著
テーブルの上に置かれたこの名著は1週間経つのに
まだ1ページも読まれていない。
何も行動しないと人生は決して変わらない!!
明日からこの分厚い、その上に文字が小さい本に取りかかろう。
自分の人生を豊かに輝かせるために!!
2007年12月13日
クリスマスイベント
今日は待ちに待ったクリスマスイベント
スタッフは朝から準備に大忙し!
今日のイベントが無事に終わることだけを
私は朝から神に祈る!!
今日の木曜日は診療は休診にして
当院の予防クラブミガキッズクラブのクリスマスイベントの日だった。
当院では0歳から小学校6年生までのお子様を対象に
予防クラブを作っている。
その「みがきっずクラブ」は既に会員が1800名近くにも達し
岡山県では最大級の歯の予防クラブになっている。
そのミガキッズクラブ対象のクリスマスイベントが今年も開催された。
このイベントに関しては私はスタッフに全く指示を出していない。
当院のスタッフが自分達で役割分担して予算表を立てて
昼休みや診療後、または自分の家に持ち帰って
子供達の笑顔のために準備を続けてきた。
そして今日がその本番!
昨年は近くの「ふれあいセンター」の会議室で開催されたクリスマスイベントも
駐車場の関係上、今年は「矢坂公会堂」で開催された。
早朝から、まずは会場の掃除と飾りつけから入ったスタッフ達!
いつものユニフォームの頭にサンタの赤い帽子が皆ステキだ。
準備が進む中、院長サンタの白いおひげがないことが判明した。
確かここに仕舞ったはずの場所にひげと防止が見当たらない。
いい加減な正確の割りに、拘るところにはとことん拘る性格の私は
朝からネットでサンタの衣装を早朝から販売しているお店を検索する。
運よく本当に近くのメガマートで朝の9時からサンタの衣装を売っていることに
気がついてスタッフの運転する車でメガマートへと急いだ。
私がサンタの衣装を買って会場に帰ってみると、スタッフが飾りつけた公会堂の
会場は、さっきまでの殺伐とした雰囲気から、一変して暖かい雰囲気へと
生まれ変わっていてスタッフの実力に驚いた。
ベルから始まり、紙芝居、歌とダンスと、ほぼ順調にクリスマス会は進んだ。
この後が一番のスペスシャルイベント!
実は今回のクルススイベントの目玉に私は最近の当院のイベントに欠かす事ができない
イケメンマジッシャン「はっしー」を用意していた。
「はっしー」のマジックの実力は、先日の「インプラント友の会」で日の目を見ることになったが
凄く潜在能力が高いプロのマジッシャンだ。
しかし今回のお客様は1歳から4歳の小さなお子様だ。
その小さなお子様を惹き付けるマジックが果たして「はっしー」に出来るのかどうか?
私は「はっしー」を信じながらも一抹の不安を抱えていた。
しかし、さすがの「はっしー」
素晴らしいマジックは子供の心をがしっと鷲づかみして最後まで話さなかった。
平べったいスケッチブックから大きなボーリングのボールが飛び出た時は
子供のみならずお母様や当院のスタッフ達が皆驚いた。
「イルージョン!はっしーカッチョいい!!」
院長サンタと記念撮影をして今年のクリスマスイベントも無事終了した。
頑張ったスタッフは休む間もなく診療室に帰って今年の大掃除に突入!
私以外のスタッフはテキパキと掃除に励み、見る見るうちに診療室は
ピカピカに生まれ変わる。
今日一日朝から夕方まで本当に頑張ってくれたスタッフに
感謝の気持ちとねぎらいの気持ちを現すために
私は一宮の「ウルウル」に25個のケーキと、コンビニに25本の紅茶を買いに出かけた。
13種類25個の「ウルウル」のカラフルなケーキの箱を開ける瞬間が
私は大好きだ。
スタッフから「ワーッ、すごーーいっ!!院長ありがとう!」の
歓声が挙がるからだ。
スタッフに順番に好きなケーキを取ってもらいながら、
私は最後に残ったケーキを選ぶ。
誰よりも甘い物に目が無い私だが残り物には福がある。
私の狙っていた「モンブラン」が最後まで残っていたのだ。
モンブランを頬張りながら今年一年を振り返る。
今年も後わずか!最後まで最後まで頑張りたい!!
