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2009年02月27日

インプラント手術見学会

最近、当院はモテモテだ。
数名の歯科衛生士の方から
「ぜひ貴院で勤務したい!」と
熱いラブメッセージを頂く。

日本全国慢性的な歯科衛生士不足を
考えると、すごく贅沢な悩みだが、
お断りのメールを送るのも心が痛い。

日本の代表する歯科衛生士を、ぜひ当院から排出したい!!


昨日の木曜日は朝から色々とあってバタバタした1日だったが
昨日のメインイベントは、インプラント手術見学会だった。

私と当院の勤務医が、今お世話になっている
岡山でのペリオインプラントセミナー、その代表者の
京都の山田先生が、港南のK歯科医院で、インプラントの
オペをされる。

私はそのインプラントのオペの見学に、K歯科医院を訪れていた。

インプラントのオペの見学は、私のインプラントの師匠である
博多駅前のG先生の診療室には何度もお邪魔したことは
あるのだが、山田先生のオペの見学は初めての経験だった。

インプラント治療が、うまくなるには
凄い先生のインプラントのオペを、身近に見学するのが
一番手っ取り早い!!

だから私は機会があれば、日本国内のみならず
アメリカ等の海外まで足を伸ばして、インプラントのオペの
見学を積極的に行っている。


しかし、K歯科医院を訪れるのは、本当に久しぶりだった。

実は、私は17年前に歯科医院をこの地で新規に開業するに
当たって、数件の歯科医院を見学させてもらっていた。

インプラントの腕を磨くのに、凄い先生のインプラントのオペを
見学するのが一番効果的なように、
繁盛する歯科医院を作るためには、繁盛している歯科医院を
見学するのが一番効果的なのだ。

私は18年前に無理を言って、K歯科医院を見学させてもらっていた。

K歯科医院での見学は、私に大きな影響を与えてくれて、
当院の初速度を高める要因になったことは間違いない。

山田先生のオペは凄く勉強になった。

細かな所ではあるが、麻酔の仕方、麻酔の量、切開の開け方、量
全てが大いなる学びとなった。

午後の何症例のインプラントのオペで
私は、ビデオ係を自ら申し出た。

凄い先生のインプラントのオペをビデオ撮影すれば
自宅でも繰り返し何度でも、凄いテクニックが反復練習できるのだ。


60分以上に及ぶインプラントのオペは私の目から見ても
骨の吸収が著名で大変なオペとなった。

私は半腰で60分以上、ビデオを撮り続けた。


不自然な姿勢でビデオを撮影しながら
私は数年ぶりに、足のフクラハギが
吊るのを感じた。


「痛て、痛て、痛て!!」

今週は雨が多く、自転車に1度も載っていない。

だから運動不足!!しかし、体力もむっちゃ不足!!


投稿者 nakano : 23:36 | コメント (0)

2009年02月26日

岡山大学歯学部同窓生ということ

岡山大学の2次試験が始まった。

悪天候と会場付近の大渋滞で30分
試験開始時間を遅らせたようだが
そんな状況の中、受験生は
落ち着いて試験を受けることが
出来たのだろうか?

彼らの中で、数十名が岡山大学歯学部に入学して、
順調に行けば6年後に、岡山大学歯学部同窓会の
会員になる。


月末に、色々な歯科雑誌や、GCやモリタと言った
歯科では有名な会社が主催する歯科医師向けの講演会の資料が
沢山届いた。

セミナー好き、講演会好きの私は、いつもアンテナを張り巡らせて
面白い、役に立つ、そんな歯科の講演会を探している。

ある大手メーカー主催のインプラント講演会の講師の先生の中に
懐かしい名前を数名見つけた。


岡山大学歯学部同窓生の先輩や、同級生や、後輩の名前である。


私たち、岡山大学歯学部同窓会は、歯学部、歯科大学の同窓会の中で
最も歴史が浅く、同窓会員数も最も少ない、弱小同窓会だ。

歴史の浅さと、人数の少なさでは日本一なのだ。

歴史のある歯科大学は100周年を迎え、同窓会の数も非常に多い。


私たちは、今後もどんどん同窓生を排出して、
同窓会もドンドン発展すると思っていたのだが、
あるシュミレーションの結果、岡山大学歯学部同窓会員の数は、
ある時をピークに減少することが、先日の理事会で発覚した。

卒業する人数よりも、死んでゆく人数が増えるときが
来るかもしれないのだ。


私たちの時は、定員は80名だった。

しかし、今の歯科医師過剰問題を踏まえて
今では、60名前後に定員が減少している。

ある時から、60名が卒業して、80名が死んでゆく時代が来る。


そんな未来のない?私たち同窓生も、卒業して、
一期生が23年、2期生が22年経過した。


歯学部の教授になる、同窓生を筆頭に、歯科界の各分野で
活躍している同窓生も増えた。


後輩が講師を努める歯科の講演会に参加する機会も増えた。


同窓と言う、質問しやすい間柄に感謝しながら、
22年間の歯科医師人生の競争で
後輩に追い抜かれてしまったようで
話を聞きながら、焦りに近い気持ちを感じる。


先日も下関で活躍している後輩の話を聞いた。

素晴らしい講演だった。

大いに刺激を受けるとともに、大いに焦りを感じた。


医療人として、一生学び続ける義務を感じながらも、
十分に学ぶ時間がないことが一番辛い!!

投稿者 nakano : 08:09 | コメント (0)

2009年02月24日

夫婦円満の秘訣

高松のある広告代理店から
1本の電話がかかってきた。
「岡山の歯科医院の患者さまを
集めるお手伝いをしたいと思っています。」

こんな電話がかかることは、
岡山の歯科は、既に末期状態!!

岡山市内の眼科、皮膚科や、病院には
絶対、こんな電話はかかってこな。

なぜなら、競争が少ないからだ!


岡山市内の歯科医院も、今年の春に
新規開業を迎える医院が最終の準備に入り
もはや歯科医院戦国時代の様相を呈してきた。

最後に勝つのは誰か?

私は織田信長になるのか?
徳川家康になるのか?
それとも明智光秀か???

先週の土曜日に親しい友人が集まって
2月末にして、今年の新年会を行った。

集まった友人は、私を入れて3名の歯科医師を
筆頭に個性的な面々!

