« デンタルショー | メイン | 人間らしい一言 »

2005年07月25日

ホワイトニングの認知度

昨日の椿先生の話では、東京でのホワイトニングの認知度は80%!
つまり子供からお年寄りまで全てひっくるめても
ほとんどの方がホワイトニングについて知っている。
しかし実際に歯科医院でホワイトニングを受けたことのある方は
わずか4,6%!
東京でこの数字、地方ではもちろん一桁低いはずだ。

どうしてほとんどの方が知っているのに、実際に受ける方が少ないかは
ホワイトニングが成長曲線においてまだ導入期なのか?
それとも日本人はやはり欧米と比べて歯に対する関心が低いから?
と言う論議は歯科医師の間でよく交わされる。

私が一番思うのはホワイトニング剤を扱う歯科メーカーの怠慢である。
例えば日本で初めて認可されたホームホワイトニング剤が
3年前に発売された時に日本のメーカ−は
パンフレットもポスターもアメリカのをそのまま日本に持ち込んだ。

よくある白人が白い歯を出して笑っているだけのイメージ重視の
ポスター!それだけでは日本人には具体的なイメージも
ホワイトニングの実際についても想像がつかないのだ。

私が数年前に初めてZOOMを個人輸入したときは
マニュアルを見て驚いた。
患者さんにお出しするダイレクトメールに始まって
いかに患者さんにホワイトニングをアピールするかといった
マーケティンググッズが箱一杯に入って送られてきたのだ。

さすがマーケティング先進国だと唸ったものだ。

ホワイトニング剤を扱う日本のメーカーは
本当にホワイトニングを日本に定着させようと思っているのなら
脳に汗をかいて「どうすればホワイトニングを希望される方を
日本の歯科医院で増やすことが出来るのか?」を
社員全員でしっかりとアイデアを出すべきである。

ホワイトニング最前線にいる椿先生や私に意見とか感想を
聞けばいい!必ず思いつかないアイデアを持っているのものだ。

何て松風など大手歯科機材メーカーから
お声がかかるのを手ぐすねを引いて待つ姑息な私であった。

当院の予約の枠は基本的に30分!
9時半の患者さんは10時には治療が終わる枠だ。
しかし一度の診療が長時間になる方のために
60分や90分の枠で予約をお取りする時もある。

今日はその60分枠で予約をお取りしていた方が
相次いでキャンセルされた。

電話でのキャンセルは無断キャンセルと比較して
わざわざキャンセルの電話を頂けるのだからありがたいこと
なのだが、当院の診療時間は8時間の枠しかない!
その中で数時間のキャンセルが出ると私は手持ち無沙汰で仕方がない。

他のスタッフが忙しく仕事をする中、私だけが
他の先生や衛生士の仕事の後片付けに回る。

60分以上の予約の方には前日に確認の電話を受付から
入れさせて貰っているのだが、自宅には電話が繋がらないことが多い。

今日の終わりの会でも問題となった、この長時間枠の
キャンセル対応については
やはりキーは携帯電話か?
前日に本人の携帯に電話するか、メールを送る。

時間を有効に使って無駄な時間を無くすためには
携帯電話と携帯メールのシステム化が必須となるのだろう!!

投稿者 nakano : 2005年07月25日 22:19

コメント

コメントしてください




保存しますか?