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2006年07月05日
歯の神経を取るかどうか?
昼休みに産休中のスタッフが
赤ちゃんを連れて当院に遊びに来る。
赤ちゃんが大泣きしている最中に
テレビ局の方から電話が入る。
「先生!大丈夫ですか?」
いやはやびっくりされたのだろう。
でも大丈夫!当院の今年のスタッフのキーワードは
「一致団結」赤ちゃんが大泣きしようが構わない!!
今日新患の方がどうしても神経は取りたくない!」と
涙ながらに私に訴えられた。
レントゲンを見ると、残念なことに神経まで虫歯は進行している。
今まで何度と無く腫れを繰り返していて痛みもひどい。
冷静に診断しても歯髄炎には間違いなく、急性可能性歯髄炎と私は診断した。
しかし患者さんはどうしても神経は取りたくないと訴えられる。
よくよく話を伺うと前医で、コンコンと神経を取ると歯が痛んでしまって
すぐに歯が駄目になる!」と聞かされていたらしい。
そう説明する歯科医師は無闇に神経を取る治療を繰り返すことは無く
信頼できる先生とは思うも、度を過ぎると困ることもある。
患者さんに不要な痛みや苦痛を私は与えたくないのだ。
しかし当院のモットーは「インフォ−ムドコンセント」
説明と同意であるからして、患者様の同意なくしては決して
神経を取るわけには行かない。
治療方針と説明に悩むところ!
当院の愛すべきスタッフがブログを始めました。
「なかの歯科クリニックのグッド&ニュー」
http://nakano-goodandnew.cocolog-nifty.com/blog/
当院のスタッフがうれしかったこと、感動したことが満載?予定です。
これからは、この院長ブログと同様スタッフブログもよろしくお願いします。
http://nakano-goodandnew.cocolog-nifty.com/blog/
投稿者 nakano : 2006年07月05日 23:00