2007年01月08日
ロッキー バルモア
昨日は岡山で朝から大雪が舞う悪天候!
その中での同門会の新年会も無事終了!
体調不良にアルコールが入りたったワイン2杯で
私の顔はまっ赤っか!!かなり新年から恥ずかしい!!
ハワイ旅行記最終章!
私は旅は、自分の既存の殻を破り新たなステージへと
向かわせてくれる最高のチャレンジだと思っている。
そのために必ず大きなチャレンジを自分に課してそれを楽しむ!
今回のハワイでのチャレンジは当初は
ハワイでの運転免許の取得を考えていた。
ハワイは観光地であるので2つの価格が存在する。
1つ目が観光客用の価格と、2つ目が現地のロコの価格である。
その価格はカマアイナとかクアアイナとか呼ばれ
ホテルもゴルフ場もかなりの格安の地元ロコ用の価格を出していて
地元の新聞にはその安い料金が掲載されている。
ハワイで運転免許を取ると、その免許証がIDとなるために
何と日本に住んでいても、その現地のロコの価格が適応されるのだ。
安い料金に人一倍敏感な私はその料金の適応となるためだけに
ハワイでの運転免許証の取得を考えた。
しかし年末年始はかなり込み合っていて今回は免許の取得は
あきらめないといけなくなった。
それでは何にチャレンジしよう!
スカイダイビングはもう一生したくないし、ハワイの銀行で銀行口座を作ることにも
そんなに興味は無い!
家族と過ごす時間も大切だし、何せ限られた日程の中でのチャレンジ!!
そんな時、新聞で映画の上映予定を見た。
私達のホテルから車で10分のところにカポレイと言う名前の街があり
そこには映画館があった。
私が見ても少しは理解できる映画はないかと新聞を汲まなく読み進めた。
あった!
「ロッキー バルモア」
何とあのシルベスタスタローンは60歳を越えた今、またまたロッキーの最新作に
挑戦したのであった。
凄いチャレンジ!!
私は30年前の13歳の中学生の時に初めて「ロッキー」の映画を見た。
その飽くなきチャレンジと、映像と、あのロッキーのテーマ曲に完璧なノックダウンを
食らった一人がこの私であった。
映画に影響を受けて、フィラデルフィアのような階段を駆け上り、拳を突き上げたり
生卵を3つガラスのコップに割って飲み干したりしたものだ。
そのロッキーが帰ってくる。
私は何か運命めいたものを感じた!!
食事から帰り、家族はホテルの部屋に送り届けて
私だけ隣町のカポレイへと向かった。
夜の10時を過ぎるとハワイの田舎の道には車どおりは
かなり少なくなる。
映画館に着いた私はなるべく近くに車を止めて
回りに気を配りながらチケットブースへと向かった。
夜10時を回った映画館はそれでも多くのハワイの地元の若者で賑わっていた。
定刻になり映画は始まった。
すぐに打ち合いのシーンを期待した私だが
親子の問題や無くなった奥さんの問題を含みながら
話は展開していった(はずだ?)
ほとんど英語が聞き取れない!
シルベスタスタローンはぼそぼそと話何を言っているのか
ほとんど理解ができない!
その内にやっとボクシングのシ−ンとなった。
60歳を過ぎたロッキーの裸が妙に目に痛い!!
「痛々しい!!」
現役チャンピオンとのエキシビションマッチが無理がありすぎる!!
「無理無理しい!!!」
それでも私は泣いた!!
ハワイの田舎のカポレイの映画館で恐らく館内唯一の日本人だった
この私はシルベスタスタローンからしっかりとメッセージをもらって
そして泣いた!!
「お前、幾つになってもチャレンジを忘れるな!!」
映画の中で彼は私に終始こう話しかけていた。
投稿者 nakano : 2007年01月08日 20:06