2007年12月11日
あわてんぼうのサンタクロース
今日の昼休みは169回目となる
産婦人科での母親教室!
今日の妊婦さんは乗りが良かった。
うんうんと大きく私の話にうなずいてくれるので
調子に乗って気持ちよくしゃべった。
人はお互いに波動を出し合っていると心底感じた。
今日は一日バタバタした日になった。
数名の患者様が遅刻して来院されて、だんだん時間が押していった。
焦って少しパニックになっていた私は思わずスタッフに声を荒げてしまう。
そして自分の器の小さいことを感じて、深く反省する。
そんなバタバタした1日の診療が終わった私にスタッフが声をかけた。
こっちこっちと呼んでいる場所に行ってみると
そこでは数名のスタッフが今週の木曜日に開催される
クリスマスイベントのダンスを練習していた。
今週の木曜日に当院の子供クラブ「ミガキッズクラブ」の
クリスマスイベントが開催される。
当院のスタッフはバタバタな診療の中、昼休みや診療後の時間を
費やして準備に励んでいるのだ。
私は実は当日のダンスメンバーに入っていたのだ。
院長の私のダンスのパートは後ろの方で前の人の真似をすれば
いいくらいに簡単に考えていた。
しかし私の場所は最前列の左パートだった。
私は後ろ頭に目が付いていない。
この場所では人のマネができない!
それでも私はいい加減なダンスでお茶を濁そうと考えていた。
私が大学生の時に、ディスコフィーバーが舞い起こった。
あのジョントラボルタ主演の「サタディナイトフィーバー」が大ヒットして
ビージ−ズやアースウインドアンドファイヤーのLPレコードを
私は喜んでかけたものだ。
マハラジャが岡山に出来た日には
私は身重の妻にボディコンのワンピースを着せて列に並んだこともある。
そうなのだ!
私はカラオケなどの歌は大の苦手だが
ダンスには少しだけ自信があった。
1回振り付けを見ると必ず覚えてやる!そして
スタッフに「院長!かっこいい!!」と言わせて見せると
私は真剣な眼差しでスタッフのダンスを見守った。
ふむふむ!簡単なステップだ。
ここは腰をこう入れたほうがセクシーに見えるか?
何て自分なりにスタッフのダンスを解釈をつけながら振り付けを覚える。
「院長!間違っています。」
「えっ!あっ、ごめん」
「院長そこは右足です!」
「あっ、右足ね!!」
スタッフの容赦ない私への指導は続いた。
指導はいいのだが、どうもスタッフの雰囲気と言うか
私のダンスを見る目が私には凄くきになった。
笑いを堪えているのだ!!
スタッフは私のダンスを見て「何かが違う?」と首を傾げながらも
一生懸命笑いを堪えているのだ。
「えっ!腰の切れが悪い?」
「いえ、院長何かが違います!!」
その違う何かとは、時代なのか?年齢なのか?センスなのか?
答えは木曜日にきっと出る。
2007年12月10日
そして私は号泣した!
教授会忘年会に参加!
歯科医師会や大学教授のお歴々が
並ぶ中、何と4番目に私が挨拶!!
硬い場面なのに少しだけ「受け」を狙って
、、、、すべる!!
土曜日の忘年会は盛り上がった。
私から参加者全員に用意した
本のプレゼントとDVDのプレゼント以外に
私はスタッフを驚かせようとあることを秘密裏に進めていた。
それは「なかの歯科忘年会」用のDVDを作って
大きなスクリーンで流すこと!!
