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2007年11月28日
Ye歯科パクインチュル先生
最近診療後の事務作業が
なぜか、はかどらない!
夜中の1時過ぎまで頑張っても
やることリストが進まない!
要領が悪いのか?仕事の量が多すぎるのか??
本気で秘書が欲しいと心から思う。
先日の日曜日に東京で開催された
韓国のイエデンタルクリニック代表のパクインチュル先生の
セミナーに私は参加した。
もちろん日曜の自分の大切な時間を投資するのだから
座る席は一番前!開演1時間前から会場でスタンバイする。
イエデンタルクリニックはアジア最大級の歯科フランチャイズ
韓国内で60ものフランチャイズの歯科医院をネットワーク化するだけでなくて
中国やベトナムなどのアジアにも積極的に進出している。
ソウルのカンナムにある本院は驚く無かれ15階建てのビル!
ビルの前では高級ホテルのようにバレーパーキングのスタッフが常駐。
歯科はサービス業と!大韓航空やアシアナ航空の元客室乗務員の方が
コーディネ−ターとして勤務する。
韓国で一番高い料金を誇り、ブランディング化はピカイチだ。
そんなイエ歯科の評判はツラヅラと聞いてはいたのだが
今回私は初めて直接朴先生の話を伺うことになった。
セミナーの内容はとても面白かった。
私が感じたイエ歯科の強みとは?
1、他業種の手法をビジネスとして徹底的に歯科に落としこんでいること
2、世界1のステイタスを自ら積極的に取りに言っていること
3、ブランディングをよく研究していること
4、行動するスピードが凄く早いこと、行動する量が凄く多いこと
5、素晴らしいチームがうまく機能していること
6、明確な目標が非常識なほど高い水準であること
セミナー終了後、私は内輪だけの懇親会に招かれた。
ここはチャンスとばかり、私は懇親会に参加されている先生方に
ビールを注ぎながら積極的に話しかけた。
今回はイエ歯科からスタッフが20名程度日本に来ていた。
私は韓国語を3つしか知らない
「アンニョンハセヨ!」(こんにちは)
「カンサムニダ!!」(ありがとう)
「コピ ハナ チュセヨ!!!」(コーヒーを一杯下さい)
「アンニョンハセヨ」の掛け声と共に私は多くの韓国のスタッフの方と話して名刺交換した。
基本的に人見知りをしない私だが、ビールが入れば一片の羞恥心さえ消え去った。
ある韓国人のスタッフは「デンタル アート」の肩書きの名刺を持っていた。
デンタルアート?歯医者で美術??
絵なのか?それともリトグラフ??
私はどうしてもデンタルアートが何なのか?理解できなかった。
「ワッツ ディス ?デンタルアート?」
そのとき少しだけ日本語が出来る横の人が助け舟を出してくれた。
「デンタルアートとは?きこう(気孔)のことです!」
気功?驚いた!!イエ歯科では手をかざして虫歯を治すのか??
ここから話が縺れに縺れた。
韓国語のわからない日本人と、日本語のわからない韓国人では
共通の言語がないのだ。
5分後やっとなぞが解けた。
デンタルアートの名刺を持っていた方は技工士さんだった。
「きこう」ではなくて「ぎこう」であった。
内輪だけの懇親会と聞いていたのだが参加者は40名を越えていて
私は肝心の朴先生とはほとんど直接話ができなかった。
パク先生へのプレゼントと思い、私は岡山から自分の著書を持参していた。
しかしその場の雰囲気から私はどうしても著書をパク先生へ渡すことが出来なかった。
思い本を抱えたまま最終の新幹線に乗り遅れないように東京駅へと急ぐ!
東京の夜の風は、岡山の私にはとても冷たく感じられた!!
投稿者 nakano : 2007年11月28日 22:15