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2005年08月09日

人生の旋律

今日、スタッフと患者様との会話が耳に入った。
患者様は70歳前後の方!スタッフは24歳!!

「毎日、暑いですね!」
「でも私が小さい頃は冷蔵庫もエアコンもなかった!
もっと夏は暑かった気がする!」
「扇風機はあったんですか?」
「あるのはあったが各部屋ではなくて一家に1台だった!」

そうだよな!42歳の私の生まれた時には
我が家のテレビは白黒だった。
パソコンも携帯電話も自分が持つなんて想像すらしなかった。
いつから日本人の生活は変わったのだろうか?

スタッフと患者さんの話を聞いていて、先日読んだ
神田昌典先生の新作「人生の旋律」を思い出した。

とても素晴らしく示唆に富んだ本だった。

人間の歴史は70年周期といった理論がある。
地震や恐慌など70年前には驚くほど今と同じ
出来事が繰り返されていると言う。
本当であれば、これからの混沌とした時代は
70年前の出来事を参考にすればいいと思うのだが
日本の70年前は第2次世界大戦に突入すると言う
激動の時代の導入期だった。

これから日本はあの過去を繰り返すのだろうか?

「日本とは?」
「国家とは?」
「平和とは?」
「戦争とは?」

神田先生は私達に、どんな時代が来ても、決して
あきらめないで突き進め!と言っているように感じた。

先日映画「亡国のイージス」を見に出掛けた。
神田先生の著書のメッセージとかぶったようで
熱い思い感じた。

「日本とは?」
「国家とは?」
「平和とは?」
「戦争とは?」

長崎の原爆投下から60年目の今日!

日本と言う国は果たしてどこに向かっているのだろうか?
その答えは誰にもわからないが
このまま永遠に平和が続くと安易に考えるのだけは
間違っているのだろう!!

投稿者 nakano : 2005年08月09日 23:21

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