このメンバーが、ここで楽しくお酒を飲むなんて
不思議な気持ちになる。

本当に、「人と人との出会いは。ご縁」
「シンクロニシティを大切に!」
と心に強く思った。


この中のメンバーのRとは、不思議な出会いで友人となった。

私が40歳を過ぎて、はじめてビジネス書に目覚めて
本の面白さを教えてくれた著者が、あの神田昌典さんだった。


神田さんの主催する実践会に入り、岡山でも多くの友人が出来た。

しかし、私は神田さんの本は読むものの、彼のセミナーには
1度も参加しなかった。

しかし、ある時に急に、神田さんの実践会が休会することになり
最後だと思って、神田さんのセミナーに参加することにした。

その実践会が終わる時の神田さんのセミナーで、神田さんの口から
「岡山に面白い男がいる!名前をRと言う!!」と言う話を聞いた。

岡山に戻った私は、すぐにネットで検索して、Rが代表を努める会社の
ホームページを見つけて、「会いたい!」とメールを送った。

その私の行動がきっかけで、このメンバーと私は新年会を
していることが、必然のようであり、偶然のようでもあった。

Rのことを、私はスピリチュアルの分野での私のメンター(師匠)
と思っており、今までも、私が精神面で強くなり、頑張れるような
多くの教えや気づきを彼から与えてもらっていた。


そのRに私は、新年会である新たな教えをもらっていた。

それは「夫婦円満の秘訣」だ。

夫婦円満の秘訣を教えましょう!それは、皿洗い!

えっ!単にお皿を洗うだけ?

そう、いくら仕事に疲れていても、自分が食べた食器だけでなくて
料理に使ったお鍋など、夫である男性も手伝って、皿洗いするだけで
夫婦が円満になる!!

これは良い教えを、教えてもらった!

夫婦円満には、私は全く自身が無い。


翌朝の日曜日の朝ごはんから、私は、自分で食べた食器は
必ず自分で洗うようにしていた。

日曜日の夜は、夕食の後片付けまで手伝った私に
「毎日がこんな感じだったらいいのに!」と感謝の言葉をもらった。

さすがに私のメンターRの教えは凄かった。


月曜日も今日の火曜日も、朝も昼も、私は黙々と自分の食器を洗った。


いつも仕事が終わってから夕食を食べる私は、ほとんどいつも
私一人だけの夕食となる。

今日も私が一人だけの夕食を終えて、流しに食器を持っていて
既に後片付けをしていた妻の横で食器を洗い始めると
「私がここで洗っているのに!凄い厭味!!」と逆に怒られてしまった。

夫婦円満のはずが?


投稿者 nakano : 21:20 | コメント (0)

2009年02月23日

考える力

私がブログで「今年の
バレンタインデーにチョコを
少ししかもらえなかった」
と書いたためか?土曜日に来られた複数の
女性の患者さまからチョコを頂く。

その気持ちが凄くうれしい!!
本当にありがとうございます。

幕内先生のチョコは1日1個の教えを
破って、バクバク食べたいです。


土曜日から、大前研一さんの著書「知の衰退からいかに脱出するか?」
を読み始める。

私は大前さんの著書が好きで、大前研一経営塾19期生として、
1年間大前先生の指導を直接受けた。

経営塾の中で、大前先生が口を酸っぱくして言っていたのが「考えること」

思考停止に陥らないで、考え続けることだ。


例えば、「あなたがSONYのCEOだったら
今の状況を抜け出すために、あなたは何を行いますか?」

「あなたがTOYOTAの社長だったら、今の円高不況に
対抗するために、何を行いますか?」

まずは、信頼できるデータを集めろ!
それを元に仮説を立てろ!!
検証しろ!!!

考えて、考えて、考え抜くように、言われる。

さすがに元マッキンゼー!
いつも大前先生の立てる仮設には舌を巻く!

テレビや、新聞のニュースを見ても、ただ、そのまま
記事を受け入れるのでなくて、その記事の背景を考えて
正しいデータを必ず自ら集めて、実証しろ!と言われる。

日本マスコミの情報は、かなり情報の操作がされているから
そのまま情報として、正しいデータとして受け入れると
大きな間違いを起こしたり、思考停止に陥ることも多い。

情報は一方的に信じるだけでなく、自己責任で分析すべきなのだ。


実際の正しいデータを集めて、自分で仮設立てて、それを、実証しろ。

Think!Think!!Think!!!


歯科の最近の話題で言うと
「東京の保険歯科医院は昨年1年間、毎日1件の歯科医院が
廃業、または倒産した!」
「日本の歯科技工士は25歳以下では、80%が既に転職している。」
「日本の歯科衛生士学校は、過半数が定員割れをしている。」

なぜだ?
このデータは本当に正しいのか?元のデータは何だ?
正しいのなら、どう行動すれば、問題は改善するのか?

「日本の歯科を元気にするためには、
どのような行動がいま必要なのか??」

データを集めて、仮説を立てて、実証する。

Think!Think!!Think!!!

大前経営塾での最終講義は大前先生の所有するビルの会場で開催された。
質疑応答の最後に私は手を挙げて目の前の大前先生に質問した。

「最後の質問にふさわしいかどうか心配ですが!」との枕言葉を付けて。

大前先生は、私の目を見て、「この質問が、最後に相応しくない何てことはない!」
と前置きを付けて、私の質問にしっかりと答えて頂いた。


「21世紀の考える力」を身に付けて
知力を尽くして、私はこの時代を生き抜きたい!!

投稿者 nakano : 21:01 | コメント (0)

2009年02月20日

クレームの嵐

今朝は、特別に朝礼の時間を
5分早めて、昨日の幕内先生の
講演会の反省と感想を全てのスタッフに
言ってもらった。

「ここが良くなかった」「あれは止めてほしかった!」
「ひどいクレームを言われた」
と言う『マイナスの感想』を述べたスタッフが80%、
「家族が参加して良かったと言っていた」
「参加した方が口々に感謝の言葉を述べながら帰って行った」
と言う『プラスの意見』を述べたスタッフが20%!

