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2009年02月26日

岡山大学歯学部同窓生ということ

岡山大学の2次試験が始まった。

悪天候と会場付近の大渋滞で30分
試験開始時間を遅らせたようだが
そんな状況の中、受験生は
落ち着いて試験を受けることが
出来たのだろうか?

彼らの中で、数十名が岡山大学歯学部に入学して、
順調に行けば6年後に、岡山大学歯学部同窓会の
会員になる。


月末に、色々な歯科雑誌や、GCやモリタと言った
歯科では有名な会社が主催する歯科医師向けの講演会の資料が
沢山届いた。

セミナー好き、講演会好きの私は、いつもアンテナを張り巡らせて
面白い、役に立つ、そんな歯科の講演会を探している。

ある大手メーカー主催のインプラント講演会の講師の先生の中に
懐かしい名前を数名見つけた。


岡山大学歯学部同窓生の先輩や、同級生や、後輩の名前である。


私たち、岡山大学歯学部同窓会は、歯学部、歯科大学の同窓会の中で
最も歴史が浅く、同窓会員数も最も少ない、弱小同窓会だ。

歴史の浅さと、人数の少なさでは日本一なのだ。

歴史のある歯科大学は100周年を迎え、同窓会の数も非常に多い。


私たちは、今後もどんどん同窓生を排出して、
同窓会もドンドン発展すると思っていたのだが、
あるシュミレーションの結果、岡山大学歯学部同窓会員の数は、
ある時をピークに減少することが、先日の理事会で発覚した。

卒業する人数よりも、死んでゆく人数が増えるときが
来るかもしれないのだ。


私たちの時は、定員は80名だった。

しかし、今の歯科医師過剰問題を踏まえて
今では、60名前後に定員が減少している。

ある時から、60名が卒業して、80名が死んでゆく時代が来る。


そんな未来のない?私たち同窓生も、卒業して、
一期生が23年、2期生が22年経過した。


歯学部の教授になる、同窓生を筆頭に、歯科界の各分野で
活躍している同窓生も増えた。


後輩が講師を努める歯科の講演会に参加する機会も増えた。


同窓と言う、質問しやすい間柄に感謝しながら、
22年間の歯科医師人生の競争で
後輩に追い抜かれてしまったようで
話を聞きながら、焦りに近い気持ちを感じる。


先日も下関で活躍している後輩の話を聞いた。

素晴らしい講演だった。

大いに刺激を受けるとともに、大いに焦りを感じた。


医療人として、一生学び続ける義務を感じながらも、
十分に学ぶ時間がないことが一番辛い!!

投稿者 nakano : 2009年02月26日 08:09

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