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2006年11月06日
上海サバイバル旅行
昨日の深夜、無事私達は岡山に帰ってきた。
私達10名は、あの過酷な上海サバイバル旅行から
帰ることが出来て、お互いの無事を抱き合って喜びあった。
それだけ今回の医院研修旅行は過酷なものであった。
木曜日の夜に20名のスタッフはアイナリーホールでカシータの
高橋さんの話を聞いた。
そして私と妻はそのまま懇親会に突入した。
翌日から上海にスタッフ10名で行くことは分かっていた。
翌朝の集合時間は早朝の5時!
懇親会から早めに帰宅した私だったが
慣れないシャンパンに興奮したのか?それとも遠足の前の日の
子供の心境なのか?全く寝付けない!!
例によって例の如く一睡もできない。
今回の上海旅行は現地滞在時間を長く取りたいので
岡山発ではなくて広島空港発を選択した。
長時間の高速の運転の前に疲れや寝不足は大敵だ。
何とか眠りに入ろうと努めながら、後一歩で睡眠突入と思った時に
早めに設定された目覚ましの音で飛び起きる。
「まずい!出足でしくじった」
大切なスタッフを引き連れて行く上海医院旅行では、私は幾つかの明確な
目的を持っていた。
@飛行機、ホテル、レストランでの素晴らしいレベルのサービス業に、スタッフを触れさせる。
A上海の食の文化に触れて、食を司る私達の職業意識を高める。
B上海で開催される上海デンタルショーに参加して、最新の機械を格安の料金で手に入れる
C海外から日本を眺めて、自分をそして自分の歯科医院を見つめなおすー俯瞰するー
Dスタッフと3日間朝から晩まで行動を共にしてチームワークを鍛える。
確かに私は出発までは明確な目的を持っていた。
上海デンタルショーの開催については、岡山のモリタの営業所長さんに無理を言って
資料を揃えてもらった。
ホテルは上海の最高峰!フォーシーズンズホテル上海を抑えた。
レストランは朝食、昼食、夕食まで全て、どのレストランで何を食べるかまで
完璧に決めていた。
観光のコースプランもばっちり!
院長が添乗員でもあるこの上海医院旅行は、極楽旅行になり、
スタッフは皆笑顔と笑い声が絶えない3日間になる予定だった。
しかし実際は異なった。
どこでボタンを掛け違えたのだろうか?
上海空港に到着した時点で、既に2名のスタッフが喉の不調を訴えた。
そして全てのスタッフの意識から決して忘れる事ができない3日間になろうとは、
一体あの時誰が想像したであろうか?
全ては私の責任である。
投稿者 nakano : 2006年11月06日 21:15
コメント
スゴイ展開!たのしみ。
投稿者 黒瀬 : 2006年11月07日 08:33