題して「なかの歯科、1年を振り返って、忘年会だ!ムービー」
そのわずか4分46秒のためだけに
私はいつもお世話になっている岡山一の映像クリエーターの
ワンステップの小野さんに当院に来てもらって撮影を行っていた。
その撮影された動画と、今年の出来事を振り返るデジカメの写真を、
私は小野さんに渡して、映画のようにまとめて欲しいとお願いした。
「バックに流す音楽はどうしましょう?」
そう小野さんから聞かれたときに、私はなぜか沖縄特有のメロディが頭に浮かんだ。
中 孝介さんの「花」に音楽は決まった。
初めての会場でDVDや音声の状況がわからなく
本当にうまく流せるかどうか当日まで本当に不安だった。
しかしやはりあの会場にして大正解だった。
私が小野さんにお願いした「なかの歯科 忘年会だ ムービー」は
予想以上にスタッフに受けて、わずか4分46秒の間に
あちこちから何度も何度も歓声が挙がった。
私がスタッフ全員に一年の感謝を込めて話をする横では
エンドロール、映画では最後は出演者の名前が表記される場面で
私はスタッフ全員、そしてその日忘年会に参加してもらった全ての
参加者の名前を列記させてもらった。
スタッフ全員、参加者全員の名前がスクリ−ンの上から下へと流れる。
スタッフ皆がこの映画の主人公であり、大切な出演者であることを示すように!!
最後の最後の場面で私は小野さんに、この一文を入れるようにお願いしていた。
その一文とは「We are the family. 私達は家族!」
「We are the family. 私達は家族!」
その一文が出た途端、会場から大きな拍手が沸き起こった。
うれしかった。
しかしそれで終わりではなかった。
ここからが本当の本番のようだった。
ここで私達からと私と妻が壇上に呼ばれた。
いつもお世話になっている院長と主任にスタッフからの気持ちを込めてと
私と妻の2人は、スタッフの手書きの熱い熱い寄せ書きを受け取ったのだ。
その色紙には「院長、大好きです!!」と書かれた横でスタッフからの私への感謝の
言葉が永遠と書かれていた。
やられた!スタッフを驚かせるつもりが、逆にスタッフに驚かされた。
凄い!凄すぎる!!
横を見ると感動した妻はボロボロを大粒の涙を流していた。
そして私もその場で号泣した!!
2007年12月09日
なかの歯科”大”忘年会
連日連夜忘年会が続く!
面白いネタは様々なれど
帰宅が遅すぎて遅すぎてブログを書く時間が?
ブログって生物なのでやっぱり
賞味期限があるのよね!
賞味期限の改ざんはいけません!!
先週の4日連続の忘年会も土曜日の当院の忘年会でフィナーレを迎えた。
今年の忘年会は私自身大変気合を入れて立ち向かった。
場所の選択、お酒や料理の選択、スタッフへのプレゼント
当日の進行の仕方!何度も何度もシュミレーションを長い間の
準備を経て、何とか昨日の本番を迎えることになった。
今回の忘年会の出席者は41名!
正社員、パート社員、アルバイトスタッフ、以外に
いつもお世話になっている外注先の技工士さんや歯科材料店の
方も数名お招きした。
まずは「場」が大切と私はこの日のために今まで隠し続けた
隠しだまを用意していた。
お店の名前は「Ryoutei」料亭?そうRyouteiである。
ここの「座スタジアム」と言う100名まで入れることが出来る大きな座敷を用意した。
まずはこの会場に入った時点でスタッフに「わー!凄い!!」て驚いて欲しかったからだ。
実はこのRyouteiは元映画館であった。
その圧巻はここ座スタジアムだ。
階段状の座敷は映画館の座席のまま座敷にした。
前には大きな大きなスクリーンがあった。
私はこのスクリ−ンにあるムービーを映したかった。
料理は一番上の場所にあらかじめ並べてもらって豪華な感じを盛り上げる。
お酒や飲み物の種類もなるべく増やして、ここでもまた豪華な感じを盛り上げる演出だ。
この空間に入った瞬間のスタッフの表情で
この「場」の設定が成功したことを私は感じた。
当院の飲み会は無茶苦茶盛り上がる。
特に忘年会はその中でも別格に盛り上がる1日となる。
モチベーションアップチームのスタッフがいつもゲームやクイズを用意してくれる。
今回はまずはジェスチャーゲームで大盛り上がり!
いつもはクールなスタッフが「動物」のジェスチャーを恥ずかしがりながら
する素振りに私は非常に暖かい気持ちになりながら大笑いする。
その後で毎年恒例の「なかの歯科クイズ」の出番だ。
その年の出来事に関する質問や、「なかの歯科」に関するクイズを私が出題して
スタッフが個別にそのクイズに答えるだけのシンプルなものだが
このクイズが無茶苦茶盛り上がる。
なぜなら点数が多かった上位数十名には豪華なプレゼントがあるからだ。
そのプレゼントは患者様から頂いたお歳暮だったり、点数を集めてもらった
景品だったり、当院の主任が責任を持ってスタッフが喜ぶプレゼントを集めるからだ。
今年の目玉は有名なガラス細工のスワロフスキー?のピアスとネックレス。
この商品の説明をすると女性スタッフから大きな歓声が漏れた。
クイズの結果、上位27名にプレゼントが渡されてクイズは終了した。
下位13名にはプレゼントがないのか?