当初は、スタッフのために私が企画した幕内先生の講演会は、
スタッフの意見を聞くと、完全なる大失敗と言えよう。

受付や会場内で、きついクレームを言われた数名のスタッフは
講演中も気持ちが非常に落ち込んで、幕内先生の話を聞ける
状態では無かったと聞いた。

「もう2度と講演会はしたくない!!」
直接私の耳には入らなくても、間接的に多くの声を耳にした。

10時開始の予定だった会場に、私たちは8時前からスタンバイした!
普通は30分前の開場で、60分前からスタンバイするのが普通だが
今回は、会場のキャパが大きいために、2時間以上前からスタンバイした。

今回の講演会は、当初は、単なる先着300名様!先着順にしようと決めていた。

しかし、それでは蓋を開けてみないと、当日何名の方が参加するのか?
全く見当がつかないために、受付に問い合わせがあった方で、当日来られる
予定の方は、「お名前と参加人数を聞いておいて!」に私の指示は変化した。

しかし、その私の指示もある時から、事前登録された方はお席を確保すると言う
「事前登録的な状況」に変化した。

私が出したつもりの時間の指示が、コミュニケーション不足でスタッフに
間違って伝わったことも重なり、現場は一層混乱した。

事前登録を本番1週間前に打ち切っても、どんどんと医院の電話は鳴って
既に事前に席を確保することが困難なことをお話しすると、
数名の方がきつい口調でクレームを言われた。

本番前から受付のスタッフは、きびしいクレームに疲弊していた。
そして、昨日の本番を迎えた。

昨日の私の予測では、300名の会場に、補助席を出して315名、
スタッフ35名が全員立って350名!
350名がギリギリ入るか?少し溢れるか? 溢れるとまずい状況になる。

溢れる確率は50%、溢れても最大で20名か?そんな予測を立てて
20部の幕内先生の小冊子を購入して、会場で当日お断るする状況になった
場合は、お詫びにこの小冊子を渡して欲しいと、スタッフに20冊を渡した。

そして、一睡もしないで怖い朝を迎えた。

9時過ぎに幕内先生と共に会場に入った時は、既に開場していたものの
5名ほどしか会場には参加者がいなかった。この人数も予測通りであった。

9時15分、9時30分になっても、会場は3割程度しか埋まらなかった。

今まで、クリスマス会や、インプラント友の会でも、予約をしていても
当日参加されない人が、およそ10%はいた。

事前登録された方は、まだほとんど来られていなかった。
その反面、当日参加申し込みをされる方のイスはドンドン埋まっていった。

9時45分を越えて、受付はパニックとなった、
一気に多くの参加者の方が、受付に押し寄せたからだ。

この時から、受付には多くのクレームが殺到したと聞いた。

「事前登録があるとは聞いていなかった!」
「電話で登録したのに、名簿には名前が無い!」
「院長先生に話したのに、席が確保されていない!」
「チラシには、いつでも来れば参加できると書いてある!」
「私は他の方に案内までしたのに、こんな席に座らせるのか?」

かなりの大きな口調で怒鳴られる方もいたらしく、スタッフは怒鳴られる中
頭を下げるしか無かった。

会場に入っても、大きな声でクレームを言われる方もいて、周りの雰囲気まで凄く悪くなったと
報告を受けた。

受付のスタッフと会場のスタッフは、ずっと頭を下げ続けた。


開始時間の10時になっても、受付には参加される方の行列が出来て、開始できる状態では
決して無かった。

5分待って、私の挨拶を始める。
挨拶をしながら、私の右耳のインカムには受付スタッフの悲鳴のように聞こえる状況が
逐次耳に入って、気が気ではない!!

当初、10時10分になり、開演時間の10分を過ぎると、受付はシャットアウト!
その時点で席に空きがあろうが、無かろうが、受付スタッフも皆会場に入って
幕内先生の講演を聞くよう指示を出していた。

しかし、10時10分になっても、10時20分になっても、参加者が、受付に来続けて、
最後は11時、講演が始まって1時間が経過した頃に会場に来た人もいたらしい。


事前席以外の当日席は、15分前には一杯になったのだが、10時10分には
予備席と、キャンセル席を開放して、待っていた方は全て、遅れはしたものの、
会場に入ってもらって席についてもらうことは出来た。

しかし、私の悪い予想通り、約10名の方は、受付で入れない可能性を聞いて
待たないで、そのまま帰られたと聞いた。


「院長が作ったあのチラシが悪いと、多くのスタッフが思っています!」
今度は、スタッフからのクレームが私に寄せられる。


確かに、私は山陽新聞さん太ホールを満席にするという目標を立てた。

35名のスタッフの笑顔より、350名の参加者の笑顔の方が10倍ステキだ!
と思った。

スタッフが力を合わせて、この講演会を乗り切れば、当院は一致団結するはず!

私はそう信じていた。

しかし、結果として、この講演会で私とスタッフとの溝が
一気に深めることに終わった。


神がいるのなら、私の姿を見て、笑っているように感じた。

「お前は何を勘違いしているんだ!
お前は所詮、単なる歯医者だ。

おとなしく診療室で、歯の治療だけしていればいいんだ!!」


幕内先生のお話は、素晴らしかった!

私がお願いしたのは2点、
「若い女性スタッフの食生活を、変えるような話をしてもらいたい!」
た「小さな子どもを持つ女性スタッフが安心できるように、
子供の食生活について話して欲しい!」

私の要望は100%、いや120%答えてもらったと思う。


難しい話ではなくて、理解しやすく、実践しやすく
誰もが、これなら自分でもできると思わせる話し方は本当に素晴らしかった。

会場は、私の心と裏腹に笑いで包まれていた。

2時間の講演は本当にあっという間に終わり、多くの方が感謝の気持ちを
述べながら帰られたことだけが、私の気持ちを優しくさせた。

315名の参加者の方のうち、アンケートに答えて頂いた方が、何と300名!

