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2005年10月10日
院長「ちんどんや」に入る
昨日と今日の連休は私の住む地域の秋祭りの日だった。
昨日は病院歯科介護研究会への出席で不義理をした私は
今日の祭日は朝から祭りの準備に出かけた。
昨日は秋祭りらしく、ダンジリを引いて、獅子舞が各家庭を回った。
今日は祭り2日目で、何と「ちんどんや」さんが町内を練り歩き
また午後からは悪役紹介の八名信夫さんを町内にお呼びして
サイン会の開催となった。
「チンドンヤ」さんは3名しかいないので町内会長さんと副会長さんは
顔を白く塗り、着物に着替えて「チンドンヤ」さんに加わった。
大きな太鼓を叩くものがいないので、町内の若手?の私が
太鼓持ちとなり、「チンドンヤ」さんに入ることになった。
私は生まれて初めて「チンドンヤ」さんのグループに入るのであった。
デジタルの時代、時間が昔の何倍ものスピードで進む時代と言われながらも
思い切りアナログな「チンドンヤ」さんも、今でも確かに生き残っているようだ。
生まれて初めて「チンドンヤ」さんをマジかに見た次の瞬間
今度は仲間に入れてもらっていきなり町内を練り歩くのであった。
「チンドンヤ」さんを侮る無かれ!
驚いた事に「チンドンヤ」さんの姿、声、笛の音、私の太鼓の音を
聞いて、不機嫌にうるさいと怒鳴る人は一人もいない。
皆うれしそうな満面の笑顔でカメラを片手に自宅を飛び出してくる。
子供などは、はっきりしていて、太鼓持ちの私はかなりまとわりつかれて
大変でさえあった。
パッチアダムスと言う有名な医者がいる。
ピエロはサーカスには欠かせない役割だ。
歯科医師も笑われる役を面白おかしく演じることが患者さんの緊張を
緩和することに繋がるのでないか?と閃く私えあったが
閃くも時間と共に忙しさが押し寄せてきた。
八名信夫さんが町内に現れた頃になると、テレビ局は2社来るわ!
あの国会議員、県会議員の先生もわざわざ来られるは?
普段人通りの少ない我が町内のメインストリートは交通規制が必要な状態となった。
その中で私は大きな太鼓を片手に、片手には笛と交通安全のポールを
持って交通安全に大変なのであった。
午後3時過ぎにやっと「祭りすし」のランチにありつけた私は
「チンドンヤ」さんも楽ではないと改めて仕事の大変さに気がつくのであった。
投稿者 nakano : 2005年10月10日 15:59
コメント
やっとたどり着いたと言うより、立ち寄りました。世のなかいろいろな人がいるなー、いろいろいるから似てる人もいるんでしょう。以後私の希望は正しいチンドン屋になることで何十年も何もしないで過ぎてしまいまいました。「日本いちのチンドン屋、いや世界のチンドンななるんだ。」も夢のまた夢。定年を過ぎた今でも、かわりません。 文中「チンドン屋さんも大変だ」 やっぱり華やかのうらに 「たいへんだ」があるんですね。
チンドン屋さんは楽しいのかと思っていたので、ビックリしました。
投稿者 トンベー : 2007年09月29日 08:31