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2009年09月11日
歯医者で鍼灸?歯医者が鍼灸??
先月からある勉強会を始める。
私が発起人であるのだが、
事情があって参加者の人数は少ない。
この勉強会の大きな特徴は
勉強した後で、必ずお酒を飲みながら
懇親会を行うこと!
この懇親会が大変面白い!!
飲みニケーションは、未だに健在と知った。
昨日の午後、私の両肩は悲鳴を上げた。
1週間前から、徐々に私の肩こりはひどくなり
マッサージに行く予定が、警察に捕まり
その後も、バタバタバタバタして、休む時間も取れないで
私の肩こりはドンドン悪化していった。
頭痛がひどく、夜も肩が凝って、
深い眠りにつくことが出来ない。
もう限界!!
これ以上、我慢すると精神的に参りそう!!
また昨日の午後はテレビの本番!
今日金曜日は、2時間以上かかるインプラントの
大規模なオペの予定が入っている。
私の肩こりのせいで、テレビの視聴率が悪くなったり
インプラントの埋入の精度が悪くなったりしたら、
プロとして失格である。
そう思った私は、肩こりに関しては大先輩の妻に相談して
ある鍼灸の治療院を紹介してもらった。
私たち歯科医師は、通常は西洋医学を基本として歯科治療に
当っている。
漢方等の東洋医学を、歯科治療に取り入れている
歯科医師の先生は、まだまだ少ない!
実は私は、18年前に開業した時、ある内科医院で
1年間鍼灸を学んでいた。
その内科医院は鍼灸の専門の先生がいることが
「売り」であって、私は今後の歯科医療は
西洋医学と東洋医学の統合が必要と感じて
1年間鍼灸を学び続けた。
経絡の勉強、中国医学の歴史、ツボの話。
針治療について、東洋医学の基礎を学んだ。
中国人の先生の話は、片言の日本語で聞き取りにくかったが
歯科で関連するツボを教えてもらいながら
参加者がお互いに見よう見まねでツボに針を刺す行為は
とても刺激的だった。
そんな私が18年経過して、実際に自分が鍼灸の治療を
受けるとは?
30代までの私の辞書には「肩こり」の文字は無かった。
それが、何の因果か?40歳になって、年々私の肩こりの
強さと、痛みはドンドン増加していった。
最近では、海外に行くと必ずスパかマッサージの店に行き
(健全なお店です!)
学会等でホテルに宿泊すると部屋にマッサージの人に
必ず来てもらう。(健全なマッサージです!)
そんなひどい肩こり持ちの私にして、今回の肩こりは
史上最強であった。
漬物石が両肩の上に乗っかっている感じ!!
言わば最悪ってこと。
妻に紹介された治療院は、とても狭く、
決しておしゃれでは無かった。
診療室の奥に高圧蒸気滅菌装置「オートクレーブ」を見つけて
消毒面の不安は解消された。
私の肩こりの話を聞いて、院長先生の針治療が始まった。
昔、へたくそ同士がお互いにやり合った針は凄く痛かった。
しかし、さすがにプロの針はほとんど痛みが無い!
(髭脱毛のレーザーの方が100倍は痛い!!)
肩、頭、顔面まで先生は針を刺しまくった。
「針治療は、針治療は、
私にとってやはり異次元の体験だった!!」
不思議なことに、あれほどひどかった私の肩こりは
凄く楽になった。
院長先生には本当に感謝!!
「でも先生、今度はもっと痛くてグリグリしたやつをお願いします!!」
「お灸をすえてもらったらもう最高!!」
投稿者 nakano : 2009年09月11日 23:33