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2007年03月16日

摂食嚥下カンファレンス

昨日の木曜日の夜に
岡山大学病院歯学部で
第24回の摂食嚥下カンファレンスが開催された。


今回は「介護予防 口腔機能向上への取り組みと再評価」
と言うタイトルで、岡山県歯科衛生士会の会長の松尾敬子先生が発表をされた。

彼女は当院で10年以上口腔ケアに取り組んでくれた。
今は彼女の夢を求めて国立病院で更に上を目指して頑張っている。

先日教授会で大学を訪れた時にエレベータ−に貼られていた
ポスターを見て私は今回カンファレンスに参加した。

驚いた事に当院の副院長も多くの歯科衛生士も
私が指示していないの自主的に参加していた。

カンファレンスは松尾先生と「すこやか苑」の通所リハのリーダーの
奥田先生と、看護士の祢屋先生の交互の話で進んでいった。

「すこやか苑」での口腔ケアの取り組み、摂食嚥下への取り組みは
それはまさしく当院の口腔ケアの取り組みであり、摂食嚥下への
取り組みでもあった。

平成9年11月に始まった「口腔の機能の大切さ」への啓蒙活動!
「いい歯の日」のキャンペーン!

平成13年から「すこやか苑」新人スタッフへの口腔ケア研修会

平成17年からは、入苑者に対する摂食嚥下障害者への本格的なアプローチ


全てが松尾の業績であり、院長の私と口腔ケアチーフ衛生士だった松尾が
喧々諤々と議論を戦わせながら、取り組んでいたことが本当に
昨日のことのように思い出される。

私と同様、摂食嚥下カンファレンス初参加の衛生士Oが私に
質問をしてきた。

「院長、STって何ですか?」

「スピーチセラピストの略、言語療法士!」

私がわかる質問で良かったとホッと胸を撫で下ろした。

しかし天下の岡山大学病院では午後の8時に暖房が切られるようだ。

当院のスタッフはとても寒そうに話を聞いていた。

しかしどうやら寒さに負けて風邪を引いたのは
院長のこの私一人だったようだ。

朝から鼻が出て!鼻が出て!!

止まらない。

投稿者 nakano : 2007年03月16日 23:38

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