いやいやスタッフを愛している私が、そのようなことをするはずがない。
今回、私は全員プレゼントを40名全てに2つ用意した。
1つのプレゼントは本のプレゼント!
もう1つのプレゼントはDVDのプレゼントだ。
DVDは先日スタッフが全員涙した伝説のセミナー
「木下先生の感動は人を動かす」をDVDにまとめてもらった。
深夜一人で泣きたい時に最高のDVDだ。
本に関しては何の本を選ぼうか?私は本当にこの1ヶ月ずっと悩んだ。
最後に候補に残された3冊の本とは?
まずは「ひすいこたろう」さんの「名言セラピー」
3秒でハッピーになるサブタイトルのこの本は薄いので本を
普通読まないスタッフでも難なく読めてしまう。
次の候補は「ザ、シークレット」引き寄せの法則を扱ったこの本は
綿密なマーケティングの上に発売されているので全世界的な
売り上げを誇っている。
最後が望月俊孝さんの「幸せの法則」
この本もまた薄い本ではあるのでとても読みやすく
成功法則やスピリチュアルな点をとてもわかりやすくまとめている。
最後まで迷って私は望月さんの「幸せの法則」に決めた。
そこからが大変だった。
アマゾンでは在庫があるかないかは確認できても
40冊あるかどうかは確認が出来ない。
岡山の大手の本屋を数件回っても私の手元には5冊の本しか獲得できなかった。
出版元の中継出版に連絡して送ってもらおうと思ってが
連絡した日にちが遅く配送センターからの当院への到着は
火曜日になると言われる。
火曜日ならとっくに忘年会が終わっている。
最後は望月さんの会社、ヴォルテックスに連絡して足らない部数を至急送ってもらって
何とか当日の午後に当院に届いて40冊の本が揃うことになった。
そして私はもう1つ大きなサプライズをスタッフに用意していた。
しかしそのサプライズを越える
大きなサプライズが起ころうとは?
その時会場の誰が想像できたであろうか?
2007年12月04日
歯医者の英語
仕事が終わり、疲れて自宅に上がる。
時間は午後8時を回っている。
その瞬間、突然鳴リ始めた自宅の電話!
疲れた体を振り絞って電話に出てみると、
いきなり始まる京都のワンルームマンションのセールストーク!
こちらの都合など聞く訳が無い!!
何もしゃべらないで向こうが疲れるのを待っていると
今度は上司が出てきて一方的にしゃべる。
この売り方でいったいマンションが売れるのか?
一日の疲れがどっと出てくる。
今週いよいよ12月に入り、当院も12月26日のラストの診療日を迎えるまで
1年の締めくくりをしないといけない。
そのために私がスタッフに月曜の朝礼で話をしたのが
「スタッフ間で必ず敬語を使うこと!診療室内で私語と笑い声は絶対控えること!!」
私があえて忙しい12月にこの話をした理由は、当院が完全に出来ていないからだ。
私語と笑い声が医療の場面で禁忌なことは当たり前だが、私は診療室内での敬語にこだわる。
それには大きな理由がある。
私は歯科医院での仕事を完全なチーム医療だと思っている。
そのチームには身分の上下も、資格により上下も無い。
皆全て同じ立場、平等なのである。
歯科医師が歯科衛生士より偉いこともなければ、歯科衛生士が歯科助手より
偉いこともない!皆平等なスタッフなのだ。
そのことを表すために当院のユニフォームは職種に関係なく1種類。
またスタッフ皆がそれぞれが自分に与えられた仕事を自ら喜んで
することに敬意を表して、院長の私はスタッフにも、もちろん敬語を使う。
【○○さん、何をお願いします。】
【カルテを持ってきてもらえますか?】
私がこの医療の世界に入って、凄く違和感を感じた点が2点ある。
1点が、特に外科系の医師の横柄さ!えらそうな態度だ。
大学時代、アルバイトで勤務した歯科を併設した某外科病院では
私よりわずかに10歳ほど年上の院長先生が製薬会社の人に
凄くえらそうな態度を取っていて驚いた。
2点目が、自分の医院のスタッフを「○○ちゃん」と呼ぶこと。
