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2007年08月21日
そしてベトナム
午後1時半に出発したシェムリアップ発の
ホ−チミン行きの飛行機は上昇したかと思うと
すぐに高度を下げ始めて30分も経たない内に
ホーチミン空港へと到着した。
これで2度目のベトナム入国となった。
ホーチミン空港は日本発の飛行機が同時刻に
到着したためか入国診査は激込み!
その上にうかりして日本に帰国すチケットをホテルの部屋に
忘れたので入国診査に手間取る。
2度目のホーチミン!相変わらず車とバイクが多い。
1回目の日曜日と違って2回目の水曜日の方が
かなり道は混雑している。
ベトナムでは車に関税が200%かかると言う。
日本の1000万の高級車がここベトナムでは3000万円する。
しかしそんな高級車が数多くバイクと一緒に走っている光景には
日本と比較できない金持ちが多いことを感じると共に
波に乗る大切さをふと感じた。
この街のどこかで日本から来た歯科医師と歯科衛生士のボランティアの
グループがベトナムのストリートチルドレンの歯の治療に当たっている。
私はそのグループに所属することもなく一人単独で行動をしている。
しかし私が数日間、見学した状況を考慮すると
私が歯科医療分野で海外でのボランティア活動をするのなら
経済の発展が著しいベトナムよりはカンボジアだろう。
カンボジアには成熟した文化がないと言う。
大量虐殺によって多くの大人が殺された結果
料理や音楽や服装に関してのカンボジア独自の文化が
大人から子供へと継承されることができなかった。
10年前はバズーカ砲を抱えた兵士が街先を歩いていた町!
数年前まではありとあらゆるところに地雷が埋まっていた村!!
そのカンボジアのシェムリアップでは1泊10万円以上を出してホテルに
宿泊する外国人も居れば、朝早くから治療費が無料のボランティアの子供病院に
並ぶカンボジア人の母親と子供の列がある。
そのホテルと子供病院が目と鼻の先である。
カンボジアの学校は日本の学校とは違った。
ホーチミンを夜の11時半に出発予定のベトナム航空は機材の到着が
遅れたために1時間遅れで深夜の12時半にホーチミンを出発した。
翌朝、関西空港へと無事帰国した私は昨夜にベトナムに居て
昨日の昼間ではカンボジアにいた現実がなぜか身近に感じられなかった。
日本に帰ってきて感じたことは、日本のマスコミで流されている情報はかなり
偏っていること!特にアジア圏の情報が余りにも少ないこと。
そしてベトナムより、カンボジアより日本の方が暑いと言うこと!
夕方の墓参りでさえクソ暑い!!
投稿者 nakano : 2007年08月21日 22:19