この数字と書かれている温かいコメントを読むだけで、私は熱い気持ちになった。


昨日で、当院が主催する一般の方対象の、最初で最後の講演会が終わった。

投稿者 nakano : 22:40 | コメント (0)

2009年02月19日

美味しい食事の罠

今日の2月19日、山陽新聞さん太ホールで
当院が主催で幕内秀夫先生の講演会
「美味しい食事の罠ーガンが警告!あなたの食生活が危ないー」
を開催した。

今回、私がこの食と健康に関する幕内先生の講演会を開いた
あるきっかけがあった。

私は歯科医院の院長をしているのだが、当院はスタッフが多く、
事務のスタッフを入れると40名近いスタッフが当院で働いている。


その中には、一人暮らしをしている若い女性のスタッフも多い。

ある時に、私はあるスタッフに聞いてみた。
「ちゃんとご飯食べてる?」「どんなものを食べてるの?」

そうしたら、本当に驚いたことに、彼女は夕食にコンビニで買った
お菓子のようなものをポリポリと食べていると言った。

私は非常に驚くとともに、彼女たちは数年後には、おそらく結婚して、
赤ちゃんを出産する時が来る。

その時に今の食生活では絶対よくない!

彼女達の食生活を、院長の私が変えなければいけない!!

しかし、私がいくら口をうるさく言っても、身内の話に
彼女たちは耳を貸さない!!

そう思った私は、食生活では有名な幕内先生に連絡をさせてもらって、
今日の講演会が実現することになった。


当初はスタッフだけの35名の講演会を予定していた。
しかし、会場がどこも取れないで、結局空いていた会場が
この山陽新聞の新社屋の山陽新聞さん太ホール!

何と定員300名の巨大な会場だった。

私はこのことに大きな運命を、感じた!

怪しげな言い方をお許し願えれば、神様が私を試しているのだと感じた!

「お前も一人前の成人なら、この会場を一杯にしてみろ!!」

そして、私は、ポスターやチラシを作成して、木曜と日曜日には
近くの病院、医院、保育園、幼稚園、美容院等に挨拶に回った。

スタッフにも同じことを強要した。


しかし、その努力にも関わらず、1か月前までは、全く人が集まりそうにない状況で
講師の幕内先生に、恥をかかせる訳にはいかない!と、私は、それから
加速度を付けて、動きに動きまわった。


山陽新聞さんや、山陽新聞レディアさんに記事として、掲載されたころから
一気に問い合わせが増えて、事前に参加するとの当院に連絡があった人が
1週間前には200名を突破した。


うれしい反面、新たに心配のネタができた。


これは、当日300名の定員を、オーバーするかもしれない!

当日、会場に入れない方がいると、かならずトラブルの元になる!


前日のスタッフミーティングで、最終の打ち合わせを、スタッフとしながら
想定出来うるトラブルに関して、私たちスタッフは、打ち合わせに打ち合わせを重ねた。

しかし、今回の責任者の私の最大の失敗は、事前の参加者の人数を
確実に把握しなかったことだ。

定員以下なら問題ない!しかし定員をオーバーするとわざわざ来られた方を
追い返すことになる。

前日、私は心配で心配で、いつもの様に全く寝付けない!
夜中の2時が過ぎて、3時が過ぎて、4時半になっても
多くの方が当日会場に押しよせるイメージが、頭から離れないで
結局一睡もできないで朝を迎えた。

8時前に会場に入り、8時15分に幕内先生と最終の打ち合わせをしながら
朝食を食べるために、岡山全日空ホテルへと向かった。

幕内先生と20階の和食のレストランで和朝食を食べながら
スタッフからは、何度も私の携帯に連絡があった。

まだ開場すらしていない、朝の9時前に
優雅に幕内先生と和朝食を食べるつもりだった私は
スタッフからの電話で、朝か文字通り、飯が喉を通らない状況になった。

しかし、既にサイは振られていた。


投稿者 nakano : 22:13 | コメント (0)

2009年02月17日

本の誕生日プレゼント

某国の名前の付く
あるクレジットカード会社から
医院に電話が入った。

「私個人の銀行口座が残高不足で
クレジットの引き落としが出来ない!
つきましては、法人カードも含めて
全てのクレジットカードを凍結します!!」

私個人なら何とかなるが、法人カードをストップされては
身動きが取れない!
「個人と法人は別だろう?」と言っても拉致があかない!

このクレジットカード会社のプラチナデスクは
24時間電話対応のコンシュルジェサービスもあり、
非常に役に立つ!

いつもは、凄く優しく対応が早いプラチナデスク担当者も
こんな時も、やはり対応は素早い!!

銀行のお金がショートした私が全て悪いのだが
やはり、金の切れ目が、縁の切れ目か?

昨日と今日、2日間続けて、当院のスタッフの誕生日だった。

私は、なかの歯科クリニックは大きな家族、スタッフは私の家族の一員!
スタッフそれぞれは、院長の私の妹で会ったり、弟であったり、娘であったりする。
(中には若干名、私の姉もいる)と思っている。

だから、スタッフの誕生日は、私の家族の一員の誕生日であるので
医院からは、お花やケーキのプレゼントを贈って、院長の私からは
また別の誕生日プレゼントを贈る。

その、私からの誕生日プレゼントは、本のプレゼントだ。

私は、40歳になるまで、ほとんど本を読んでいなかった。

もちろん本業の歯科の本や雑誌は、読んではいたのだが、
ベストセラーになった本や、ビジネス書の類は、時間の無駄とまで言い切って
本を読む習慣は、私が40歳になるまで全く無かった。

しかし、ある時に、あるご縁で、私は、本の素晴らしさを知った。

それから、ビジネス書を中心に私は、今まで本を読まなかった
40年間を取り戻すかのように、本を乱読し始めた。


本を読み始めて、私は、おそらくかなり変化した。
勤務が長いスタッフからは「院長、変わりました!」と言われる。
当院も、それに連動して、大きく変化した。

本を読むことで、私の人生は、本当に激変したと言っても過言ではない!

だから、私は本を読むことをスタッフに、私の家族の一員に、無理やり進めて
「もう、いい加減にやめてほしい!」と一部のスタッフから声が出ている
読書感想文の提出義務も、私は決して止めることはない!!

本を読んでそれを感想文にまとめることは、スタッフのこれからの人生に置いて、
素晴らしく役に立つことを私自身が実感しているからだ。

スタッフには、本を読んで、成長してもらいたい!!

だから、私のスタッフの誕生日の本のプレゼントは、そのスタッフに
何の本を贈るべきか、私は真剣に悩む!!