私は勤務医時代にアルバイトではなくて見学兼お手伝いで
多くの歯科医院を見学した。
腕は優れた歯科医師の先生も多かったが、
自分の歯科医院の衛生士を「うちの女の子が。。。」と呼ぶことと、
診療中でもスタッフを呼ぶときに「○○ちゃん!」と
呼ぶことに、私はいつまでも違和感が拭えなかった。
そのために例え内輪のスタッフにたいしても
外部の歯科技工士さんや歯科材料店の営業の方に対しても、
私は敬意を持って敬語で接したいと思っている。
また当院は全日空や高級ホテルのサービスを患者様に提供したいと考えている。
コンビニのサービスではない。
コンビニのレジのアルバイト2名がお互いにため口で話していても私は何も感じない。
期待していないからだ。
しかし全日空の客室乗務員の方や、リッツカールトンホテルのフロントの方が
もしお互いにため口でチャラチャラと話をしていたら、私は大きな幻滅を感じるだろう。
(そんなことは決してないと思われるが!)
敬語が使えないので緊張感も続かず、それが引いてはミスに繋がる。
こんな悪循環は絶対いやなのだ。
先日のカシータの高橋オーナーはタクシー業界の事例を挙げて
興味深い話をされた。
タクシーの運転手さんのマナーを徹底させるコツは?
それはタクシー会社のトップが運転手さんに毎日のように
何度も何度も口うるさく指摘をしながら指示を出し続けること!
あけらめないで毎日続けること!
できるようになるまで続けること!!
私は当院のスタッフが診療室内でお互いに必ず敬語を使うようになるまで
決してあきらめない。
2007年12月03日
12月のインプラント
今日は私がいつも
お世話になっているカシータの
高橋さんと私のメンターの1人である
K社長のお誕生日!
気持ちだけの贈り物をお2人に贈る。
最近の私はプレゼントを贈ることが本当にうれしい。
昨日送ったクリスマスプレゼントが届いたと友人からのメール!
与えられるより、与えることの出来る人生を送りたい。
今日の1日はインプラントデーだった。
1日に3回ものオペの予約が入っていた。
朝から晩まで気を抜くわけには行かない。
今日のオペはひとつはスプラインシステム、
後の2つはPOIのHAタイプを用いた。
インプラントはチタンと言う骨と結合する金属を使用することで
抜群の結果を得だした。
しかし最近ではHA(ハイドロキシアパタイト)と言ってチタンの表面に
HAをコーティングすることによって、チタン単体より早く骨と結合したり、
より強固に骨と結合することが可能になってきている。
土曜日に行った上顎のインプラントは
「抜歯して即時にソケットリフト、その上で同日にインプラント埋入」を行った。
今までは抜歯して少し時間をおいてソケットを挙げて、その上でインプラントを埋入していたのだが
今ではこのHAタイプのインプラントの登場によって
治療期間の短縮はもちろんのこと、オペの回数が減ることによって
患者さんにかける負担をかなり軽減させことができるようになった。
今日のインプラントも上顎で骨の状態がかなり柔らかかったので
チタン単体のインプラントではなくてHAタイプを全てに選択した。
「全く痛く無かったです!」と言って大変喜ばれて、最後の患者さんも帰られた。
しかし何回インプラントのオペを行っても
1回として簡単なインプラントのオペに出会ったことは無い。
いくら「CT撮影」をしてきちんと骨の状況を確認しようが
いくら骨も十分あって、かみ合わせも簡単なインプラントであろうが
何回オペを行っても鼻歌交じりでオペができたことは一度もない。
全ては患者様の幸せのために!
私達は単に歯を失った場所にインプラントを植え込むだけの処置を行っているのでは決してない!
私達はインプラントを行うことによって患者様に噛む喜び、食べられる幸せを提供しているのだ。
インプラントを通じて患者様に幸福になって欲しい!スタッフ全員の願いである。