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2009年01月14日
アジア最大の歯科グループ Ye歯科
月曜日の成人の日
私と妻はソウルにいた。
その日は今回の旅行の最大のイベント
アジア最大級の歯科グループ Ye歯科の本院で研修を受ける日だった。
Ye歯科は、韓国のみならず、中国やベトナムにもフランチャイズの歯科医院を持ち
今では65歯科医院のグループとなっている。
その代表のパクインチュル先生は、数年前から日本でも講演会を数回行っていて
私も東京の講演会と大阪での講演会に参加したことがある。
懇親会で直接お話したパクインチュル先生は、私の持っていたやり手のビジネスマンと
言うより、まじめな一人の歯科医師に過ぎなかった。
今、日本の歯科は閉塞感が漂い、韓国の歯科医院から、何かを学ぼうと
多くの日本人の歯科医師がYe歯科の講演会に参加していた。
私は、遠路はるばるソウルまで足をのばして、講演会では決して伝わることのなかった
Ye歯科の強みを、直接学びたいと思っていた。
迷うといけないので、ホテルのフロントでYe歯科の場所を調べてもらって
病院情報としてプリントアウトしてもらった。
その紙を持って、私たちはタクシーに乗り込んだ。
タクシーが付いた場所は、日本で言う青山のような清楚な場所であったが
私が本で読んでいたYe歯科の本人のイメージと違っていた。
しかし私が講演会で見ていたあのブルーのYe歯科のマークが確かにそこにはあった。
話を聞くと、そこは「Ye歯科 アックジョンドン院」だった。
しまった!うっかりしていた。
Ye歯科はソウル市内だけでも25件近くあるはずだ。
どうやらホテルのフロントでもらった紙は本院でなくて、
アックジョンドン院の住所が書かれていたようだ。
私たちはYe歯科アックジョンドン院の受付に泣きついた。
その受付の方の対応が素晴らしかった。
その歯科医院の受付の方は、薄手の清楚な薄いブラウンのスーツを着ていた。
まるで大企業の受付の女性の様なファッションだった。
いきな飛び込みできた患者でもない日本人の私たちのために、
本院にすぐに電話してくれて、本院の住所と電話番号をメモ用紙にさらっと書いて
私たちに先導して建物を降りて、表の道路に出て、極寒の中、タクシーを止めてくれて、
運転手さんに本院への道筋を細かく指示してくれた。
その朝のソウルの気温はマイナス10度!その凍りつくような寒さの中
初対面の私たちのために、彼女は薄いスーツそのままで、道路まで出てタクシーを止めてくれる。
それも完璧な英語と完璧な笑顔を添えて!
Ye歯科の、講演会では決してわかならい強み、いや凄みを見せてもらった瞬間だった。
タクシーはチョンダムに進んで、「ここです!」と言われた目の前には
ホテルのような新しい15階建ての大きなビルが聳えていた。
その15階建ての漢江(ハンガン)を見下ろす新しいビルがYe歯科の本人と知って
私たちは驚いた。
でかい!!
そのYe歯科の本人には普通の歯科医院の受付カウンターは無かった。
私たちはエレベーターで14階のワインバーへと進んだ。
このYe歯科は歯科医院にワインバーを併設している。
初診の方は、このワインバーで、まずは初診カウンセラーの方から
時間をかけてカウンセリングを行うのだ。
そのワインバーには、日本人コーディネーターのTさんが私たちと待ってくれていた。
Tさんとは日本の講演会で2回お会いしているが、本当に聡明で素晴らしい方だ。
こんな素晴らしい人材がいるのが、Ye歯科の本当の強みだろう。
Tさんの先導でYe歯科での研修「YE WAY TOUR」がやっと始まった。
投稿者 nakano : 2009年01月14日 21:48