「あのスタッフはこんな性格で、こんな素晴らしい点があるので
今この本を読んでもらいたい!!」

「このスタッフは、おそらく子育てに忙しく、読書に時間がかかる本を読む
時間は今はない!だから、短時間で読めるこの本を贈ろう!!」

スタッフに贈る本を選ぶのは、私には本当に楽しい時間だ。

時には、2冊や3冊の本を前に凄く悩むこともある。
その時は2冊をスタッフに見せて、本人に選んでもらえばいい!!

しかし、しかし、当院のスタッフは人数が多い!
事務のスタッフを含めると40名近いスタッフが当院で働いている。
そう、当院は、わが家庭は大家族なのだ!!

だから、2月だけでも、5名のスタッフの誕生日があり、私は5冊の本を
選ばないといけない!!

本は、基本的に、リアルの書店か、アマゾンなどのネット書店で
新品を購入する。


しかし、しかし、昨日ある疑惑が、本のプレゼントに関して、起こった。

それは、私があるスタッフに贈った、渡邉美樹さんの著書「君はなぜ働くのか?」が、
中古品ではないか?院長が何度も読み返したお古ではないか?と言う疑惑だ。

私は決して、お酒は飲んでいない!ごっくんはしていない!!

そんな言い訳をして、私は院長を辞任する訳にはいかないのだ。


こっそりと、アマゾンで、「君はなぜ働くのか?」を注文した!!

明日には届いて、スタッフに詫びて、交換するつもりだった。

少しして、私にアマゾンからメールが届いた。

「クレジットカード決済が出来ませんので商品は送れません!!」

オーーーノ−−−−ッ!

投稿者 nakano : 23:54 | コメント (0)

2009年02月16日

白内障の手術

いかん!今日のロータリークラブに
自転車で行った私だが、午後から腰痛が再発!

インプラントのオペの最中は、さすがに
痛みなど微塵も感じなく、集中していた私だが
オペが終わると同時に不思議なことに痛み出す。

この腰の痛みは果たして長引くのか?


今日のロータリークラブの講和は、岡山駅西口すぐの
T眼科のT院長先生がお話しされると言うので、
私はとても楽しみにしていた。

T先生は、私の高校の先輩で、岡山大学医学部のサッカー部の元キャプテン!
以前、川鉄水島病院での勤務が一緒だったこともあり、川鉄からずっと
仲良くさせてもらっている優秀な眼科のドクターだ!

高校の時も、大学の時も、T先生はサッカー選手としても大変有名で
岡山県のベストイレブンにも何度も選ばれている。

私は、現在、岡山大学歯学部サッカー部OB会会長ではあるが、
これは単に、飲み会への出席率が高い私が選ばれただけのことだ。
(決して私がサッカーがうまい訳では無い!)


T先生は、そんな私の兄貴分でもあり、私たち家族の眼科の主治医でもある。

今日のT先生の話は白内障の話だった。

私は歯医者のくせに情けないことに、白内障と緑内障の違いが今まで
よく理解できていなかった。

そんな私は今日のT先生のお話で、緑内障と白内障の違い!
白内障の手術の変遷をよく理解することができた。

白内障のオペは、眼球と言うとても狭い範囲の中で行われる。
眼球にメスを入れる動画は、見ていて鳥肌が立ちそうになったが
考えれば歯茎にメスを入れる方が、より血も出るので「えぐい」世界である。

白内障は老化でもあるので、誰でも年をとると経験する!とT先生は言われる。

実は、私は昨年にT眼科にある相談で訪れていた。

それは「レーシック手術」についての相談だ!

私は目が悪い!
コンタクトか眼鏡が無いと視力検査の一番上の文字さえ読むことができない。

しかし、私たち、歯科医師は目が命である。
見えないと仕事ができない!!

コンタクトや眼鏡は何かと支障がある。
そのために、私は、重い腰を上げて、レーシック手術を受ける決心をして
凄く信頼を置いているT先生にレーシックの相談に伺ったのだ。

T先生は、今のコンタクトでは、私の診療や、生活をするうえで
何か問題があるのか?と聞いて、それから私の年齢を確認した。

そして、「10年前の35歳ならまだしも、45歳の先生が
今からレーシックを受けるメリットは少ない!」と言われた。


しまった!レーシックにも適齢期があるのか?

私はその適齢期を過ぎてしまっていた!

投稿者 nakano : 21:58 | コメント (0)

2009年02月15日

ペリオインプラントセミナー第2回

銀座で買ったH&Mの服が
余り着てもいないのに、破れまくり!

ルーマニア製は、それほど縫製が悪いのか?
ユニクロに代表される中国製の服でも
最近は、かなりよくなっていて、すぐには破れたりしない。

このままH&Mは安価の波に乗って突っ走るのか?
それとも、どこかで失速するのか?

日本の消費者は私も含めて、服に何を求めているのだろう??


今日の日曜日は、京都の山田先生が主宰される
ペリオインプラントセミナーの第2回目だった。

今日のスペシャルゲストは明海大学歯周病科教授の申先生!
事前に私たちは、申先生の著書とDVDを見ていて準備はばっちり!

今日のセミナーに臨んだ。

今日のメインテーマは歯周外科について!

歯周病、歯槽膿漏の治療の1つが歯周外科と言って
文字通り、歯茎を切って外科的に歯周病の治療をする方法だ。

当院では10年ほど前は、どんどんと歯周外科を進めていた時があった。

当時、歯科雑誌にはある流行りの言葉が溢れていた。

その言葉は「予知性の高い。。。」
「予知性の高い歯周外科」
「予知性の高い補綴治療」
「予知性の高い。。。」

この単語を日本に持ち帰り、予知性の高いと訳したのは
当時日本で最大のスタディグループJIADS(ジアズ)を主宰していた
当時大阪で開業されていたO先生。

O先生が日本で紹介した歯周外科の「アピカリーポジションドフラップ」は
一世を風靡して、多くの症例が当時、歯科雑誌を華々しく飾っていた。

私も当時、JIADSのコースを受講して、そのアピカリーポジションドフラップの
テクニックを習って、多くの患者さまに施した。

しかし、その術式には1つの欠点があった。

それは術後に、痛みが出やすいことだ。


痛みが出やすいことは、決して患者さんにとっては望ましいことではない!

