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2006年07月31日
飛行機のチケット
昨日の日曜、岡山市内はなぜか車が少ない。
みんな海にでも行っているのか?
軽いジェラシーを感じながら
私は岡山空港へと向かった。
東京へと飛ぶのではない!返金するためだ。
先週、東京に私としては珍しく5日間も滞在した。
東京への往復はいつもの全日空!
普段は一日のセミナーなら東京でも私は必ず日帰りする。
しかしその時は往路は水曜日!復路は日曜日となった。
日曜のセミナーが終わって会場の丸ビルから羽田空港へと向かった
私は山手線の中で飛行機のチケットをゴソゴソと探していた。
浜松町に着いた私だったが、まだチケットは見つかっていなかった。
行きの岡山空港で確かに復路のチケットも発券されたはず!
未だにチェックインしていないチケットなので、私はもし見つからなくても
簡単に再発行してくれると思っていた。
先日の海外の学会に参加した時はE−チケットだった。これは
チケットをカウンターで出さなくても、名前とパスポートで搭乗券が出てくるのだ。
国内線なのでもっと簡単に何とかなると思っていた。
羽田のANAのカウンターで話をすると以外に複雑なことを話された。
まずは国内線のチケットは第3者に拾われると使用される恐れがあるという事!
そして例え、悪意で使用しようされなくても、もう一度チケットを買い直さないといけないこと!
2重払いのチケットは後から出てくれば払い戻しされる。
出てこないときは紛失届けを出して数ヶ月待ち、第3者による誤った使用が
認められないときに始めて手数料を引かれて払い戻しされる。
羽田行きのモノレールの中でス−ツケースの中を必死で探す。
羽田空港の人がいないスペースを見つけて大きくスーツケースを開けて
洗濯物の中まで丹念に調べる。
無い!どうして?
急いで全日空のカウンターへ向かう。電光掲示板で岡山行きの空席を見ると
空席ありの表示に何とか帰れると安堵する。
カウンターで事情を話してチケットの新たな発行と2重払いの証明書といざと言う時のために
紛失届けの証明も書いてもらう。
新たに発行したチケットの額面を見て驚く!
29800円!エッ!片道料金か??
私は片道14000円、往復で28000円のチケットを買っていたのに
当日の空港でのチケットの新たな発券はどうやら定価となるようだ。
往復の料金より高い!!
まあ今日岡山に帰ることができないと損失は3万円程度では収まらない!
自業自得だから仕方が無いとあきらながら、恐る恐る
カウンターの女性に「返金される料金は14000円ですか?それとも29800円ですか?」
と聞いた。
「大丈夫です!今お支払い頂いた29800円が返金されます!!」と笑顔で答えられた。
やった!さすがに全日空!笑顔の地上係員の方に感謝感激!!
家に帰るとちょうど私が宿泊していたホテルからの宅急便が届いた。
その荷物の一番上にはホテルの封筒に飛行機のチケットが入れられていた。
誰がここにチケットを入れたのか?
私以外にいないのに絶対自分の非を認めたくない私だった。
投稿者 nakano : 2006年07月31日 21:28