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2007年08月18日
そしてカンボジア
カンボジアの朝は早い!
友人との待ち合わせの時間は朝の5時半!
さすがに外はまだ暗い!
昼間は無茶苦茶暑いカンボジアでは
早朝から市民は活動を開始するそうだ。
私達も午後1時半のホ−チミン行きの飛行機まで
そんなに時間がない。
ホテルの従業員「トム」の案内でまずは
世界遺産に指定されているアンコールワットに向かった。
26歳のカンボジア人「トム」は奥さんと生まれたばかりの子供がいる。
英語を学校で勉強したのでホテルの従業員の仕事に着くことが出来た。
もっと自分の価値を高めるために日本語も勉強したいのだが授業料が高いとため息をつく。
今朝は朝の3時半からホテルに勤務しているトムの月給は60ドル!
日本円で7000円程度!それがカンボジアの現実!!
私達日本人は恵まれている。
友人が支援している学校の1つは世界資産のアンコールワットの敷地内にあった。
アンコールワットはそこで日の出を見ようとする観光客で早朝から
混雑していた。その混雑を横目で笑みながらバケン山という小高い山に登る。
普通は象で上る小高いバケン山!二本の足で登る日本人の足はかなり短い!
頂上に着く頃には大きく息が切れる。
しかしこんな山頂にこんな遺跡が残っているなんて!!
バケン山の山頂の遺跡から見る日の出の眺めは何とも神聖に感じられた。
日の出を拝んだ後向かった学校ではなぜか門が閉められていた。
シェリムアップの学校は日本の学校のイメージと違って
小さな公民館!単なる建物に幾つかの教室があった。
しかし学校には一人も子供がいない!
ドライバー「トム」に言わせると「ここ数日は学校は夏休み!」とのこと。
何とカンボジアの学校にも夏休みがあるのか?
一番大きな学校は200名の生徒がいて英語と日本語とビジネスを学んでいると聞いていた。
私は学校の校庭で目を輝かせる子供達に囲まれて大歓迎される姿を想像していた。
しかしその想像は空振りに終わった。
数校を見てみて回っても、どの学校にも一人の生徒もいない!!
完全な空振り!!
気持ちを入れ替えた私達は現地の銀行に勤務する友人のそのまた友人の家へと向かった。
カンボジア人のお家に招かれることなんて本当に貴重な経験だ。
そこでも私はカンボジアの現実を目にするのであった!!
投稿者 nakano : 2007年08月18日 18:06