それから段々と私は、この歯周外科を行う機会が減っていった。


しかし、数年前からまた歯周外科は新しい局面を示していた。

それは、昔の歯周外科が「切除療法」と言って、悪い場所をバッサリ切り取る方法なら
今の歯周外科の流れは、完全に「再生療法」!
失った組織をもう一度再生する方向になっている。

GTR法、エムドゲイン法、SEM21法、歯間乳頭再生術
新たなテクニックは、今度こそ、間違いなく患者さんにとって朗報となる。

そんなテクニックを学ぶために、私たちは豚さんの顎を前に1日奮闘した。


夕方の5時になり、1日のプログラムが終わるころには
さすがに私は疲れ切っていた。

今から自転車で帰るのは面倒だな!と思った私は
自分の思い荷物を持って帰ってもらおうと思って
横に座っていた当院のH先生に声をかけた。

「H先生は、ここまで原付で来たの?」

「いや、チャリで来ました!」

「えっ!あんなに遠くからチャリで来たの?」

「はい!」

このい4月から当院に勤務する予定のF先生も自転車通勤をすると
昨日言っていた!

当院は、これからも、地球環境に優しいエコ歯医者になる!

決してエゴ歯医者ではない!!

投稿者 nakano : 17:48 | コメント (0)

2009年02月14日

歯医者のバレンタインデー

スタッフは来週の木曜日の
幕内先生の講演会の準備で大わらわ!

しかし、そんな中でも、私は4月と6月の
スタッフミーティングの講師の先生を探さないと
いけない。

当院のスタッフが、自己成長できるような話ができて
その上に、歯科の現状に詳しい講師の先生、
なお且つ。岡山まで来て頂ける人なんて!

そうそう、いない!!


今日2月14日はバレンタインデー!

朝礼のときに当院の男性は私も含めてスタッフからチョコレートの
プレゼントを受け取る。

「女性スタッフの愛情がしっかり詰まったチョコレートですので、
大切に食べてください!!」

義理チョコでも、スタッフの愛情が詰まったと言う言葉が素直にうれしい!

今日のバレンタインデーに、私は友人のお子様が贈って来た
ゴディバのチョコと、スタッフからのチョコで計2個のチョコをGETした。
(妻からのチョコはいらないと言っている!)

今までの人生で過去最低のチョコレートGET数だった。

過去は、若い女性の、それも美しい患者さまから
「先生、どうぞ!」と、数個のチョコを当日プレゼントしてもらったり
小さなお嬢ちゃんの患者さまからは、手紙を当日もらったことも多かった。

ボトルキープしてその後、一度も行かなかった飲み屋さんからは
義理硬く、毎年、チョコが当日に私に届いていた。

それが、もちろん今までは全てが義理とはいえ、今年は2個に激減した。
(リーマンショックから、煽りを受けて、落ち込んだ日本の株価のように!)

チョコレート2個の原因を、私はこう推測する。

この不景気のせいで、女性の財布の紐が硬くなったから!

まさか、私が年を取ってしまって、魅力が少なくなったからじゃ
無いよね!きっと!!


バレンタインデーの夕食は家族を連れて、2週連ちゃんになる
「坐ワタミ」へと向かった。

家族でワタミは初めてだった。

ここは小さなお子様も含めて、家族が全て楽しめるように
渡邉美樹代表が、居酒屋ならぬ、居食屋の形体を、作ってことで
ワタミが始まった。

それだから、私は家族でバレンタインデーにワタミで食事をした。

たった2杯の生ビ−ルで、しこたま酔っぱらった私は
帰宅してソファーで寝てしまって、夜中に目が覚めた。

スタッフが私にくれた貴重なチョコレートを、夜中に食べようと封を開けた。

ロイズの白い生チョコだった。

キレイなロイズの生チョコを手に取ると、そのチョコは私の手の中で溶けた。

とろけたんじゃない!溶けた!!

今日の岡山地方はとても暖かかった!
その気温が私の貴重なチョコを溶かしてしまった。

早く冷蔵庫入れれば良かった!!

投稿者 nakano : 23:38 | コメント (0)

2009年02月13日

激安歯科用CT!

昨年あたりから、岡山の田舎者の
歯医者の私にも、講演の依頼が全国から
来るようになった。

3月はダブルで、4月にも1度ある。
今日もまた有名な歯学部同窓会の学術担当の
先生から私に講演依頼の電話が入った。

人のお役に立てることは本当に素晴らしいことで
ありがたいことだが、院長としての診療以外に
同窓会の仕事もあり、4月からは2校の歯科衛生士学校の
新たなる講義も始まる。

何だか自分で自分の首を絞めている私!!
でも、一生涯現役で周りの人に元気を与える存在で
あり続けたい!!

今朝のRSKラジオ生放送の私とアナウンサーの方の会話!!

アナウンサー 「インプラント治療は、手術が必要だと思われますが、
       その手術は腫れたり、痛みが出たりするんですか?」  

院長「そうですね!インプラントの手術における腫れや痛みは
   一番よくある質問ですが、麻酔をしますから、
   手術中に痛みは基本的にはありません。
   しかし、術後の痛みや腫れは、個人差もありますし、
   手術の程度にもよりますが、若干は起こることが多いですよね。」

アナウンサー「そうですか?痛みと腫れはどうしても
       少しあるんですよね?」

院長「ただ最近のインプラント治療の流れは、
   なるべく痛みや腫れが少ない方向に変化しているんです!」

アナウンサー「どうして、今までより、痛みや腫れが少ない手術が
       可能なんですか?」

院長「これは、全てのインプラント治療に応用できるわけじゃないんですが、
   今までより歯グキを切開する量が減る傾向にありますし、
   状況によれば、ほとんど歯茎を切開しないでインプラントを
   入れる場合も増えています。」

アナウンサー「それは、機械などが発達したことが原因なんですか?」

院長「そうですね!それもありますね! 
   特にCTと言う医療の機械の名前を聞いたことがあると思います。」

アナウンサー「CTですか?あの大きな機械の真中に穴があって 
       入ってゆく体を断層撮影する機械ですか?」

院長「そうですね!簡単に話すと顎の骨が輪切りになって
   見ることができるので、今までより、安心で安全で
   痛みや腫れの少ないインプラント治療が可能になっています。」

アナウンサー「歯医者さんでもCTの機械があるんですか?」

院長「CTはとても高価な機械なんですが、最近では
   歯科医院でも導入するところが増えていますね!」

アナウンサー「そう言った機械の発展で今までより、
       安心に安全に歯の治療ができるようになっているんですね!」


調子に乗って、最近の歯科医院はCT(コンピューター断層撮影)が入っている
医院も増えたと番組内で話したのだが、まだまだCTを導入している歯科医院って
岡山県下では1%にも満たない。

「中野先生の歯科医院はCTはあるんですか?」って番組内で聞かれないで
本当に良かった。

なぜなら当院はまだCTを導入できていないからだ。

導入しない理由はその価格にあった。

医科用のヘリカルCTのように数億円もすることはない
歯科用CTではあるが、1台が2000万円から3000万円もする。

下手に経営を考えずに導入したり、リースを掛けて、そのCTの大金が
歯科医院の経営を圧迫して倒産に追い込まれた!

最近の歯科雑誌によく出ている話題だ!!

実は当院でも3年前にCTの導入を考えたことがあった。
その当時は岡山県下でも、CTを導入している歯科医院は
1件か2件だった。

インプラントセミナーをしているある講師の先生から
韓国のメーカーの歯科用のCTを並行輸入して買わないかと
私の元に打診があった。

当時の値段で1台が1200万円!

唸るような価格ではあるが、実は日本のある大手のインプラントメーカーが
当時、その韓国のCTを、日本に輸入して販売する話が上がっていたのだ。

恐らく日本のメーカーが売れば、1,5倍から2倍の価格で販売するはずだ。
今ならその同じCTが1200万の格安価格だ!

まるで、将来必ず値が上がると言われて未公開株の購入を薦められるように
私は期待と不安で大いに揺れた。

そして結局あきらめたのだが、やはり日本の大手のインプラントメーカーから
発売されたときは、1台2000万になっていた!
(歯科の機械は、利幅が大きい!1台売ればいったい幾ら儲けるのか?)


あれから3年が経過して、韓国の通貨ウォンはあの当時のレートの半分に落ちた。

あの時に1200万円したあのCTは値上がりしていなければ
今では600万円で買えるはず!


日本で買うと2000万円!韓国で買うと600万円!!

ここは岡山空港発着の大韓航空でソウルにまた飛ぼうか?

いつか私は同じようなことを考えて日本で買うと高価なレーザーの機械を
求めてラスベガスに飛んで大きな失敗をした経験があったような気がする!

歴史は繰り返される!!

愚かな人間は同じ失敗を繰り返す!!!


果たして、私は、ソウルに飛んで格安のCTを
手に入れることは出来るのか?

こうご期待!!!

投稿者 nakano : 22:10 | コメント (2)

2009年02月12日

マインドマップ初級講座

山陽新聞さん、朝日新聞さん
山陽新聞レディアさん、ケーブルテレビOniビジョンさん
山陽放送テレビさん、山陽放送ラジオさん、FM岡山さん

2月19日の幕内先生の講演会の案内を、掲載、もしくは生出演での
ご案内をさせて頂きまして本当にありがとうございます。

今回の講演会の会場は山陽新聞さん太ホール!定員300名の巨大なお箱!!
一介の歯科医院が主催の講演会では、絶対満席は無理と言われていたのだが
私の心の中には、既に満席近いイメージが!!


300名以上来られて、溢れたらどうしよう?別の心配に悩む私!!

昨日の2月11日は、岡山でも各場所で、講演会が目白押しだった。
歯科医師会では歯周病の講演会、歯科衛生士会では、有名な歯科衛生士さんの講演会
サンクリニックではあの中村さんの講演会(ちなみに、東京では神田昌典さんの講演会)


どの講演会に参加しようか悩んだ挙句、妻にあっちに行ってもらって
私は、こっちのマインドマップ初級講座に参加した。


マインドマップとは、トニーブザン氏が提唱して、日本ではあの神田昌典さんが紹介した
脳の全体を活用した、ノート術であり、発想法でもある。

私は、5年前から、このマインドマップを日常で活用していたのだが
何せ、本を読んで独自で使っている、半ば「なかの流マインドマップ」になっていて
ここはやはり本家本元のテクニック、スキルをきちんと学びたいと思っていた。

講師は大阪在住の藤川とも子先生
彼女は、トニーブザン公認マインドマップインストラクターでもあり
米国NLP協会認定トレーナーでもある。

会場は20名の定員で一杯だったが、いつもの仲間の姿を見て少しほっとした。

マインドマップとは、真中にセントラルイメージと言って
中心の概念を書き、その回りに放射状に、脳のシナプスが伸びるイメージで
どんどん思いつくことを書いてゆくノート術!!

マイクロソフト社も、ボーイング社も、IBM社も、このマインドマップを社員教育に
取り入れていることから、どのような強力なノート術かが想像できる。

簡単なワークを取り入れながらの6時間のセミナーはあっという間だった。

やはり本家本元が公認したインストラクターから聞いたスキルは
私の自己流のマインドマップと全く違っていた。

まずはカラーを凄く取り入れている。
私の自己流のマインドマップは黒のボールペン一色であったが
昨日のセミナーでは10色以上の色をカラフルに使って脳を活性化させながら
楽しくワークができた。

色、カラーには、それぞれ、意味があり、パワーがある。
多くの色を活用できる方が、よりパワフルになれる。

私は、マインドマップとフォトリーディングと言う速読を学んでから
処理速度が凄く増したことを実感している。

今回のマインドマップを書くのにも、自己流とはいえ、今まで数年間
使っていた私は、他の方に比較して、書く速度が以上に早い!


マインドマップを書きだすと、楽しくて、楽しくて、止まらない!!


「人間は脳の3%しか活用していません!」講師の藤川先生は話される。
真実かどうかは知らないが、NLP等の講演会でもよく話される話題だ。

たった3%!!

ではこのマインドマップを活用すると、
いったい脳の何%が活用できるのか?

脳の6%が活用できると、他の人の2倍の発想力、処理能力を持ち
脳の9%が活用できると、他の人の3倍もの発想力、処理能力が持てる!

岡山大学歯学部の学生時代に、セファロと言って、レントゲンの実習で
頭のレントゲンを撮影した。

私の頭のレントゲンには、巨大な脳が映っていて、
講師の先生はその大きさに非常に驚かれた。

「何て、でかい頭なんだ!」(私には「何て、でかい脳なんだ!」と聞こえた!)


私はそのでかい脳のいったい何%を活用しているのか?

少しだけ不安!!


投稿者 nakano : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

2009年02月05日

目、腰、肩

あの山陽新聞さんからも
2月19日の幕内先生の
講演会の案内を、紙面でして頂ける
連絡が入った。

私は最後まであきらめない!
あの広いさん太ホールを満席にしたい!!
そして参加者全ての方に、講演をに参加したことを、喜んでもらいたい!!!


木曜日の今日は、朝早くから仕事上の打ち合わせが入る。
打ち合わせに必要な資料を、朝、テーブルの上に置いたはずが
なぜかテーブルの上には何もない!!

間違って、新聞入れに仕舞ってしまったのか?
物置から新聞入れを出して、今日の朝刊のチラシを探っていた時に
突然大きな音がした!(私にはそう聞こえた!!)

グキッ!!

まずい、痛い!!
左腰の後ろ側が、体をひねると無茶苦茶痛い!!

過去、3回経験した「ぎっくり腰」の再発のようだった。

まずいな!これは。
背を伸ばせば、歩くことは苦痛ではないが
靴を履くために腰をかがめたり、椅子に座ってオモムロに
立ち上がる時に、文字通り激痛が走る。

この痛みは、時間の経過とともに落ち着いてくるのだろうか?


昼食を食べても、横になっても、あの瞬間から10時間が経過しても
痛みは一向に取れない!!

妻のアドバイスに沿って、いつもお世話になっている
外科の「Sクリニック」を受信した。

外科で私が凄く信頼を置いているSクリニックのS先生とは
私が、昔、極真空手していた時に、中学生と組み手をして
ボコボコにヤラレテしまって、「これは絶対ろっ骨が折れた!」と騒いで
受信したのが初めての出会いだった。


それ以来、家族一同が凄くお世話になっている。

S先生は外科が専門で、それもペインクリニックを標ぼうしているので
「腰の痛みなら一発で取ってくれるよ!」
と言う妻の言葉に私は重い腰を上げた。

「これは痛いですか?」
S先生が私の足を後ろに曲げた!!

「痛い!痛い!!先生、すごく痛いです!!!」

「わかりました。原因は股関節の動きが悪くなっているために
腰に負担がかかっているのです!」

「股関節が、錆びているのです!関節に油を差せばすぐに治ります!」
と言われて、私の股と腰に股関節注射をされた。

痛みはすぐにかなり和らいだ!

でも「私の股関節が錆びているって?」

「私の股(また)が錆びている!!」

な−にーっ!!やっちまったなー!!!

投稿者 nakano : 22:24 | コメント (0)

2009年02月02日

岡山再発見

ある患者様から「一流になれ」と
励ましの言葉を頂く!

「これからの歯科医院はフィロソフィー
哲学が必要!あんたも全国区を目指せ!!」
と背中を押される。

「あんたも、もっと本を読みなさい!」と言われるも
私はこれ以上本を買うと、本の保管場所が無い!!

しかし、人との出会いは縁であるので、私はご縁を大切にしたい!!


少し前に、ある友人からメールが入った。
「ある有名な方が岡山に来られるので、一緒に岡山を
案内しませんか?」

面白そうなので、すぐにその話に飛び乗った。

ある有名な方とは、加瀬清志先生!

放送作家、エッセイイスト、日本記念日協会代表
信州観光文化検定協会代表等 さまざまな肩書きを持つ方だ。

加瀬先生は、翌日に開催される、「黄ニラの日」の選定式に
JA岡山から招待を受けていたのだ。

放送作家なんて、テリー伊藤さんとか、世界のなべあつさんとか
有名な芸能人と、知り合いなのだろうか?

でも、田舎の歯医者の私と、話が噛み合うだろうか?
一抹の不安はあったのだが、不安より何か起こりそうという
期待の方が大きかった。

岡山の案内プランは、友人が全て細かな段取りを決めていた。
ただ、その友人は元々は県外の人で、岡山に来て3年に過ぎない!

そこで、岡山在住もうすぐ46年の根っからの岡山人の私が彼の
フォローをすることになった。

案内する場所は、表町商店街を過ぎて、「銘木のお店」、その後、後楽園
岡山城、その後、モモに乗って岡山駅に戻り、西口から
「黄ニラバラ寿司」で有名なおすし屋さんまで!
細かく予定が組まれていた。

とりあえず、ネットと書籍で「黄ニラ」や「後楽園」「桃太郎」の情報を
調べなおす!質問に的確に答えないといけないからだ。

そんな私の元に、友人からある連絡が入った。
「今回の加瀬先生には、東京のフジテレビから数名のスタッフが
密着します。最後のお寿司やさんで、テレビ取材が入るかもしれません。」

そのテレビ番組とは「JNNスーパーニュース」

フジテレビのニュース番組だ!キー局のニュースに私も出るかもしれない?
友人と相談して、テレビに突然出てもいいように、ファッションを相談する。

そして、2月1日の寒い岡山で、私は、やせ我慢をして、寒いのに
ファッション重視でスプリングコートを羽織って出かけた。

加瀬先生は、とても気さくな方で、初対面の私にも、気軽に声を掛けてくれた。

しかし、放送作家の先生で著作も多い、加瀬先生の博識はずば抜けていた、
また、全ての物事に興味を持ち、誰かれとも無く質問する姿と
物事と多角的に考える思考方法は、歯科医師の私に大きなヒントを与えてくれた。

「そうか?こんな風に物事を捉えるのか?」
「そうか?こんな感じで、興味を持ち、調べてゆくのか?」

銘木の店、後楽園、岡山城と、岡山を再発見する3時間のミニトリップは
岡山人もうすぐ46年間の私も本当に楽しめると共に
岡山の良さを再発見する時間となった。


最後のお店で「黄ニラばら寿司」を食べていると、フジテレビのクルーの方が
お店に入って来られた。

「さあ、今からテレビの取材か?」
数枚の名刺をすぐに出せるように、私は用意していた。

「黄ニラばら寿司の取材は明日行います!」とクルーの方は
一言残して、岡山の夜の闇に消えていった。

寒いのに、我慢したスプリングコートで夜に自転車で帰る私は
文字通り凍りつくのだった。

投稿者 nakano : 21:37 | コメント (0)